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12月24日 クリスマス・イヴ PM12:50
あや「あ…(プレイヤー)君、おはよう」
プレイヤー「あ、ああ、おはよう。待った?」
あや「ううん…今来たばっかりだよ」
プレイヤー「そう………」
あや「………」
プレイヤー「なんか…今までと違って意識しちゃうな」
あや「そうだね…変なの…」
プレイヤー「あ、そうだ、そういえば、あの時の返事、まだだったよな」
あや「うん…あの…よろしくおねがいします…」
プレイヤー「それって、OKってこと?」
あや「うん…」
プレイヤー「よかった…」
あや「本当はあの時にもう決めてたんだけど…みんなからも…」
プレイヤー「そうだったんだ…」
あや「うん…みんな、大切な友達だし…4人の関係も壊れちゃうかも…ってすごく悩んだの…でも…」
プレイヤー「でも?」
あや「……」
プレイヤー「なんか、俺まで照れてきた」
あや「うふふっ」
プレイヤー「あ、そういえば、なんでバス停で待ち合わせなんだ?」
あや「私達のこと、一緒に報告しに行こうと思って…」

〈寺の前にて〉
プレイヤー「そうか、ここか…」
あや「うん。お父さんたちにちゃんと紹介しなくちゃね…」

〈両親の眠る墓に手を合わせるあや〉
あや「お父さん、お母さん、ここにいる彼が、今、私にとって1番大切な人です」プレイヤー(俺も手を合わせよう)
プレイヤー「どうも、はじめまして。(プレイヤー名)です」
プレイヤー「まだ、若輩者ですが、これからはもう、綾さんに淋しい思いをさせたりしません」
プレイヤー「だから、安心してください…」

〈あや、プレイヤーを見つめて〉
あや「(プレイヤー)君、ありがとう…綾…なんて言ったらいいかわからない位嬉しい………」
プレイヤー「…………おい冬月!」
あや「………なに?」
プレイヤー「お父さんとお母さんが見てるって!」
あや「あ………」
プレイヤー「ったく…」
(選択肢「誘惑に負けるところだったよ」)
あや「負けてもよかったのに!」
あや「あ、そうだ、ねぇ、これから家で、2人だけのクリスマスをしようよ!」

〈暗転〉
そうして俺達は、彼女の家に向かった…いろいろ買い物などを済ませ、彼女のアパートに到着した頃にはすっかり暗くなっていた…

〈台所で料理をするあや〉
あや「狭くてごめんね。今、料理作ってるから、TVでも見てのんびりしてて」
プレイヤー「ああ」
プレイヤー「…………なぁ!」
あや「なぁに?」
プレイヤー「なんかこういうのいいな」
あや「新婚生活みたいだね!」
プレイヤー「あやー!お茶ー!とかいってみたりして」
あや「お風呂にする?それとも食事?とかいったりして…」
プレイヤー「かー恥ずかしー!」
あや「うふふふふっ」

〈あやと2人、料理を囲んで〉
あや「はい!おまたせ!」
プレイヤー「おお!すごいな!」
あや「それじゃ、乾杯しよ!」
プレイヤー「なあ、これ、これシャンペンに見えるけど…」
あや「ジンジャーエールだよ」
プレイヤー「あ、そう…」
あや「それじゃ…」

〈乾杯の音。そしてアパートの全景〉
プレイヤー「それじゃ、いただきまーす!」
パク!
あや「どう?」
プレイヤー「ううっ……」
あや「どうしたの!?大丈夫!?」
プレイヤー「うまい!」
あや「もう…きらい!」
プレイヤー「はっはっはっは」
あや「ねぇ、今日はずっと一緒にいられるよね?」
プレイヤー「ずっと…って?」
あや「ずっとって言ったらずっとだよ」
プレイヤー「あ、でも、12時には帰るよ」
あや「えー!ダメ!帰さないんだから…」
プレイヤー「そんなこといっても…」

〈あやの部屋の電気が突然消える〉
あや「あ…停電…かな?」

(その後の卒業式の描写は省略)

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