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ヴィンデル「ぐおおっ!
このツヴァイザーゲインが・・・!?

かくなる上は・・・次元転移で・・・」

アクセル「それを待っていたぞッ!
ヴィンデルッ!

・・・今だ!」

(主人公機、ツヴァイザーゲインに取りつき)

ヴィンデル「アクセル! 何を・・・!
ぬうううっ!」

アクセル「もう自爆装置はなくなったが・・・
お前の機体をその代わりにさせてもらう!」

ヴィンデル「アクセル! お前は・・・!」

アクセル「ツヴァイは、そのものが
次元転移弾のようなものだ。

その威力ならば・・・!
みんな! 10秒以内に離脱しろっ!

阻止限界点付近まで下がれえっ!」

(主人公機、ツヴァイザーゲインをアクシズへ導く)

ヴィンデル「やめろ、アクセル・・・!」

ブライト「約束通り、
あの機体を落としたが・・・!?」

バニング「やつは何をするつもりだ?」

プロスペクター「これは・・・
まさかとは思いますが・・・」

ルリ「敵大型メカ、エネルギー増大」

イネス「・・・考えたくないけど・・・
これはおそらく・・・」

クワトロ「自爆か!?」

万丈「そうか・・・! ジャブローに
仕掛けられた爆弾は確か・・・!」

アムロ「次元転移弾・・・!」

一矢「まさか、その衝撃でアクシズを!?」

豹馬「冗談だろ!」

デューク「死ぬつもりなのか!?
戻れ、アクセルくん! 戻るんだ!」

アキト「なんでだよ!
なんで一言も言わずに・・・!」

リョーコ「かっこつけてるんじゃねえっ!」

ヒカル「そうだよ!」

イズミ「他に・・・方法がある?」

鉄也「む・・・」

甲児「う・・・
た、確かに、ここまで来たら・・・」

アクセル「・・・そういうことだ。
さがってくれ。

もう、みんなの仕事は終わった。
・・・あとは・・・俺が落とし前をつける」

リョウ「一斉攻撃でアクシズを破壊できない
のか!?」

勝平「ここにいる全ロボットが
真・ゲッターなみのパワーがあるなら

別だけどさ!」

ケーン「そうもいかねえ・・・!」

ヒイロ「それに時間もあるまい」

ドモン「そうか、一瞬でパワーを出し切れると
したら・・・」

シロー「次元転移弾の威力を使うしかない
というのか!」

ジュドー「アクセルさんよ、そりゃねえよ!」

カミーユ「じゃあ・・・はじめから・・・」

コウ「はじめから・・・そのつもりで!?」

ユリカ「アクセルさんっ! ダメぇっ!」

アクセル「この世界に・・・
俺の居場所はない。

・・・じゃあな」



(場面転換:南原コネクション 管制室)

四谷「お前たち・・・よく戻ってきた」

豹馬「よせやい、おっちゃん」

ちずる「まるで私たちが戻って来れないと
思ってたみたいじゃない」

ジョルジュ「確かに・・・
大変な状態でしたからね」

四谷「はっはっは。
シャッフル同盟の皆さんがついているので、

安心して見ておったがな」

サイ・サイシー「まったく、お世辞がうまいね」

小介「でも、ほんとのことですから」

チボデー「俺たちの力だけじゃねえ、
みんなの力さ」

四谷「ところで・・・
東方不敗、マスターアジアは?」

ドモン「・・・・・・」

四谷「そうか。・・・いや、あの男ほど地球の
ことを思っていた者はいなかったかもしれん。

・・・酒でも酌み交わしたかったが」

ドモン「だが師匠は、俺の心に大切なものを
たくさん残してくれた」

アルゴ「それを守っていかねばな」

十三「そんときはまた協力するで」

四谷「師弟ともども、また相談に乗るぞい」

ドモン「フッ・・・ああ、頼む」

ロペット「博士! ミツカリマシタ!
ミツカリマシタ! ナデシコカラ連絡!」

大作「おお、見つかったと!?」

レイン「みんな!」

豹馬「よっしゃ、行こうぜ!」


(場面転換:トリントン基地 一室)

バニング「本当にいいのか、お前たち。
あとで何を言っても無駄だぞ?」

ケーン「まあ・・・決めたことだし」

ライト「案外あってるかもね」

タップ「それに、いざという時、
俺たちがいないと困るでしょ?

