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*主人公の名前はセレスにしています。

セレス:ソグラン?!生きてたの?
バート:いや、あいつは死んでいる。アンデッドになっているんだ。
ソグランゾンビ:……うっ、それは「竜の神像」?まだそれが残っていたのか?う、ぐふっ、壊してやる。殺してやる!!

*ミルリーフと戦う

>神像から白い光があふれ出す。その光は大きく膨れ上がりながら、白い光のドラゴンになった。
>セレスたちの真上で、ミルリーフと光のドラゴンは凄まじい戦いを繰り広げた。

ソグランゾンビ:「神狩りの竜」であっても、ミルリーフ様を倒すことはできない。神の魂がある限り、肉体は何度でも復活する。
セレス:赤い宝石……それが「魂」なの!
ソグランゾンビ:いでよ、神のしもべたちよ!!

>ソグランの手から、赤い宝石が転がり出た。
ルークス:それを壊すんだ!
プラム:えいっ!
>赤い宝石を踏み潰した。
>ミルリーフは光のドラゴンのブレスに焼かれた!

バラム:神殿が……いや、この島自体が崩れるぞ。早く逃げるんじゃ!!

バグナン:セレス、無事だったか!
セレス:急いで船を出して!島が沈むわ!
バグナン:なんだって?みんな、早く船に乗れ!出発だ!

*光のドラゴンが島を体当たりで壊し、島は海に沈む。

バグナン:終わったな……。
セレス:……ええ。
バグナン:さあ、オランへ帰って酒盛りだっ!

*オランの港

バグナン:さあ、下りよう。

*そこにナイトシェードたちも下りてくる。

バグナン:お前ら、誰だ?!
カインズ:ほい、どいてくれよ。
ナイトシェード:はぁい。宝の山とまではいかなかったけど、掘り出し物はあったよ。じゃあな。
マーディ:そうそう、これ、落ちてたから、いただいてゆくわねぇ〜。
プラム:それは「神像」?!ねぇ、それは……。
バラム:結果をマナ・ライ導師に知らせに行こうか。

*魔法使いギルドにて
マナ・ライ:よくやってくれた。本当に、ご苦労だった。この働きに見合うだけの富と名誉を約束しよう。
セレス:みんな。これからどうするの?
バート:オレ……わたしは剣の腕を磨き、この街と国のために働きたいと思います。
マナ・ライ:ではこの街の冒険者の店で、これからくる若い冒険者達を指導してやってくれぬか?君ならできるだろう。
ルークス:オレは今のままで構わないさ。
マナ・ライ:いや、ぜひやってもらいたいことがある。今盗賊ギルドでは、古い考えを持つ盗賊たちと、「スカウト」と名乗る、新しい考えを持つ者達との間で、対立が起ころうとしている。その溝を埋め、ギルドを動かす力が必要なのだ。君に頼みたいのだ。
バラム:わたしはマイリー神殿にて、神に仕えたく思います。
マナ・ライ:では、司祭長への手紙を渡そう。よい神官になってくれ。
プラム:私は勉強がしてみたいです。グラスランナーがこんなことを言うのは、おかしいですか?
マナ・ライ:いや、学ぼうとする気持ちは大切なものだ。よき賢者を紹介しよう。多くの知識を学んでくれ。さあ、わしたちと共に城へゆこう。我らが王が、英雄たちを待っておられる。

>こうして、一つの物語は終わった。
 英雄は、多くの富と名誉を手にした。
 人々は、彼らを褒め称え、子へ、孫へと語り伝えるだろう。
 そして、冒険者は豊かで平和な日々を手に入れるのだ。
 しかし、冒険者は再び鎧をまとい、剣を持ち、死と恐怖の待つあてどない旅へ向かう。
 なぜ?
 なぜなら、冒険者にとって、最高の宝とは、冒険の旅そのものなのだから。
 いつか、再び旅立つときまで、永遠の冒険者よ、しばしの休息を。

 THE END

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