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ホワイトサッキー:頭が……頭が……痛い!誰か……助けて……誰か助けて!ここは……どこ?なんだか暖かい……。とても懐かしいところ。

>時の老人がやってくる

時の老人:ようやく会えたようじゃな。これでわしも一安心じゃ。
ホワイトサッキー:あっ……。
時の老人:久しぶりじゃの。わしのこと、覚えておるかの?
ホワイトサッキー:あっ……あなたは……。
時の老人:どうやら思い出してくれたようじゃな。
ホワイトサッキー:ええ……主人公さん。あなたが助けてくれたのね。ありがとう。
時の老人:この子はお前さんと同じ、地球に住む子供なのじゃ。但し、お前が住む時代よりもっと未来に生まれた子じゃがな。
主人公:!?……!!
時の老人:そうじゃ。もともとこの世界はこの子の空想によって生まれたのじゃ。この子が現実世界でスクスク育っているときは、こっちの世界も上手くいっておった。わしとこの子も大の仲良しじゃった。じゃが……この子は色々と辛い想いをするようになり、現実世界で我慢すればするほどタイムネットの世界は荒れていった。遂にこの子の苦しみの化身モンスターザッキが現れ時の柱を破壊してしまった。時間なんか止まってしまえ、というホワイトサッキーの悲しみがモンスターザッキとなって、こっちの世界で暴れだしたんじゃ……。……そして遂にタイムネット世界は二つの時間軸に裂けてしまった。わしがお前さんを選んだのは、バトルとモンスター集めの才能だけではないのじゃ。お前さんならホワイトサッキーの気持ちをわかってやれる。苦しみから救ってやれる。そう信じてのことなんじゃ。ほれ、お前さんのお陰で時の柱が……。
*:トキノハシラガカンセイシマス
*:タイムネットノセカイガフタタビウゴキダシマス

*:時の柱が力を取り戻した!

ホワイトサッキー:私気が付いたわ。未来が怖いのはみんな一緒なのね。何が起こるのか判らないんだから。でも未来は自分の行動次第で変わる……自分で選んで作るものなんだわ。もう……怖くない。なんだか長い夢を見ていたみたい。

>塔が揺れる

時の老人:おっ……慌てるな。これは時間が元に戻っているのじゃ。二つの時間が再びゆっくり重なる……。ホワイトサッキーよ、そろそろキミの夢は醒めるようじゃ。戻ったほうがいい。起きる時間になる。
ホワイトサッキー:もうお別れなの?
時の老人:元気で頑張るんじゃぞ。そして主人公、お前さんもよく頑張ってくれた。改めて礼を言うぞ。さあ、お前さんももとの世界に帰るんじゃ。

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