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ロックマンゼロのエンディング

ネオ・アルカディアにて、ゼロのゼットセイバーがコピーエックスを斬り倒した。
ボロボロの上半身だけになったコピーエックス。
コピーエックス「な・・・・・・なぜだ・・
        完璧なる・・コピーのはずの・・
        この・・ボクが・・
        なぜ・・こんな、目に・・
        ボクは・・英雄じゃ・・
        なかったのか・・・・・・」
ゼロ「今、少しだけ思い出した・・
   あいつは、オマエみたいに、単純なヤツじゃない
   いつも 悩んでばかりのいくじなしだったさ・・
   ・・だからこそ、ヤツは英雄になれたんだ。」

コピーエックス「オマエだけは・・ゆるせん・・
        みちづれに・・
        して・・や・・
        ・・・・・・・・・・・・・・・・」
コピーエックスは完全に停止する。
その時、大きな揺れが起きる。
システム「サイシュウボウエイラインXヲ トッパサレマシタ
     コレヨリ エリアXヲ ジバクサセ
     キケンヨウイン ヲ ハイジョシマス」
ゼロ「ちっ、間にあうか・・」
コピーエックスを残し脱出を試みるゼロ。
大爆発が起きる。
ゼロは脱出成功するが、気を失ってしまう。

気を失ったゼロにある声が聞こえてくる。
?「キミがボクを残し、この世界から姿を消してから・・
  ボクは100年近く、たったひとりで
  とほうもない数のイレギュラーと戦っていたんだよ・・」
それは正真正銘のエックスの声だ。
だが、それは本体ではなく、魂のようなものだった。
エックスは続ける。
エックス「それは つらくかなしい戦いの日々だった・・
     しかし、何よりも悲しかったのは
     だんだん、何も感じなくなってくる 自分の心だったんだ・・」

エックスは、半透明の姿を見せた。
エックス「ゼロ、この世界の事はしばらくキミにまかせたい。
     だから、このボクを・・ まだ・・ もう少しの間やすませて欲しい・・」
ここで少し黙り込むエックス。
エックス「ごめんね・・」
そういってエックスは消える。

ゼロは砂漠の真ん中で、目を覚ました。
ゼロ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ゼロは少し考え込む。

ゼロ「・・・・・仕方がないヤツだ・・
   ・・だが、そんなヤツだからこそ
   一緒に戦う事ができたんだったな・・」

ゼロ「!」
ゼロは気づく。今、何百体ものイレギュラーに囲まれている事に。

それをみてゼロはあることを決意する。

ゼロ「わがままは聞いてやろう・・
   しばらくは オレにまかせて ゆっくり休め。
   オレは、なやまない。
   目の前に敵が現れたなら・・
   たたききる・・までだ!」

イレギュラーをひたすら斬りつづけるゼロがそこにいた。
THE END

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