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私立ジャスティス学園・グッドエンディング(その1)
条件:7戦目(雷蔵戦)で1ラウンドでも「愛と友情のツープラトン」でトドメを刺して勝利すると最終戦(雹戦)に進めるので、そこで勝利する

●バツ
(ついにさらわれたバツの母・雫を助け出す)
バツ「母さん、母さん、しっかりしてくれ!」
雫「バツ…父さんを許してあげて…。」
バツ「でも、アイツがジャスティス学園なんか作ったせいで、いろんな奴が、ひどい目にあってんじゃねえか!」
雫「父さんが、日本を支配するために学園を作ったのは確かよ。でも、それは弱い人たちを困らせるためじゃなかったの…。」
雫「父さんは、権力を持った人たちに命令されるだけで、手段を選ばず人を陥れる自分たち忍者の立場にずいぶん悩んでいたの…。」
雫「だから、自分で日本をかえようとしたの…。教育の力で、忍者を必要としない社会にするためにね…。」
バツ「だったら、なぜ、親父は母さんを追い出したんだ?何故オレたちがひどい目にあっても、顔を出さなかったんだ?」
雫「学校を作るという事は、今までの裏の社会から表の社会に出るということ…。」
雫「だから、一族や権力者から命を狙われるようになって…。」
雫「そしてあの人は私たち親子を守るために…。」
雫「でも、もう大丈夫ね…。あなたも立派に育ってくれた…。これからは、父さんの力になってあげてね。」
バツ「わかったよ…。絶対オレが日本を変えてやるぜ!」
 二週間後…
(教室内で、ひなたと恭介がバツに話しかけている)
恭介「おい、バツ、その頭はどうしたんだ?」
バツ「この前のテストの点を見せたらよ、クソ親父にぶん殴られちまったぜ。まったく、母さんはすっかり親父の味方になっちまったし…。」
ひなた「アハハハ、そんなことじゃ、日本を変えるのは遠い先の事になりそうね!」
恭介「まったくだ、ハッハッハ!」

●ひなた
(廊下を歩くひなたとバツ)
バツ「どうしたんだ、ひなた。勝って帰ったのに元気ねえなあ。」
ひなた「だって、わたし…クラスのみんなに"腰抜け"とか"いくじなし"とか、ずいぶんひどい事言っちゃったし…。」
(教室に入ると、クラスメイト達が拳法の特訓をしていた)
全員「いち、にい、いち、にい!」
ひなた「こ、これは、いったいどうなっちゃったの?」
委員長「やあ、ひなたさんじゃない!私たちも、やっと戦うことができそうよ。」
ひなた「えっ…どういうこと?」
委員長「あの時は、あなたの呼びかけを無視してごめんなさい…。私もみんなも、皆みたいに武道をやっているわけじゃないから、怖がっていたのよ。」
委員長「でも、やっぱり私たちもこの学校が好きだから、あれからクラスで相談して、学校のために自分たちで戦う訓練を始めたの。」
委員長「でも、まだまだ足手まといかもしれな…ウッ!」
(ひなた、委員長に抱きつく)
ひなた「ありがとう、委員長、みんな、大好き!」
委員長「アイタタタタタ…!うれしいけど、かんべんしてくれない。今は、全身が筋肉痛なんだから…。」
委員長「げほっ、げほっ!」
ひなた「ご、ごめんなさいっ!」
バツ「ハハハハハハ!」

●恭介
(双子の兄である雹を倒した後)
恭介「に、兄さん…。」
雹「その声は?恭介か…。」
雹「なぜ、厳しい修行を積んだ私がお前に負けたのだ?お前はいったい、どんな修行をしたのだ?」
恭介「僕自身は何も変わってない。何をやっても兄さんに勝てなかった、あのころのままさ。」
恭介「ただ、僕は気づいたんだ。信じ合う心があれば、どんな困難にも打ち勝つことができることにね。」
雹「信じ合う心…か…。何か遠い昔に忘れてきたような気がする…。」
(恭介、雹を抱き起こす)
恭介「兄さん…大丈夫、今からでも遅くはないよ。」
雹「そ、そうだな・・。私もお前たちのように…。」
恭介「そうだよ、必ずできるさ…。これからは一人じゃないんだから…。」