とか言ってみたりして」

リンダ「ケーン」

ケーン「そんな顔するなよ、リンダ。
それに戦いが起こらなきゃ、楽でいいしさ」

バニング「その時は俺が訓練してやるから
心配するな」

ライト「あら」

タップ「やっぱ・・・抜けた方がよかったかも」

シロー「そんなこと言うなよ。あとはまかせる」

ケーン「アマダ少尉・・・ほんとに?」

シロー「ああ。アイナと・・・
静かに暮らそうと思う」

アイナ「・・・シロー」

バニング「俺に止める権利はないが・・・
いいのか?」

シロー「はい。・・・別に二度と軍に関わり
たくないと言っているわけじゃありません。

もし愛する人を守らなければならない時が
来たら・・・また、ガンダムの元へ戻って

くるかもしれません」

タップ「最後の最後まで
純愛一直線だねえ、少尉は」

ライト「ナデシコの艦長お姉ちゃんも
そういうとこ見習わないとな」

アイナ「その艦長から連絡がありましたよ、
みなさん」

リンダ「連絡?」

アイナ「見つかったそうです・・・!」

シロー「本当かい!? アイナ」

ケーン「じゃあ騎兵隊でお迎えに上がり
ますか!」


(場面転換:プリベンター本部 司令室)

レディ「地球各地で、軍も協力しての
再建が始まっています」

リリーナ「軍隊は、敵を作り、戦うものばかり
ではないことを、

シャドウミラー隊もわかっていれば・・・」

レディ「連邦政府高官たちの動向を調べて
みましたところ、和平に積極的な人たちが

増えています」

リリーナ「みんな、戦いに疲れているのです。
これを機に・・・月や各コロニー、

小バームとの和平を進めなければ」

万丈「やることは山積みか。やれやれ」

ノイン「そうだな。
・・・お前たち、これからどうするんだ?」

ヒイロ「・・・・・・」

リリーナ「ヒイロ・・・」

五飛「俺はプリベンターで仕事をすることに
した」

カトル「ボクも協力させてもらうつもりです」

デュオ「戦争も終わったってのに、真面目
だねえ。俺は・・・ジャンク屋でもやるさ。

ま、なんかあったら、副業で工作員の仕事も
してやってもかまわねえけどよ」

トロワ「俺はサーカスに戻る」

ヒイロ「・・・・・・」

リリーナ「ヒイロ、あなたは?」

ヒイロ「・・・・・・」

ゼクス「考えていないなら、私と来い、
ヒイロ・ユイ。

私はプリベンターを抜け・・・
ノインと共に火星の複興にあたるつもりだ」

リリーナ「お兄さま・・・」

ヒイロ「・・・考えておく」

千代錦「ワンワン!」

万丈「おっと・・・千代錦?
ということは・・・」

勝平「よお! そういうこと。神ファミリー、
これからじっちゃんたちの元へ帰るぜ」

恵子「お世話になりました」

レディ「いいえ、こちらこそ。
あなたたちの活躍、忘れないわ」

宇宙太「いいってことよ。
俺たちも無事に家に帰れるんだしよ」

勝平「家か。そういえば、母ちゃんの作って
くれたメシなんて全然食ってねえな」

へっ、どうした。戦争が終わって、
お母ちゃんが恋しくなったのかよ、勝平」

勝平「なんだと、てめえじゃあるめえし!」

恵子「もう、二人ともやめなさいよ」

ギャリソン「けれども、戦いというものは
お二人のケンカくらいのスケールが、

一番よろしいのかもしれませんな」

万丈「同感だ」

ビューティ「仲直りも簡単だしね」

レイカ「ちょっと、今ナデシコから連絡が
入ったわ! ・・・見つかったって!」

万丈「お! それはめでたいね。
・・・じゃあみんな、行こうか!」


(場面転換:ネルガル重工 会長室)

