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私立ジャスティス学園・バッドエンディング
条件:7戦目(雷蔵戦)で全ラウンド通じて「愛と友情のツープラトン」でトドメを刺して勝利しなかった場合、こちらになる。

●バツ
雷蔵は倒され、バツの母親は無事に助け出された。
そして、ようやく太陽学園にも平和が訪れた。
しかし、バツは気づいていた。
自分と闘う雷蔵の目に、悲しい光が宿っていたことに。
母親の病気を治せるのは、雷蔵ただ一人であるということに。
雷蔵の奥に潜む、巨大な影を倒すまで、バツには平和が訪れる事はない…

●ひなた
雷蔵は倒され、バツの母親は無事に助け出された。
そして、ようやく太陽学園にも平和が訪れた。
しかし、生徒たちに心からの笑顔は見られなかった。
誰もが、底知れぬ不安におびえているようだった。
ただ、ひなただけには、おびえは無かった。
何があっても、決して負けないという思い。
自分のために、愛する人たちのために…

●恭介
雷蔵は倒され、バツの母親は無事に助け出された。
そして、ようやく太陽学園にも平和が訪れた。
しかし、恭介だけは知っていた。
自分の兄を倒さぬ限り、危険は決して無くならない。
以前ならば、迷っていただろう。
だが、今の兄をかばう事は、偽善にしか過ぎない。
倒すことと救うこと、それができるのは自分だけ。
その決意は、もう揺らぐことはないのだ…

●将馬
雷蔵は倒され、三人は揃って家路へと向かった。
そして、ようやく五輪高校にも平和が訪れた。
だが、将馬には真の平和は訪れなかった。
学園に襲われ、傷ついた兄の容態が悪化していたのだ。
医者は首をかしげるだけだったが、将馬には分かっていた。
兄は、本当の敵がいることを知らせてくれている。
自分が、兄を守るんだ。
もう、兄はあこがれではない、自分の大切な兄弟だから…

●夏
雷蔵は倒され、三人は揃って家路へと向かった。
そして、ようやく五輪高校にも平和が訪れた。
しかし、夏には納得がいかなかった。
真剣な闘いのさなかに感じる、どこか暖かい相手との心のふれあい。
雷蔵との戦いには、試合で感じる、その感覚が無かったのだ。
夏は確信する。
この試合は、まだ終わってはいない。
なぜなら、まだ始まってさえいないのだから…

●ロベルト
雷蔵は倒され、三人は揃って家路へと向かった。
そして、ようやく五輪高校にも平和が訪れた。
しかし、ロベルトには見えていた。
親しい友人達の顔に、不安の影が走るのを。
そして、その先には次の闘いが待っていることも。
たとえ、再起不能になることがあっても、決して後悔はしないだろう。
サッカーは、友人の笑顔には代えられないのだから…

●ロイ
雷蔵は倒され、三人にはアメリカに帰って良いとの連絡が来た。
しかし、ロイは浮かない顔だった。
連絡の最後には、ジャスティス学園は滅んでいない可能性があるとあったからだ。
あんなに望んでいた帰国なのに。
だが、自分の中では、もはや日本は嫌いな国では無くなっていた。
闘いを通じて築かれた、国境を越えた友情。
連絡を破り捨てるロイの顔には、笑顔と闘志が浮かんでいた…

●ティファニー
雷蔵は倒され、三人にはアメリカに帰って良いとの連絡が来た。
しかし、ティファニーは迷っていた。
連絡の最後には、ジャスティス学園は滅んでいない可能性があるとあったからだ。
あんなに会いたかった、パパとママに会えるのに。
パパのそばだったら、何でもしてもらえるのに。
だが、そんな事は重要なことでは無くなっていた。
何をしてもらえるかじゃなくて、何をすることができるのか。
ロイや、日本の友達を思うその姿には、もう少女の面影は消えていた…

●ボーマン
雷蔵は倒され、三人にはアメリカに帰って良いとの連絡が来た。
連絡の最後には、ジャスティス学園は滅んでいない可能性があると書かれていた。
しかし、ボーマンは確信していた。
最初は、信仰心のない、不思議な国だと思っていた。
だが、日本人の中には、確かに隣人を思う気持ちが流れていると。
それに気づいたとき、もはや日本は他人では無くなっていた。
ボーマンは静かに祈った。
神よ、愛する隣人のために、再び闘うことをお許しください…

●エッジ
雷蔵は倒されたが、総番長は見つけることができなかった。
外道高校は、相変わらず荒れていた。
ジャスティス学園の事は、この高校には関係ないようだ。
そして、エッジは考えた。
このまま、死んだことにしてしまえば、自分が総番長になってしまえると。
しかし、心は裏腹に、総番長を救出する方法を、考えてしまうのだ。
ダチが困っているのを、放ってはおけない。
ようやくエッジは、本当の総番長への道を、歩み出したのかもしれない…

●岩
雷蔵は倒されたが、総番長は見つけることができなかった。
外道高校は、相変わらず荒れていた。
ジャスティス学園の事は、この高校には関係ないようだ。
岩には、以前のように、ケンカの助っ人の催促がひっきりなしに来ていた。
しかし、もう安請け合いはしなかった。
自分の大切なダチのため、総番長を助けてみせる。
そう言い切る姿には、総番長の姿がダブって見えた…

●アキラ(アキラと素顔のあきらでCGは異なるが内容は一緒)
雷蔵は倒されたが、アキラの兄は見つけることができなかった。
いったい、どれだけ探せば見つかるのだろうか。
今までのアキラなら、兄は死んだものとあきらめたかもしれない。
しかし、今は違う。
口は悪いが、人情に厚いダチがいる。
彼らがいる限り、決してくじけはしないだろう…

●英雄
雷蔵は倒され、ジャスティス学園の人々は洗脳が解け、正気に戻った。
そして、学園には警察の捜査が入り、計画の首謀者である雷蔵は逮捕された。
しかし、英雄には分かっていた。
本当の首謀者は、雷蔵ではなかったこと。
洗脳事件の後、生徒会長がぷっつりと姿を消してしまっていたことを。
闘いによって、本当の勇気を生徒達に教えられた。
今度は、自分が力になる番なのだ…

●響子
雷蔵は倒され、ジャスティス学園の人々は洗脳が解け、正気に戻った。
そして、学園には警察の捜査が入り、計画の首謀者である雷蔵は逮捕された。
しかし、響子は確信していた。
雷蔵の逮捕は、氷山の一角に過ぎないことを。
もう二度と、日本を危険にさらさせはしない。
あれほど絶望していた国だというのに、今はなぜか、とても愛おしい。
闘う生徒たちの澄んだ瞳が、その気持ちを気づかせてくれたから…

●さくら
雷蔵は倒され、拉致されていた学園の生徒は洗脳が解け、自分の高校に戻った。
そして、全国の高校にも平和が訪れ、生徒たちの顔にも明るさが戻った。
しかし、さくらは考えていた。
強い者に勝利した時に感じる達成感。
それが、雷蔵との戦いでは感じられなかった。
危険は再びやってくる。
そう確信し、特訓に励む姿には、ストリートファイターとしての誇りが見えていた。

●EDITキャラ
(なぜか海岸で、熱血隼人が現れる)
隼人「なんなんだそのザマは!」
隼人「しっかり雹まで倒してこいやぁ!」
隼人「これから海で特訓だ!」
隼人「…のつもりだったが。」
隼人「まぁまぁよくがんばってたようだしなっ。」
隼人「今日の所はおうちに帰ってゆっくりやすみな。」

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