●将馬
(兄・修一をお見舞いに行って)
将馬「兄貴、ごめんよ。オイラが停学にならなければ、兄貴を守れたのに…。」
将馬「兄貴の夢を壊したのはオイラだ!」
修一「気にするな。医者も、時間はかかるが腕は元通りになると言ってくれたからな。」
将馬「本当なのかい、兄貴!」
修一「ああ。だけど、卒業してすぐにプロになるのは間に合わないから、大学からプロを目指すことにするよ。」
修一「そしたら、お前の方がプロでは先輩になるな。」
将馬「冗談はやめてくれよ。こんなチビの万年補欠が、プロなんかになれるわけねえよ!」
修一「お前、この一年で、身長がずいぶん伸びていることに気がついていないのか?」
修一「お前は、野球の力も身長も、まだまだ伸びるさ。そうだな。そのお前の彼女よりも、背が高くなるぞ。」
(将馬、顔を真っ赤にして)
将馬「かっ、彼女って、そそそ、そんなのと違うよ!あ、兄貴、頭打っておかしくなったんじゃねえか?」
ロベルト「おいおい、そんなに顔に出ているようじゃ、ピッチャーに狙い球を知られてしまうぜ。」
修一「あ〜あ、まずあの短気から直さないと、プロ野球どころじゃないな…。」

●夏
夏「悪い奴はやっつけたし、うちの部員も全員退院したし、いや〜、よかったよかった。」
夏「それに…将馬もちょっとかっこ良かったかなあなんて思ったりして…えへへ。」
(夏の後輩たちが現れる)
後輩A「先輩、お久しぶりです!お体、大丈夫でしたか?」
夏「あ、ああ、大丈夫だよ、ありがとう。」
後輩B「でも、先輩の活躍、見てみたかったなあ…とってもすてきだったんでしょうね。」
夏「いや、そんなことないと思うけど…。」
(将馬が通り過ぎてゆく)
将馬「おう、夏じゃねえか!学校の前でナンパしてんじゃねえぞ!」
夏「あんのバカ…!人がちょっとは見直してやったと言うのに…。」
(将馬を追いかける夏)
夏「コラ!将馬、待てぇ〜!もう今日という今日は許さないからね!」
将馬「へへーんだ、お前、足遅くなったんじゃねえのか?」
ロベルト「これじゃ、当分進展しそうにねえな…まあ、あーやってんのがあいつらにはお似合いかもな。」

●ロベルト
(ジャスティス学園を後にする3人。その時にロベルトが腕の痛みを訴える)
ロベルト「あいたたた、くそっ!」
夏「ロベルト、どうしたの?」
ロベルト「どうやら、ちょっと手をやっちまったみたいだ…。」
将馬「うわっ、こりゃちょっとどころじゃねえぞ。すぐに病院だ!」
(数日後、母とともに歩くロベルト)
ロベルト「母さん、すまない。もうJリーグのゴールキーパーになるのは無理みたいだよ…。」
母「ばかねえ。私は別に金持ちになんてならなくていいのよ。あなたさえ元気でいてくれたら。」
ロベルト「母さん…。」
(2人の前にスカウトマンが現れる)
スカウト「三浦さん、こんにちは。今日はご自宅におられないから帰ろうと思っていたのですよ。」
ロベルト「きっ…木村さん、申し訳ありません!僕の不注意でけがしてしまい、ゴールキーパーができなくなりました。だから、入団は無理です。」
スカウト「何いってるんだ、今日、僕は君をフォワードとしてスカウトに来たんだよ。」
ロベルト「え?」
スカウト「君のキック力と瞬発力はフォワードに最適だ。卒業後はウチに来て、ガンガン点を取って欲しい。」
(ロベルト、握手して)
ロベルト「本当ですか?あ、ありがとうございます!」
(しかし痛さに飛び上がるロベルト)
ロベルト「あいたーっ!」
スカウト「おいおい、気を付けてくれよ。スローインもできなくなったら困るよ、ハハハ…。」
全員「アッハハハ…。」

●ロイ
(空港にて、ロイとティファニー)
ティファニー「ロイ、どうしたの?やっとアメリカに帰れるってのに、浮かない顔してサ!」
ロイ「あ、いや、何でもないよ。」
ティファニー「フフフ、分かってるわよ、ロイ。バツたちと別れたくないんでしょ?」
ロイ「フッ、不思議なものだな…。少し前まではあんなに嫌っていた国なのにな。」
ティファニー「今なら、まだ間に合うわよ。飛行機、キャンセルする?」
ロイ「いや、アメリカに帰るさ。ボクはボクのやり方で彼らの力になるつもりだ。」
ティファニー「ホワァット!それって、どんな方法なの?」
(不敵に微笑むロイ)
ロイ「ティファニー、それはまだ内緒だよ。」
(20年後、大人になったロイの姿)
20年後、彼はアメリカの大統領となった。
そして彼の働きにより、経済摩擦で冷え切っていた日米関係は劇的に改善されたのだった…。