アカツキ「やれやれ、いろいろあったけど、
とりあえず地球圏の危機は去ったわけだ。

まあボクは和平だ、なんだというよりも、
木連の方が気になるけどね」

エリナ「このまま敵対するか、うまく
立ち回って彼らの技術を手にいれるか」

プロスペクター「ゴホン。あの・・・会長?
TV、ご覧になりましたか?」

アカツキ「ん? 何かあるのかい?」

プロスペクター「では、スイッチオン!」

リリーナ「・・・という経過を得まして、
我々地球連邦政府と

木星圏・ガニメデ・カリスト・エウロパ・及び
他衛星小惑星国家間反地球

同連合体は和平条約を調印することに
合意しました」

源八郎「ついては、同じく和平条約を結ぶ
小バームを交えて詳しい内容を

つのると共に・・・」

アカツキ「なにィィィィィッ!?」

プロスペクター「木連内でクーデターが
ございまして・・・

たしか『熱血クーデター』とか。・・・それで、
和平派が勝利をおさめたようでして」

エリナ「和平の・・・実現・・・!?」

プロスペクター「和平には、月やコロニーも
交えるという話ですから、もはや、

ボゾンジャンプをはじめとする火星古代文明
のネルガル独占は不可能かと・・・」

イネス「それに遺跡ユニットは、いまだに
行方不明・・・

太陽にでも入っちゃったかしら?」

エリナ「そんな!」

アカツキ「なんてこったい・・・
やってくれるじゃないか・・・」

プロスペクター「それと、マスコミの方々が
ロビーに殺到しています。

例の木連のスキャンダルに伴う、
軍との癒着について会見を望むと・・・」

アカツキ「はぁ!?」

エリナ「な、なんでネルガルにだけ?」

プロスペクター「ネルガルだけじゃありません。
アナハイムにもです。

例のガンダム試作2号機の件で向こうも
大変らしいですよ」

(電話、着信)

エリナ「はい、会長室。
え!? ええ!!?? ・・・か、会長!」

アカツキ「今度はなんだ!?」

エリナ「アナハイムのオサリバン常務が・・・
自害したそうです」

アカツキ「嘘ぉ!?」

プロスペクター「いろいろと・・・
余罪が出てきたのかもしれませんねえ。

さて・・・こうなると、うちへの風あたりが
強くなりますな」

エリナ「ど、どうします?」

プロスペクター「遺書、用意しましょうか?」

アカツキ「いらん!
このまま負けてたまるか!!」

イネス「ま、話もまとまったようだし、
見つかったって話だし・・・

良しとしましょうか」

アカツキ「ん? なんの話だ?」

イネス「見つかったのよ」

エリナ「遺跡のユニットが!?」

イネス「残念、不正解。
もっといいものよ」


(場面転換:早乙女研究所 管制室)

リョウ「博士!」

早乙女「おお、リョウくん、ハヤトくん、
ベンケイくんも。

・・・よかった、アクシズが迫ってきた時は
気が気でなかったぞ」

リョウ「そう簡単に、悪党どものいいようには
させません」

ムサシ「そういうこった」

ハヤト「・・・払った犠牲は小さくはないが、
な」

甲児「・・・あいつか」

鉄也「・・・どうなんだ? 奴は?」

さやか「まだ連絡はないわ。
・・・もしかしたら・・・」

甲児「縁起でもないこと言うなっていってる
だろ、さやかさん!

大介さんと同じ・・・
信じていれば、必ずあいつは帰ってくる!」

早乙女「・・・そうじゃな。
ん? その大介くん・・・

デューク・フリードの姿が見えないようだが?」

ジュン「大介さんは小バームへ向かいました」

ベンケイ「小バーム?」

鉄也「同じ異星人として、小バームの
復興を手伝っている。あの人らしい」

リョウ「竜崎くんや、ボルテスチームも行って
いるという話だが?」

ボス「一矢の野郎は当然だわさ。
ボルテスチームは、そのままボアザン星の

解散に向かうとか言ってたぜ?」

甲児「ボアザン星か。・・・木連ともうまく
いったって話だし・・・こうやって、

宇宙のみんなが仲良くなれればいいのにな」

リョウ「なっていくんだ、甲児くん。
ゲッターを戦争に使うのは・・・

これで最後にしたい」

ミチル「みんな!
よかった、ここに集まっていたのね」

ハヤト「どうしたい? ミチルさん」

ミチル「見つかったのよ!」

鉄也「おお・・・!」

甲児「よし、すぐに行こうぜ!」

リョウ「よし、この戦争・・・
真・ゲッターの最後の仕事は

人命救助だ! 行こう・・・!」


(場面転換:小バーム星)

