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スーパーマリオサンシャインのエンディング

「ハッハッハッハ〜!! いい湯だな。Jrよ。」

コロナマウンテン上空の巨大な温泉に豪快な声が響いた。
クッパJr「いい湯だね。パパ。」

クッパJr「ママも入りなよ。」
ピーチを母親だと思い込んでいるクッパJr。
ピーチ「わ、わたしは ちょっと・・・。」

その時、マリオはポンプのロケットノズルを使い、ピーチ姫をさらったクッパJrのいる温泉にたどり着いた。

ピーチ「マリオ!!」
ピーチが叫ぶ。

「なに!?マリオ!?」
温泉にはやはりクッパも待ち受けていた。

クッパ「かぞくだんらんの時を邪魔しおって!」

クッパの炎がマリオを襲う。
高熱の温泉につかるクッパにはマリオの攻撃が届かない。
そこで、マリオとポンプは、湯船をひっくり返す事にする。

マリオはポンプのロケットノズルによるスーパージャンプとヒップドロップによって、
湯船を徐々に破壊していく。
その途中、ポンプの声が遠くなっていくのをマリオは気づいた。

ポンプ「やりました・・・ね・・・。」
マリオは湯船をひっくりかえした。

クッパ、クッパJr、マリオはまっさかさまに落ちていく。
しかし、ピーチはパラソルを使い、ゆっくりと降りていく。


ピーチは、ドルビックタウン近くの小島に着陸する。
そこの砂浜にうもれていたマリオは体を起こす。

マリオはいつもと違う感覚だった。
すぐ うしろに手を回すマリオ。
マリオの背にポンプが無かった。

ポンプはマリオのすぐ近くに落ちていた。

マリオはポンプを手にとる。

ポンプは内臓カメラでマリオを認識した。

ポンプ「マリオさん・・・ わたし・・・ お役にたてましたか・・・?」

ポンプは全く動かなくなった。


悲しむマリオ。
ピーチ「見て、マリオ。」

ドルビック島にシャインが戻ってきて、ドルピック島の住人が歓声をあげて大喜びしていた。

船の上でドルピックタウンを眺めているクッパとクッパJr。
クッパは話しにくそうに口を開いた。
クッパ「Jr.よ 聞いてくれ。
    実は ピーチはな・・・」
真実を話そうとするクッパだったが、
クッパjr「あの人 ぼくのママじゃないことは 知ってたよ。」
クッパはその言葉に驚いた。
クッパjr「いつか・・・大きくなって・・・」
そう言ってクッパJrはクッパと目をあわした。
クッパjr「また マリオと 戦いたい!」
クッパはその言葉に喜んだ。
クッパ「ハッハッハッ クッパ一族もあんたいだ!
    でも 今は 休むとしよう。」



その日の夕方。
マリオとピーチは浜辺で夕陽をながめていた。
後を振り返るマリオとピーチ。
キノピオ達が立っていて、マリオの相棒も修理されていた。

ポンプ「バカンスはこれからですね。」

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