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これはアセルスが半妖だった場合のエンディングです。


ジーナ「・・・こうして、アセルス様は新たな旅に出ることになりました。」
ジーナの孫「おばあちゃん、もっと聞きたい。」
ジーナの子「そんなにおねだりしちゃおばあちゃんが大変だろう。さあ、あっちで遊びなさい。」
ジーナの孫「は〜い。」

※ジーナの孫が去る。

ジーナ「お前も子供たちの所へお行き。」
ジーナの子「ああ。母さんの永遠の恋人が来るんだね。」
ジーナ「赤くなるようなこと、言わないでおくれ。」

※ジーナの子も去る。イルドゥンが現れる。

ジーナ「イルドゥン様!」
イルドゥン「驚かせてしまったかな、ジーナ。」
ジーナ「いいえ。イルドゥン様も最近はすっかりお優しくなられましたし。」
イルドゥン「君のおかげだよ、ジーナ。君の生きる姿を見続けることで、
自分はこんなにも変わることができた。あのころは、自分から
すべてのことに目も耳も閉ざしていたのだよ。」

※ゾズマが現れる。

ゾズマ「らしくないな、イルドゥン。黒き翼、宵闇の覇者のせりふか?」
イルドゥン「茶化すな、ゾズマ。」
ジーナ「ゾズマ様も、ご機嫌麗しゅう。」
ゾズマ「ジーナも元気だね。」

※白薔薇姫が現れる。

白薔薇姫「ジーナ。」
ジーナ「白薔薇姫様!!御目覚めになられたのですか?」
白薔薇姫「ええ。闇の迷宮に捕らわれていた後遺症もすっかり良くなりました。
あなたもずいぶんと心配して下さったと、うかがったわ。アセルス様から。」
ジーナ「アセルス様は・・・」
イルドゥン「アセルスめ、何をしている。本当に来ないつもりか?」
ゾズマ「こういう時にはっきりしない性格は変わらないね。」
白薔薇姫「大丈夫よ、ジーナ。アセルス様は必ずいらっしゃるわ。」
ジーナ「はい、白薔薇姫様。」

※アセルスが現れる。

ジーナ「アセルス様、よくお出で下さいました。」
アセルス「ジーナ、最近来るのが辛いんだ。君の姿を見ると・・・」
ジーナ「何をおっしゃいます。私は年に一度のご訪問を心待ちに致しております。
いつまでも若々しいアセルス様は、私の青春の日々の証です。
ぜひ、私の最後の日まで、見届けてください。」
アセルス「何を言うんだ。縁起でもない。まだまだ元気じゃないか。」
ジーナ「おかげさまで、今度、ひ孫が産まれますの。」
アセルス「素晴らしいね。私もジーナみたいなおばあちゃんになれたかもしれないのに・・・」
ジーナ「本当はそれが辛いのですねアセルス様。」
アセルス「大丈夫だよ。イルドゥンもいるし、白薔薇も目覚めた。ゾズマは相変わらずだけど。」
ジーナ「アセルス様は良いお仲間に恵まれておりますよ。
皆様方もいつまでもあの日のように輝いて下さいまし。」

※白薔薇姫、零姫、アセルス、金獅子姫、メサルティムの写真がでて終わり。

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