戻る TOPへ

新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2ndのエンディング (アスカ編)


シンジ「僕はアスカと一緒に残る」
レイ「さようなら……、碇君」

レイが去る。

ケンスケ「碇」
シンジ「ケンスケ……」
ケンスケ「お前はいいやつだな じゃあな! 碇!」

ケンスケも去る。

アスカ「シンジ……」
シンジ「ん?」
アスカ「カッコつけちゃって…… でも、うれしい」

アスカがシンジを抱きしめ、唇を重ねる。

アスカ「最後はシンジとふたりきり。思い出は星の数ね」


そして、遂に旅立ちの日。

アスカ「いよいよ世界に旅立つ日だ」
カヲル「僕はこのまま空港へ行くよ」
トウジ「ワシは家の者と一緒にアメリカへ引っ越す」
ケンスケ「僕はアフリカ大陸へ行く」
レイ「碇君は日本に残るのね」
シンジ「またいつの日か、みんなで会えるといいね」


アスカの旅立つ船上。シンジが別れを惜しんでいる。
シンジに抱きつくアスカ。

アスカ「アンタとも、いよいよお別れか」
シンジ「アスカも元気でね」
アスカ「私のこと、忘れないでね」
シンジ「そんなの僕のことを……」

シンジを抱くアスカの手に、力が入る。

アスカ「シンジ……」
シンジ「じゃあ、行くよ」
アスカ「ダメ……」

出港のアナウンスが流れる。

シンジ「わ、ちょっと待って! 僕は降ります!」

慌てて船を降りようとするシンジだが、アスカは依然、シンジをきつく抱きしめたまま。

そして汽笛が鳴り、船が出港──


シンジ「アスカのせいで降りられなくなったじゃないか!」
アスカ「だって、名残惜しかったんだもん!」
シンジ「とほほ、日本が遠くなっていく」

アスカ「このままふたりでドイツへ行こうか」
シンジ「えー!?」


(終)
inserted by FC2 system