ナナ「いよいよ、小バームの和平会談ね」

一矢「ああ、俺も地球連邦代表の
護衛として、ダイモスで行くつもりだ」

京四郎「まさか本当に和平まで、こぎつけら
れるとはな」

日吉「た、大変だよぉっ!
和平会談が・・・延期だって!」

一矢「なんだって!?」

大介「まさか・・・
地球連邦がバームを・・・」

エリカ「ご心配には及びません」

めぐみ「エリカさん!
でも、日吉が延期だって・・・」

エリカ「地球連邦と、木連の和平が
成立したのです」

一平「ひゅうっ! 本当かよ、女王さま?」

マリア「でも、こっちの和平が伸びた
理由は?」

エリカ「詳しい条項の詰めをしなければ
なりません。そのための延期です」

京四郎「木連の和平締結ねえ。
大丈夫なのか?

以前はそれで、だまし討ち食ったって話じゃ
ねえか」

エリカ「今回の和平は、クーデターによる
政権交代の末に結ばれたもののようです」

大次郎「クーデター!?」

大介「では勝ったのは・・・」

健一「和平派ということなのか?」

エリカ「そうです」

一矢「すごい・・・じゃあ俺たちの戦いは
無駄じゃなかったんだ」

大介「正しい心が間違った考えを正した
んだ。・・・そう、こうじゃなくちゃいけない」

大次郎「あんさん!」

健一「ああ。次はボアザン星だ・・・!
お父さんと共に・・・

必ず成し遂げてみせる!」

日吉「うんっ!」

エリカ「もう一つ、喜ばしいお知らせが
あります」

ナナ「え?」

エリカ「・・・安否が・・・
確認されました・・・!」

一矢「本当かっ!? エリカ!」

エリカ「嘘をつく必要なんてないわ、
一矢・・・!」

大介「よし・・・みんな、行くぞ!」


(場面転換:フォン・ブラウン)

ジュドー「さてと・・・
じゃ、戻るか、ルー」

ルー「そうね。
新しく資源船も出るみたいだし」

ケーラ「行っちまうのかい?」

ジュドー「ああ。木連も協力してくれる
らしいし、小バームも近くにある。

前にくらべりゃ寂しくもなんともないさ」

プル「ジュドー! 私も連れてってよぉ!」

プルツー「私もな」

ジュドー「わかったよ。
ただ・・・みんなに会いたいよ!

なんて泣いたら承知しないぞ」

コウ「アムロ大尉は君たちのことを気にして
いた。力になってあげたらどうだい?」

ジュドー「ニュータイプとして、か。
・・・やめとくよ。期待をかけられても、

俺は自分が優れたニュータイプだなんて
自覚はないしさ。俺は俺だもん」

ルー「そういうこと」

コウ「ニュータイプ・・・よくわからないけど、
もしそうだったら俺とガトーも

わかりあえたんだろうか?」

ジュドー「・・・ん〜、どうだろ。
自分の信じるもののために戦っていたなら、

俺は関係ないと思う。
ウラキさんもソロモンの悪夢もさ」

ニナ「それすら越えられたら・・・
真のニュータイプってやつなのかもね」

ジュドー「ニナさん」

コウ「ニナ・・・」

ガトーとコウ・・・似ていたのかもね。
だから、ぶつかり合わなければならなかった」

コウ「ニナ・・・俺は・・・」

ルー「・・・おいとましましょうか、ジュドー」

ジュドー「名案だ。
修羅場っちゃっても困るしな」

ニナ「なに言ってるの! あなたたち!
・・・そうだ、木星圏に旅立つ前に・・・

寄り道していかない?」

ケーラ「寄り道?」

ニナ「見つかったのよ・・・!」

コウ「え!?」


(場面転換:ラー・カイラム ブリッジ)

ブライト「地球圏も・・・
ようやく落ち着いたな」

アムロ「ああ、バームや木連・・・
和平は着実に進んでいる」

カミーユ「再び戦いに戻ったかいがありました」

ファ「・・・カミーユ、少し休みましょう」

アムロ「そうだ、カミーユ。
・・・この際、ゆっくりと休養するべきだ」

ファ「フォウさんも・・・休ませてあげなきゃ」

クワトロ「いつまた、このような状況になるか
わからん」

カミーユ「・・・それを望んでいるんですか?
・・・シャア・アズナブル」

クワトロ「さて、な。
それに私はクワトロ・バジーナだ。

シャアが何を考えているかは知らん」

カミーユ「ずるい答え・・・ですね」

クワトロ「少なくとも、今はその時ではない
のでな」

アムロ「・・・・・・」

ララァ(・・・大佐)

アムロ(ん・・・ララァ・・・?)

