ロックマンXのエンディング
エックスは激しい戦いの末、ついにシグマを倒した。
シグマは信じられないようにエックスに言う。
シグマ「バ、バカな…
お前ごときに、この私がやられるとは…
何故だ…
何故お前は、私に歯向かった…
我ら、レプリロイドの時代が…始まろうと…いう…のに……」
それがシグマの最期の言葉だった。
爆発するシグマの要塞を脱出したエックスは
遠くで炎上するシグマの要塞をただ悲しげに見つめていた…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
戦いは終わった。
明日になれば、再び平和な朝が訪れることだろう。
しかし、傷つき、倒れ、夜の闇へと消えていった者たちが
その朝を目覚めることは決してない。
一人立ちつくすエックスの姿は爆発の光に照らされて、
今にも消えてしまいそうに見えた。
何故、戦わなければならないのか。
誰もエックスにその事を教えてはくれない。
休む間もなく、どこかでイレギュラーが発生し、
再びエックスは戦いの渦へと巻き込まれていくのだろう…
優しさを捨てきれぬイレギュラーハンター・エックス。
エックスの戦いは、どこまで続くのであろうか。
エックスの苦しみは、いつまで続くのであろうか。
腕に冷たく光るエックスバスターの輝きと共に…
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
シグマ「お前が倒したものは、私自身ではない。
バラバラになった機械は私の分身のようなもの。
私は再び、実体となってよみがえる…
エックスよ、また会える日を楽しみにしているぞ……
ハハハハハ…」
THE END