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※ラスボスのよしひろ戦前からの会話になります。
2Pだとりきも喋りますが、ここではくにお一人のみにさせて頂きます。

大阪港倉庫内にて・・・

みほ「くにおくん!」

よしひろ「くくくくく 来たな くにお!
     ご苦労さんと 言いたいトコやが
     お前には ここで 消えてもらうでぇ!」

よしひろ「ちょうど 前の 総長みたいにな!」

くにお「初代 総長を どうしたんだ!?」

よしひろ「オレの 邪魔に なるから
     ある場所に 閉じ込めて やったのさ!」

くにお「何てコトを!」

よしひろ「オレは 大阪に 続いて
     東京も 手に 入れる!
     そのためには 総長と お前らには
     いなくなって もらわないと 困るんだよ!」

くにお「それじゃあ・・・」

よしひろ「そうさ・・・
     オレは お前らを 倒すために
     熱血高校に 潜り込んだのさ!」

くにお「くだらねぇな・・・」

よしひろ「何ぃ!?」

くにお「くだらねぇと 言ったんだよ」

よしひろ「お前は 自分の 力で
     人を 動かしたいと 思わないのか?
     自分を バカにする ヤツらを
     見返したいと 思わないのか?」

くにお「誰も ついて 来ない
    サル山の 大将に なってか?」

よしひろ「お前と 話をしても ムダのようだな」

くにお「来いよ よしひろ!」

くにお「きっちり オトシマエをつけてやるぜ!」

よしひろとの戦闘に勝利した後・・・

よしひろ「お前ほどの 力が あれば・・・
     人の 上に 立つコトも 出来るだろうに
     何故 その 力を 使わないんだ」

くにお「人の 上に 立つとか・・・ どうとか
    そんなコトは どうでも いいコトさ・・・」

くにお「ただ 自分のプライドを 自分で
    傷つける ようなコトは しないぜ!」

パトカーのサイレンが鳴り響く・・・

よしひろ「警察が 来たな・・・
     オレの ゲームも これで 終わりか・・・」

みほ「くにおくん ありがとう・・・」

倉庫から出ると、外はもう朝日が昇っていて、大阪同盟の人たちも来ていた。
よしひろに拳銃で撃たれたみほの兄、まさきもすっかり良くなっていた。

まさき「みほ!」

みほ「兄さん」

みほ、まさきの服を拭い泣く。

みほ「・・・無事で 良かった!」

まさき「・・・・・」

まさき「ありがとう くにお!」

おうみ「さすが くにおや!」

さおり「くにおなら
    やってくれると 思うてたで・・・」

いざわ「これで 大阪も 元通りや!」

まさき「今度は オレらが
    大阪を 盛り上げてかな あかんでぇ!」

さおり「残された 連合の 連中も
    協力 してくれる 言うたしな」

いざわ「何か 燃えて きたでぇ!」

まさき「何もかも これからや!
    いくでぇ!」

まさきや同盟の人々、立ち去る。
くにおとみほも歩き出すと、熱血高校の親友達がやって来た。

ひろし「くにおーっ!」

くにお「みんな どうして ここに?」

こうじ「まさきから 聞いたんだ」

くにお「ひろし もう 大丈夫 なのか?」

ひろし「少し いたいけど 平気だよ!」

ひろし「ほら! いてて」

まさ「やっぱり よしひろが?」

げんえい「あいつ・・・
     もとは いいヤツだったのかもな・・・」

こうじ「人の上に 立ちすぎて
    人を 見下して 見るコトしか
    出来なく なっちゃったんだな」

ひろし「もしかすると よしひろが 一番
    可哀そうだったの かもね・・・」

くにお「・・・・・」

再びパトカーのサイレンが鳴り響く・・・

げんえい「いけね!
     早く 逃げないと 警察が 来るぜ!」

こうじ、まさ、げんえい、素早く立ち去る。

ひろし「くにお 行くよ!」

くにお「ああ・・・」

ひろしも立ち去る。

みほ「どうかしたん ですか?」

くにお「ああ・・・」

くにお「もしかすると よしひろは
    もう 一人の オレだったのかもな
    オレも よしひろも 何が 正しくて
    何が 間違いなのか 分からなくて
    足掻いていただけなのかも しれない」

みほ「・・・・・」

みほ「でも・・・
   そうやって ちょっとずつ
   自分の 好きな 大人に 近づければ
   ええんや ないですか?」

くにお「・・・・・ そうだな」

くにお「自分に 何が 出来るのかを
    確かめる ためにも
    ここで とまっているワケには いかねえな」

みほ「・・・・・」

くにお「さあ 皆の 所へ 行こうぜ!」

くにお、みほ、歩き出す。
途中みほが立ち止まる。

みほ「くにおくん!」

くにおも立ち止まる。

みほ「また・・・ 会えますやろ?」

くにお「そうだな・・・」

くにお「また 会えると いいな・・・」

くにお、みほ、再び歩き出す。
最後はスタッフロールと共に、くにおとりきが大阪を巡り歩く。
そして大阪港の朝日を背景に終わる・・・。

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