ライブ・ア・ライブ エンディング「魔王の復讐編」
*魔王山頂上の石像の前
オルステッド「人間・・・しょせんは己の欲望のために生きる動物・・・。
いや、動物にもおとる・・・獣とて空腹の時以外・・・必要以上に命をうばわぬ・・・。
だが・・・人間は違う・・・人間は、それにとどまらず果てしなく欲望をいだく・・・!
教えてやらねばならぬ・・・おのれの勝利に酔いしれ、敗者をかえりみない者達に・・・!」
*階段を降りて7体の石像のある部屋へと向かうオルステッド。
*7体の石像のある部屋。
原始編・SF編・近未来編・幕末編・現代編・功夫編・西部編のボスの形をした石像が祭られている。
オルステッド「口おしかろう・・・お前達とて・・・自分の欲望・・・感情のままに・・・素直に行動していただけなのだから・・・。
ただ・・・お前達は敗者ゆえに悪にされてしまった・・・そう・・・勝った者こそが正義なのだ!
歴史とは勝者の歴史なのだ!!敗者には・・・明日すらもないッ!!
ならば・・・はるかなる場所も・・・はるかなる時をも超え・・・その歴史を変えて見せよう・・・!
この7つの石像と! この私の持つ・・・『憎しみ』の力で!!
戦うのだ『憎しみ』の名を持つ者達・・・我々は・・・敗者ではないッ!!」
*原始編のボス「お〜でぃ〜お〜」の石像の前に立つオルステッド
オルステッド「お前が敗れねばはびこりはしなかっただろう・・・おろかなる人間などという生き物は・・・。
非力な人間に見せつけてやるのだ・・・!野性の純粋なる力をッ!」
*原始編の主人公であるポゴ達と戦闘。プレイヤーは「お〜でぃ〜お〜」。
以後、他の時代においての戦闘でもプレイヤーは本来の主人公達ではなくボスを操作することになる。
オルステッド「これで正しい歴史が創られる・・・」
*SF編のボス「OD−10」の石像の前
オルステッド「無より生まれし者よ・・・いや、お前もまた、人間の手によって生かされたのだ・・・。
人間の勝手な都合で・・・同じ『作られた者』に負けたのだ・・・。
戦うのだ・・・今一度!!」
「よくやったぞ・・・」
*近未来編のボス「御出居」の石像の前
オルステッド「人と人との同化を目指した者よ・・・目指すべきものは同化などではない・・・。
破壊をもって・・・汚れた人間のうごめく世を・・・浄化するのだ!」
「フハハハ・・・!」
*幕末編のボス「尾手院王」の石像の前
オルステッド「乱世において未来をきずくのは・・・理想などというたわごとであってはならない・・・。
魔の力に魂を売ってまで・・・おのれの道を信ずる者であるべきだ!」
「さすがだ・・・」
*現代編のボス「オディ・オブライト」の石像の前
オルステッド「平穏なる世において戦いの道を選び、一度は最強の座についた者よ・・・。
敗れたのは時の運だった事を示すため・・・今一度・・・最強の座に返り咲くのだ!」
「そうだ、最強はお前だ・・・!」
*功夫編のボス「オディワン・リー」の石像の前
オルステッド「おのれの肉体を厳しく鍛えし者よ・・・勝利すべきは形のない情けなどに流される者ではない・・・。
最後に笑うのは・・・全てを捨て強さを追求する者なのだ!」
「そう、勝つべきはお前なのだ・・・」
*西部編のボス「O−ディオ」の石像の前
オルステッド「戦にて敗れし魂達よ・・・お前達の願いをはばむ権利を持つものなどいはしない・・・!
さあ、無法の世にその力で・・・歴史を創るのだ!」
「
オルステッド「思い知ったか・・・幻想にとらわれた人間どもよ!
我々こそが・・・真の勝者なのだ・・・!
フフフ・・・
ハハハハハ・・・
ハーッハッハッハッハァ・・・!!」
ハーッハッハッハッハァ・・・!!
*スタッフロールへ
*オルステッドが望んだ世界が創られた。もはや彼のことを魔王と呼ぶ者はいない。彼以外の人間は存在しない。
オルステッドは魔王山を下り、賢者ウラヌスの家→勇者ハッシュの山小屋→勇者の墓→街道と経てルクレチア王国へ。
ルクレチア城中庭で武闘大会のこと―彼が最も将来への希望で満ち溢れていたとき―を思い出す。
城のテラスでうなだれるオルステッド。
・・・SAD END・・・
*どの時代でもいいので、主人公達との戦闘中に自分のHPを一定値まで下げる。するとコマンドの「逃げる」が
ハルマゲドンになる。選択すると7つの時代全てが光に飲み込まれ消えていくエンディングになる。
スタッフロール後に「・・・AFTER ALL・・・EVERYTHING WAS BLOWN AWAY・・・」のメッセージが出る。
「最終編」のボス、「ピュアオディオ」との戦いで負けてもこれと同じエンディングを見ることができる。