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ロックマンワールド5のエンディング

激しい戦いの末、サンゴッドを瀕死状態に追い込んだロックマンは、やさしく声をか
ける。
ロックマン「・・・大丈夫かい?さあ、つかまって。
      ライト博士の研究所で直してあげるよ。」
サンゴッド「ロックマン・・・なぜ・・・どうして私を助けるのだ・・・」
ロックマン「どうしてって、ぼくたちは同じロボット同士じゃないか。」
サンゴッド「ロックマン、我々ロボットは人間たちが作り出した、戦うための道具な
のだよ・・・。」

ロックマン「違う!!違うんだよ!サンゴッド。ぼくも今戦っていたけど・・・
      ぼくが・・・ぼくが戦っていたのは・・・
      世界が平和になるために!
      そして、人間とロボットが仲良く暮らせるために・・・!」

サンゴッド「分かったよ。君がいるなら私が生まれた文明では考えることすらできな
かった、平和な世界、というものを作ることができるかも知れないな。
      そのためにはこの要塞を破壊しなければならない。
      私には強力な爆弾がセットされていて、爆発までもう時間がない。
      さあ、行くんだ!私も君が言う、ロボットとしての最後のお役に立ちた
いからな。

ロックマン「・・・サンゴッド・・・」
サンゴッド「行くんだ!!
      急げよ!」


爆発を起こすワイリースターから、ラッシュスペースに乗って脱出するロックマン。

悲しげな表情で、消えゆくワイリースターを眺めていた。


地球に帰ってきたロックマン。

スペースルーラーズとサンゴッドのことを思い出しながら歩いていた。

その時、一発のレーザーが向かってきた。ジャンプしてかわすロックマン。

ロックマン「ワ、ワイリー!!生きていたのか!?」
見上げると、サンゴッドの攻撃にやられたはずのワイリーが、大破したままのUFO
に乗って出てきた。
ワイリー「ええーいっ!ロックマン!ここで最後の決着をつけてやるっ!」

UFOを動かそうとするワイリー。
しかしUFOの部品が徐々に外れていき、ついに粉々に砕け散った。

地面に叩きつけられたワイリーは、土下座したかと思うと、すぐさま走って逃げて
いった。


そしてロックマンはふたたび歩き出す。




THE END

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