レジェンドオブドラグーン
エンディングまでの流れ
”沈まぬ月”にてシェーナを取り込み、破壊神ヴァラージエンブリオの誕生を目論むメルブ・フラーマを倒すべく、
最後の戦いに赴いたダートたちドラグーン。幾多の罠と強敵を打ち破り、メルブの元にたどり着く。
すでに破壊神との融合を済ませ、絶大な力を手に入れていたメルブに対し、世界の全てを守るため勇ましく挑んだドラグーンは、
死闘の末に勝利を収めたのだった・・・・
メルブ「ぐうおうっ!!ぐああああああっ!」
ズゴオオン!!(大ダメージを受け、もだえ苦しむメルブ・フラーマ。その体は崩壊し終には爆発四散した)
ダート「・・・・!! シェーナーーーーーー!!」
(爆発の中、地面に横たわっているシェーナ。起き上がり、上空を飛ぶダートに気づく)
シェーナ「・・・・・・・ダート!」
(舞い降りてシェーナを抱くダート)
(一方、ロゼは横たわるジークのもとへ・・・・)
ロゼ「・・・やっと・・・・あなたに会えた・・・」
ジーク「ずいぶん長い間、君を待たせてしまったな・・・・すまなかった・・・」
グロロロロロ!!(しぶとく生きているメルブが蠢く!)
メルブ「グオオオオオオオ!!!」
ハッシェル「!?」
ミランダ「!?」
ダート「何!?」
メルブ「オノレ〜〜下等ナ人間ゴトキ二我ヲ、神ヲ超エラレルモノカーーーー!!!」
(おぞましい巨体をひきずりつつ立ち上がるメルブ・フラーマ)
ジーク「ロゼ・・・・時が来たようだ・・・俺たちの長い旅も、ようやくこれで終わる・・・」
ロゼ「ジーク・・・・・」
ジーク「いっしょに・・・・来てくれるか?」
ロゼ「・・・ええ! 私は、もうあなたのそばを離れない・・・・」
メルブ「ウロウラルアララルラ!!!!」
ジュババババ!!!(凄まじい光を放つメルブ・フラーマ!!)
ダート「ぐうううっ!!!」
シェーナ「きゃああああああああああああああっ!!」
(シェーナを庇い光を受けるダート)
ダート「ううううううっ!! くそうっ!!!」
メルブ「グロルルルル!? グワアアアアアアアッ!!!!」
ドゴオオオン!!(光を放っていたメルブの腕が吹き飛んだ)
(一方、ジークとロゼはダートの側に・・・)
ジーク「ダート・・・・大きくなったな・・・・」
ダート「・・・・とうさん!?」
ジーク「お前には・・・父親らしいことを何一つしてやれなかった・・・この父を許せ!」
ダート「父さん、ダメだ!! やっと会えたのに!!」
ロゼ「ダート・・・・あなたに会えて・・本当に良かった・・・・」
(凄まじいスピードで宙を舞う二人は、メルブ・フラーマに突撃する!!)
メルブ「グワアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
ダート「父さん!!! ロゼ!!!」
ジーク「ダート、ゆけ!!!」
(今度こそ倒れたメルブ・フラーマ。同時に”沈まぬ月”も崩壊を始める)
ロゼ「私の役目は終わったわ・・・これからは、あなたたちの力で未来を切り開いていくの・・・・」
ジーク「お前の時代を・・・シェーナと共に・・・・・」
ダート「何を言ってる!! みんなで生きるんだ!!」
(崩壊する”沈まぬ月”から脱出を図るドラグーンたち)
ロゼ「この時代に・・・私たちはいてはいけないのよ」
ダート「うわああああああああああっ!!!」
(行く手をさえぎる巨大な怪物を粉砕するダート)
ロゼ「私たちの時代は、遙か昔に終わっているのだから・・・・」
ゴゴゴゴ!!(崩壊する瓦礫の雨を潜り抜けるドラグーンたち)
ロゼ「さようなら・・・・ダート・・・そして・・・・・ありがとう・・・」
(ゆっくりと光の中に消えていくジークとロゼ。1万1千年の時を経て、二人はようやくひとつになったのだ・・・・)
ズガガガガガガン!!!!(大爆発を起こし”沈まぬ月”の全てが消え去った・・・・)
(その様を見ているドラグーンたち)
シェーナ「・・・・・・・・・」
ダート「ロゼーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!父さんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
(ダートの叫び声は、爆発音にかき消されていく・・・・・)
(全ての戦いは終わり・・・・世界に平和が訪れた・・・・・)
(それぞれの道を行くドラグーンたち・・・・・)
故郷であるルジュの村に戻ったハッシェルは、相変わらず鍛錬に明け暮れている。
コンゴールは彼に付き合い、ルジュで修行の身だ。勢い余って桟橋から転げ落ちることも
そんな彼らの姿を見た鳥が飛び立った・・・・・
メルブ・フラーマの姉・シャルルは、ウララの町に変わらず住んでいる。
怪しい植物に水をやる彼女の側をすり抜け、一羽の鳥が空高く飛んでいく・・・・・
ウララから飛び出した鳥はミール・セゾーへ。
姉たちと過ごすミランダが窓を見ると、一羽の鳥が飛んでいた・・・・・
メルはガラーハと一緒だ。楽しそうに町を行く彼女の前を一羽の鳥が横切る・・・・・
セルディオの王都ベールでは、アルバートとティベロアのエミル王女の結婚式が。
大勢の人々に祝福される二人の前を、一羽の鳥が横切っていく・・・・・
ベールのとある家を訪れるダート。共に戦い散った仲間ラヴィッツの家だ。
彼の遺影の前に何かを置くダート。それはいつか、共に飲もうと約束していた酒。
その有様を確かめるように、また一羽の鳥が飛ぶ・・・・・
家の外、ラヴィッツの母親と話すダート。その場にシェーナや子供たちもやってくる。
彼らの姿を見守っていた一羽の鳥が飛び立った・・・・・
(スタッフロール)
そして、ここは崩壊した”沈まぬ月”の跡。大きなクレーターは、いまや豊かな水を湛えた美しい地になっている。
そこにまた鳥が飛んできた。枯れた大きな木にとまる。そこには別の鳥もいた。
仲睦まじい鳥たち。彼らがとまる木の根元には、ドラグーンの証であるドラグーンスピリットが落ちている。
それは赤眼竜と暗黒竜・・・・・ジークとロゼが使っていたものだった・・・・・
The End