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ゼルダの伝説 風のタクト エンディング


 ※主人公の名前は、自由に設定出来ますが、リンクにしております。

 ★ガノン城にて、第2形態となったBOSSガノンドロフの脳天に
 マスターソードを突き刺して、死闘を制したリンク・・・


 ガノン「フ・・・フフ 風が・・・ 吹いて・・おる・・」

 ガノンドロフの頭に、マスターソードを刺したまま、その場を離れるリンク。
 その途端、ガノンドロフは岩のような物質に姿を変えた。

 ゼルダ「リンク!!」

 戦いの疲れで、よろけるリンクをゼルダ姫が支える。
 そして、戦いを見守っていたハイラル国王が二人に近づき語りだす・・・

 国王「我が子らよ・・・聞いてくれ」
   「私は過去を悔い 過去と向き合って 生きてきた」
   「もう一度、やり直せれば・・・ありし日の王国のことを考えない日はなかった」
   「私は、この地ハイラルに縛られていた」
   「その意味では、ガノンドロフと私は同じなのだ」
   「だが・・・」
   「お前たちには、前をむいて生きて欲しいのだ」
   「なにも無いかもしれない・・・」
   「それでも、その先を見つめて歩いて欲しいのだ」

 しばらく3人向き合い、沈黙が続く・・・

 国王「さらばだ・・・」
   「私たち大人は、お前たちにこんな世界しか残すことができなかった」
   「ゆるしておくれ」

 考えこむゼルダ姫・・・

 ゼルダ「あ、あのさ!」
    「一緒に、一緒にさがせばいいんだよ!」
    「そうだよ!船はあるんだ!きっと見つかるさ!」
    「ハイラルになる大地がさ!」
    「だから・・・」
  
 泣き出しそうな顔で、国王を見つめるゼルダ姫・・・

 国王「・・・・・・」

 やさしく微笑み、語りだすハイラル国王・・・

 国王「ああ、だが、そこは、ハイラルではない」
   「お前たちの国だ!!」


 突如、水に覆われるガノン城。
 リンクとゼルダ姫は、全身を空気に包まれてゆっくりと上っていく。
 この地に残るハイラル国王と、最後に握手をしようと手を伸ばすリンクだが、とどかなかった。
 そして、ハイラル国王とガノンドロフは水にのまれてしまう・・・

 ガノン「我、種子を放てり・・・」

 次回作へ続くであろう、思わせぶりなセリフを放つガノンドロフ・・・


 やがて、リンクとゼルダ姫は海上へと姿を現す。
 ゼルダ姫はテトラに戻っていた・・・

 そこへ、海賊船に乗った仲間や妹のアリル、コモリがやってきて、
 笑顔で手を振るリンクとテトラ・・・



 ★STAFF CREDITS



 ・・・やがて、どれだけ月日が経ったか分からないが、リンクは赤獅子の王に乗り、テトラ達は海賊船に乗って
 それぞれ、プロロ島をあとにしようとしていた・・・

 テトラ「出帆!!」
    「舵は、そのまま!!」
    「行き先は
     風がおしえてくれるよ!」

 赤獅子の王と海賊船は動き出し、リンクに手を振る妹のアリル。
 リンクとテトラは、それぞれの思いを胸に大海原へと旅立ったのだった・・・。
 


       THE END

 -THE LEGEND OF ZELDA-

 

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