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※リュートの家にて

トリニティからの使者「ごめんください。リュート殿は御帰りになっておられませんか?」
リュートの母「うちのバカ息子かい?帰ってないよ。」
トリニティからの使者「はー、ここにもいないとなると、どこを探したらいいんだ・・・」
リュートの母「用が終わったんなら帰っとくれ。」

※トリニティからの使者が帰る

リュートの母「まったく、誰も彼もあんな阿呆に頼るなんて、どうかしてるよ。」

※隠れていたリュートが出てくる

リュート「母ちゃん!」
リュートの母「さっきからいたのかい?泥棒みたいなまねするんじゃないよ!」
リュート「ごめん。だけど、みんなが俺のこと追っかけ回すんだ。疲れたよ。」
リュートの母「お前も少しは人様の役に立ったってことさ。」
リュート「母ちゃん、出かけるのかい?」
リュートの母「ああ、父ちゃんのお墓にね。父ちゃんの親友だった人が亡くなってね。
その報告だよ。今ごろ向こうで会ってるかもしれないけどね。」
リュート「その人、父ちゃんと仲がよかったんだ。」
リュートの母「ああ。母ちゃんが妬けるくらいに仲のいい二人だったよ。」

※トリニティの使者が入ってくる

トリニティの使者「リュート殿!トリニティ特別顧問会議に御戻り下さい!」
リュート「ゲ、見つかった!」
リュートの母「逃げな、リュート!あんたが顧問なんかやったら世の中破滅だよ。」
リュート「よくわかってるね。母ちゃん、ありがとう!」
 
※リュート逃げる

トリニティの使者「御待ち下さい!!」

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