主人公の女子中学生・高橋瑞穂の所属しているミステリー研究部が活動不振から廃部の危機に陥り、瑞穂は部の存亡をかけて文化祭での発表準備を開始する。しかしその最中、瑞穂の親友・水瀬涼子が変死体で発見される。涼子は地獄通信にアクセスして犯人の地獄流しを依頼するが、閻魔あいに見せられた過去のビジョンにより全てを知る。 涼子はサッカー部のエース・御手洗健吾に恋をしていた。だが御手洗は瑞穂の級友・小早川亜美と交際していた。苦悩の末、涼子は神社に亜美を呼び出して殺害しようとしたが、その場を御手洗に目撃され、揉み合いのあまり亜美を刺そうとしたナイフが逆に涼子の胸に…… 瑞穂は放課後の教室で、亜美に真相を問いただす。 |
「この糸を解けば……私と正式に、契約を交わした事になる。怨みの相手は、すみやかに地獄に流されるわ」 「地獄……」 「ただし、怨みを晴らしたら、あなた自身にも代償を払ってもらう。人を呪わば穴二つ。契約を交わしたら、あなたも地獄に落ちる」 |
「よっ!」 涼子……。 「相変わらず、瑞穂はお子様だなぁ」 「おはよう、瑞穂ちゃん」 亜美ちゃん……。 「瑞穂ちゃん、宿題忘れちゃだめだよ」 |
終劇