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12月24日 クリスマス・イヴ PM1:00

くるみ「あ、こんにちわ」
プレイヤー「こんにちわ。珍しいな。先に待ち合わせ場所にいるなんて」
くるみ「そう…だっけ?あ、あのさ、とりあえずその辺散歩しない?」
プレイヤー「あ、ああ…」

〈河原にて〉
くるみ「ねぇねぇ。二年の夏休みにここで花火やったよね」
(選択肢「ああ、やったな」)
くるみ「なんかつい最近の事にも感じるし、ずーっと昔の事みたいにも感じるよね…アタシ、あの頃から…」
プレイヤー「………………」
くるみ「……あ、なんでもないなんでもない…………」
プレイヤー(なんか、ギコチナイな…)
くるみ「はぁ〜 あ!そうだ!ねぇ、ちょっと付いてきて!」
プレイヤー「???」

松浦に導かれるまま、バスに乗り、どれだけの時間揺られていたのだろう
気がつくと、早くも太陽は、冬の空をオレンジ色に染めあげていた

〈競技場前にて〉
くるみ「ついたー!」
プレイヤー「ここは…」
くるみ「中入ろ?」

〈競技場の中にて〉
くるみ「返事、遅れちゃったけど、あの…告白嬉しかった」
プレイヤー「じゃあ…」
くるみ「うん!アタシ、あーゆーの慣れてないから、すごい緊張しちゃって…」

(選択肢「俺も緊張した」)
くるみ「うん。知ってる。すごい伝わってきたもん」
くるみ「で、今日もすごい緊張してたんだけど、ここなら緊張も解けるかな?って」
プレイヤー「それで、陸上競技場ね」
くるみ「そ、ここだとすごく気持ちが落ち着くの」

〈くるみ、競技場を背にして〉
くるみ「アタシさ、ハイジャンプを続けようと思ってたんだけれど、今、ちょっと迷ってるんだ」
プレイヤー「なんで?」
くるみ「推薦もらった大学、すごい遠いの。この街から1日はかかるんだよ」
プレイヤー「そ、そんな遠いのか」
くるみ「うん…せっかく…(プレイヤー)君とこんな風になれたのに…推薦受けたらまた離れ離れになっちゃうでしょ…」
プレイヤー「……………」
くるみ「だから、こっちの大学受けるために推薦蹴って勉強しようかな?とか思ってるんだ…(プレイヤー)君、どう思う?」

(選択肢はどれでも可)
プレイヤー「ま、松浦………」
くるみ「……………」
(目をつぶりいい感じになるも、お腹の音が鳴る)
くるみ「……お、お腹すいちゃった…」
プレイヤー「は…はは…」
くるみ「あ、なんか食べに行こう」

そうして俺達は、緑ヶ丘駅周辺に戻り、食事やカラオケなどしてる間に、すっかり夜も更け…

くるみ「それじゃ…また電話する…」
プレイヤー「ああ」
くるみ「なんかさ、こういうのってアタシ絶対ダメだと思ってたんだけど…結構いいもんだね!じゃ、おやすみ!」
プレイヤー「おう、おやすみ」
プレイヤー「さて、俺も帰るか…」

〈くるみ、道の反対側から叫ぶ〉
くるみ「ねぇ!大晦日は空けといてよ。一緒に年越しソバ食べるんだから!」

(その後の卒業式の描写は省略)

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