●ティファニー
(一人ぬいぐるみを抱えて)
ティファニー「ロイのバカ…。」
ティファニー「政治家になるんだかなんだか知らないけど、自分だけハーバード大学に行く事ないじゃない!」
ティファニー「このまま、離ればなれになっちゃうのかナ…。」
ティファニー「あ、そうだ!グッドなアイデア思いつきましたぁ!」
ロサンゼルス、ローズインターナショナル本社ビル
(ティファニーの父親と秘書が話している)
秘書「会長、御気分でも悪いのですか?」
ティファニーの父「いやなに、娘が帰ってきたのはいいのだが、今度はボディーガードになると言い出しおってなあ、ちっとも家におらんのだよ。」
秘書「まあ、でも会長は『いつまでも娘が甘えん坊で困る』と、いつもおっしゃっていたじゃありませんか。」
ティファニーの父「うん、まあ、そんなんだが。離れたら離れたで寂しいもんでなあ。」
秘書「ウフフ、社長の方が甘えん坊ですね。」
(トレーニングに励むティファニー)
ティファニー「ロイ、待っててネ!これからは、ミーが一生守ってあげるからネ!」

●ボーマン
(空港にて、ボーマンとロイ、ティファニー)
ティファニー「ホワァ〜ット?アメリカに帰らないって?」
ボーマン「そうなんだ、ティファニー。私は今まで、日本は宗教の教えを守らない、利己的な国だと思いこんでいた。」
ボーマン「確かに、悪い人たちはいる。でも、気持ちのいい人たちもたくさんいるのは、君たちにも分かったはずだ。」
ボーマン「だから、私は宣教師となって、この国に残る。そして、両国民がお互いに理解を深めるための助けになろうと思う。」
ロイ「分かった。君がいなくなるのは寂しいが、お互いがんばろうぜ!」
ティファニー「ファイト、ボーマン!」
 「おい、まーだやるのかよぉ…。」
(ボーマンとバツ、ひなた、夏、岩が募金活動をしている)
ボーマン「当たり前だろ。タダで英語を教えてやってるんだから、これくらいの事はやってもらわないとな。」
バツ「うへー。」
ボーマン「さ、もっと大きな声で!」
全員「愛の募金運動にご協力をお願いしまーす!」
ボーマン「ワンスモア!」
全員「愛の募金運動にご協力をお願いしまーす…。」

●エッジ
(後輩(やはり不良)とダベっている)
後輩A「オレ達、エッジさんの活躍を聞いて、すっげーカッチョイイって思ったっすよ。」
エッジ「まあな、オレの手にかかれば、どんな奴でもイチコロだぜ!」
後輩B「ところで、となりの高校の奴ら、また出しゃばって来てるんすけど、いっちょ締めに行きましょうや。」
エッジ「あったりめえじゃん!」
エッジ「い、いや、やめとく。オレは、これからはつまらんケンカはしねえって決めたのさ!」
後輩A「えーっ、行かないんすかぁ?エッジさん、まさか、守りに入ったんじゃあ…。」
後輩B「エッジさん、変な無理はよしましょうや。女の子のファンが減りますぜ!」
 「プチッ!!」
(特攻服に身を包んだエッジたち)
エッジ「そこまで言うなら、行ってやろうじゃんか!」
後輩AB「やったー、それでこそエッジさんっすよ!」
エッジ「ただし、もう前みたいな卑怯なまねはしねえ。これからは、男らしく、正面からいってやるぜ!」
後輩AB「オーッ!」

●岩
(教科書を読んでいる岩。エッジが覗き込んでいる)
岩「まごぶんのおこした、か、からがいかくめいは…。」
エッジ「おい、岩?」
岩「おお、エッジか。」
エッジ「何だお前、授業中も寝てばかりの奴が、いきなり勉強なんか始めてよォ。」
岩「いや、アキラが『尊敬されようと思ったら、人並みに勉強もできなきゃだめだ』と言うんでのう、ちょっとがんばってみる気になったんじゃ。」
エッジ「オウオウ、殊勝な心がけで。ま、いつまで続くかねェ。」
岩「えーと、そのご日本により、まんしゅうくにがたてられ、ちょ、ちょ、ちょうなんとか?」
岩「…ウウウウ…」
岩「こんな面倒くさいことやってられるかい!」
(教科書を破いてしまう岩)
 「パシッ!」
(アキラが岩を叱る。エッジは笑い転げている)
アキラ「何やってんのよ、もう!教科書だってタダじゃないのよ!」
岩「尊敬されるってのは、つらいのう…」
エッジ「ウヒャヒャヒャヒャ!」