ブライト「なにか思うところがあるようだが
・・・ん?」

(通信が入る)

ユリカ「ブライト艦長!」

ブライト「ミスマル艦長か。どうした?
・・・む、もしや?」

ユリカ「はい、見つかりましたっ!」


(場面転換:宇宙マップ、主人公機が出現)

アクセル「・・・・・・」

アクセル「・・・う・・・?」

アクセル「ここは・・・?」

アクセル「モニターは・・・
一応、生きてるか。

・・・アシュセイヴァー、
思ったより丈夫だったらしい・・・」

アクセル「システムの再起動・・・無理か。
手動での脱出は・・・ダメだ、

装甲がひしゃげて・・・ひっかかっている。
・・・フッ、出れたからといって、

どうなるわけでもないか」

アクセル「・・・静かだ。宇宙はこれくらい
静かな方がいいのかもしれん。

・・・レモン、静寂が日常である世界・・・
案外悪くはないようだ」

アクセル「酸素残量は・・・
あと20分弱・・・。

それまでは生きていられるか。
シャドウミラー隊は全滅・・・

残った俺がいなくなれば・・・すべて終わる」

アクセル「終わる時は・・・まともな
死に方をするとは思っていなかったが・・・

ヴィンデル、レモン・・・
俺はぜいたく者だな」

???「そんなに簡単に終わられても
困ります!」

アクセル「なに・・・!?」

(ナデシコ、出現)

ユリカ「ね、アクセルさん!」

アクセル「ナデシコ・・・ユリカ艦長・・・」

(エステバリス隊、出現)

リョーコ「暴れるだけ暴れといて、さっさと
おさらばしようなんざ甘えんだよ」

ヒカル「そーそ」

イズミ「あま〜」

アキト「これからが大変なんだ。
壊すよりも、創って、守っていく方が

何倍も、何倍もさ」

ユリカ「そう! アキトとの幸せな家庭を
作るのは、らっくちんですけど」

アキト「なに言ってんだ、ユリカ、おまえ!」

アクセル「・・・あの〜」

(コンバトラーV、出現)

十三「まったく。救助に来た奴、
置いてきぼりにしてどないすんのや」

ちずる「ユリカ艦長、最後までこうね」

アクセル「コン・バトラーV・・・!」

豹馬「アクセル、勝手に覚悟決めてんじゃ
ねえよ。覚悟決める時ってのはよぉ・・・」

(ゴッドガンダム、出現)

ドモン「・・・絶対に勝たねばならん勝負を
する時だけだ」

小介「おっとと、言われちゃいましたね、
豹馬さん」

豹馬「ちぇっ」

(ガンダム・マックスター、ドラゴンガンダム、ガンダムローズ、ボルトガンダム出現)

アルゴ「そういうことだ」

サイ・サイシー「でもドモンの兄貴は、なんでも
命かけちゃうからなあ」

チボデー「違いねえ。暑苦しいジャパニーズ
ばっかりだったが、ドモンは特にだな」

ジョルジュ「ロンド・ベル隊の構成員は
半分以上が日本人ですけどね」

アクセル「・・・・・・」

ユリカ(私よりも、むしろ置いてきぼりに
なってる気が・・・)

ルリ「バカ」

(ガンダムEz8、D-1、D-2、D-3出現)

シロー「アクセル!」

タップ「いたいた。しぶといね、おたくも」

ライト「そう簡単に腐れ縁は切れないって
ことよ」

アクセル「アマダ少尉!
それにDチーム!?」

メグミ「たしかに日本人、暑苦しいかもしれま
せんね」

ミナト「正確にはアツアツな人ひとりに、
暑苦しい3人だけどね」

ケーン「なんだ? なんの話?」

(ダイターン3、ザンボット3出現)