●アキラ(アキラ、素顔のあきら共に共通)
(決戦の後、兄・醍醐と再会するアキラ)
アキラ「醍醐兄さん、生きていたのね!」
醍醐「すまない、アキラ。女のお前に、こんな危ないことをさせてしまうなんて…。」
エッジ「へ?生きていたのね?!!!!!」
岩「女のお前??????」
(ヘルメットを取ると、アキラの正体が明らかに。実は女の子だった)
アキラ「今まで嘘ついてて、ごめんなさい。実は、私は総番長の弟じゃなくて、妹だったの…。」
エッジ「何だとォ!」
岩「よくも、ワシらをだましたのう!」
(しかし、岩はアキラを肩に乗せる。エッジもフレンドリーな表情で)
アキラ「あぁん、何するの?」
岩「ガハハ、おぬしが女だろうが男だろうが、ワシらには関係ないんじゃ!」
エッジ「とにかく、オレたちゃ生死をくぐり抜けてきた仲だろォ!いまさら他人なんて、虫が良すぎるぜ!」
アキラ「ええっ!」
エッジ「よろしく頼むぜ、ア・イ・ボ・ウ!」
アキラ「相棒なんていやだー!私は普通の高校生に戻りたいのにぃ〜!」
アキラ「ちょっと、降ろしてよ、岩のバカ!お願いだから、降ろしてぇ〜!」

●英雄
(闘いの後、公園で響子と)
英雄「今回は、ずいぶん生徒たちに教えられました。」
響子「ええ、本当に…。」
英雄「実は、私は島津流空手のあととりだったのです。」
響子「まあ、そうだったんですか!」
英雄「お恥ずかしい話、父が亡くなってから、親族の間で醜い跡目争いが起こりましてね。私は嫌気がさして逃げてしまったんです。」
英雄「私は、いつの間にか、武道の基本である"勇気"を忘れていたんですね。こんな男が、洗脳されたのは当たり前です。」
英雄「…だから私も、彼らのように思い切って勇気を出そうと思います。」
(英雄、響子に真剣な表情を見せ)
英雄「先生!」
響子「はい!?」
(英雄、汗を流しながら)
英雄「あ、あああああああのですね。わっ、わわわわわ私は、ずっと前からいいい言おうと思っていたのですが!」
響子「はい?」
英雄「え、えーっとですね、わっ、わ私とですね!」
響子「はい(はぁと)」
英雄「けっ、けっ、けけけけっ」
(ハートマークが出る)

●響子
(ある一室にて。響子が一人の男と対面している)
響子「教授、お久しぶりです。」
教授「響子君か、やっと病院に戻ってくる気になったか。」
教授「大丈夫だよ、私のそばにいさえすれば、もう二度と、君が職を失うことはない。」
(響子、一冊の雑誌を差し出す)
響子「教授、これを差し上げます。」
教授「ん?何だね、これは。」
響子「あなたが行っていた、医薬品メーカーとの癒着について書かれている週刊誌です。私が実名で告発しました。」
教授「きっ、貴様、何ということを!二度と医学界に戻れなくしてやるぞっ!」
響子「結構です。私の使命は、あなたたちのような腐った人間にならないような人を育てることだと思っていますので。」
(公園にて、英雄と響子)
響子「ごめんなさい…。」
英雄「えっ、なぜあやまるんですか?」
響子「私、思わず教授にタンカ切っちゃったけど、島津先生に迷惑がかかってしまいそうだから…。」
英雄「まかせてください!どんな奴が来ても、空手九段の私が追っ払ってやりますよ!」
(響子、英雄に抱きつく)
響子「うれしい、ありがとう。」
(ハートマークが出る)

●さくら(「ストリートファイター」シリーズからの友情出演)
(戦いが終わって、ジャスティス学園を背に)
さくら「もう、心配ないんだよね。どの学校も、二度と襲われたりしないんだよね…。」
さくら「あ、あれ、どうしたんだろ。私…なんか…体が…ガクガクだあ…。」
さくら「いつもの…ストリートファイトをした後と全然違う…どうして…?」
さくら「わたしは、ただ大切な学校を守ろうと、必死で闘っただけなのに…。」
さくら「ああ、そっかぁ…きっと、これが本当の闘い…なんだね…。」
(空にリュウ(「ストリートファイター」シリーズの登場人物)の姿が浮かぶ)
さくら「あのひとも、きっと…大切な何かのために闘っているんだろうな…。」
さくら「わたし…わたしは、何のために、ストリートファイトをするんだろう…?」
(さくら、それでも明るく)
さくら「まあ、いっか!そんなコトは闘ってから考えようっと!」

●EDITキャラ(「熱血青春日記」モードで作成したキャラ。男女、学園問わず)
(闘いの後、熱血隼人が現れる)
 ぱちぱちぱちぱち
隼人「みごとな闘いぶりだったぜ!合格だ!」
隼人「ココまでたどり着けたらオマエも本物だ。」
隼人「もう安心して2年生に進級させられるぜ!」
隼人「ただーし!2年になったらそうはいかないぜ。」
隼人「まっ 今日の所はよくがんばった。」
隼人「また明日っから特訓だぜーっ!」

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