万丈「さんざんな言われようだね。
僕のような、さわやかな快男児も

いるってのに」

勝平「自分で言うなっての」

神ファミリーに・・・
噂の破嵐万丈か」

万丈「ほらね。噂の、だろ?」

宇宙太「初対面の時、さんざん言ってた
だけじゃん」

恵子「快男児と関係ないし」

(ウィングガンダムゼロカスタム、ガンダムデスサイズヘルカスタム、ガンダムヘビーアームズカスタム、ガンダムサンドロックカスタム、アルトロンガンダムカスタム出現)

カトル「元気そうですね。よかった」

アクセル「おかげさまでな。・・・このまま
静かに終わるつもりだったが・・・

まわりの方が騒がしくなってきやがった」

トロワ「終わらせることは可能だ」

デュオ「おめえのしゃべりは冗談になって
ねえんだよ」

アクセル「フ・・・
見たら死ぬんじゃなかったか? 死神は」

デュオ「いけね」

五飛「それだけの口がきければ問題あるまい」

ヒイロ「救助活動に入ってもいいのか?」

アクセル「・・・考えてる」

ヒイロ「・・・了解した。
時間がないはずだ、早く決めろ」

(マジンガーZ、真ゲッター1、グレートマジンガー出現)

甲児「ずいぶん集まってるな」

鉄也「ケガ人ひとりを拾うのに、
大仰な話だ」

ハヤト「まったくだ」

アクセル「ひどい言われようだ。
・・・そう思うがな、こいつは」

リョウ「もっと胸をはれ、アクセルくん。
・・・君がいたから、

アクシズは落下軌道から、それたんだ」

ベンケイ「そういうこと」

(ダイモス、出現)

一矢「そうだ。自分がしたことに・・・
負い目でもあるのか?」

ドモン「竜崎、遅いな」

一矢「これでも全速力さ」

(ボルテスV、グレンダイザー出現)

健一「そういうこと。
バーム星からだからな」

一平「復興作業を中断して飛んできたん
だぜ? そう言うなよ」

ユリカ「進んでますか?」

デューク「ああ。みんな手を取り合って
がんばっている。

・・・アクセルくん、なぜ君は・・・
死に急ごうとする?」

アクセル「ここまで混乱させたのは俺たち
・・・シャドウミラーだ。

そして俺も・・・世界の混乱を、闘争を
日常とする世界を望んだ男だ」

(ZZガンダム、試作ガンダム3号機出現)

ジュドー「おっとごめんよ!
・・・アクセルさんさ、

そりゃ間違ってない?」

デューク「今まで考えていたことが間違って
いた・・・それを認めたからこそ、

君は僕たちと戦ってくれたのではないのか?」

コウ「自分が信じる道に殉じる男
だっている。ガトーはそうだった。

だけど、アクセルくん、
君はそうじゃない・・・!」

アクセル「・・・・・・」

一矢「リヒテルはその上で・・・
俺たちに未来の可能性を残すために・・・

命を投げ出した。だが君は・・・
俺たちの・・・地球の未来のために命を

かけ、残った自分の可能性を自分自身の
手で消そうというのか?

・・・俺はそんなのは許さない!」

アクセル「竜崎・・・」

(ラー・カイラム、出現)

ブライト「話は・・・ついたか?」

ユリカ「ブライト艦長!」

アクセル「ブライト艦長、俺は・・・」

(νガンダム、百式、Zガンダム出現)

アムロ「なにを悩む?
そんな必要はないじゃないか」

カミーユ「人間はもっとわかり合える。
その機会を自分から放棄しちゃいけない」

アクセル「・・・・・・」

クワトロ「もし、自分の心変わりを心配して
いるのなら・・・心配するな。

ここにいる者たちが止めてくれる」

甲児「そういうこった。束になって止めに
いくからよ、首洗って待ってろって」

ルリ「使い方がおかしくありませんか?」

ユリカ「まあまあ。
・・・ね! アクセルさん!」

アクセル「・・・フッ、そうだな。
おしゃべりにつきあってたら、

いよいよ酸素残量がまずい。
宇宙で溺れる前に・・・

引き上げてくれないか?」

ブライト「よし、アシュセイヴァーを
回収! 帰還する!」

アクセル「もう少し・・・
もう少し、がんばってみるさ。

レモン・・・この愛すべき、お人好したちが
支える世界で、な」

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