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あらすじ
『勝利』と『栄誉』二つの水差しによりランドルフ王の遺産である一千万枚の金貨を見つけたルパン。
テレーゼを救出し、テオドールの野望を撃ち砕く為古代兵器“タロス”を謎の老人から貰った黄金の弾丸で破壊。
そしてテオドールは“タロス”の瓦礫により潰れた。ルパン達は脱出をはかるが……。

地下離宮・水路
広いところに出てきたルパン達。(不二子はいない)
水路を見ている最中に火の玉が飛んできてそれが壁に命中し先と後にある通路を岩で塞いでしまった。
ルパン「うあぁ!」
するとゴーレムみたいなものがルパン達に近寄ってきた。
ルパン「ん!?なんだありゃ!?」
構える次元と五右衛門
ルパン「……テ、テ、テオドールだ。」
それはゴーレムになれ果ててしまったテオドールであった。
テレーゼ「あの瓦礫から出るために、秘法を自分自身に使ったんだわ。」
ルパン「あ?人間やめちまったのか?」
五ェ門「相手にとって不足はない。」
斬鉄剣を抜こうとする五ェ門…だが
ルパン「いんや。ここは俺に任せてくれ。」
ルパンに静止される。ルパン愛銃のワルサーP38を抜く。
ルパン、ワルサーP38から通常の弾丸のマガジンを抜き黄金の弾丸の入ったマガジンを入れスライドを引き、構える。
テレーゼ「……ルパン。」
ルパンを心配するテレーゼ
ルパン「ケリをつけるぜ、テオドール。」
テオドール「ルーーパーーーンンン!!」
もはやテオドールは憎しみの塊と化していた。
テオドールは火の玉を飛ばすがルパンはすんなりとかわす。

テオドール撃破後
テオドール「おあがぁあああああああああ。るおぱぁああ〜〜〜〜んん、るぱぁあああ〜〜〜ん。」
苦しむテオドールに向かってルパンはワルサーを構える。
ルパン「今度こそ、成仏しな……」
ルパン、テオドールに向けて発砲する。そして弾丸の薬きょうが地面に落ちた。そして弾丸はテオドールに命中した。
テオドール「ガッ!」
すると突然テオドールが激しく光だし今にも爆発しそうになる。
ルパン「逃げろテレーゼ!」
テレーゼ「キャッ!……あっ、ルパン!」
光に包まれる3人 テレーゼがルパンに近寄ろうとしたその時爆発は起こりテレーゼは吹き飛ばされ水路へ落ちていく。
テレーゼ「キャァァーー!」

そしてその爆発によって地震がおきハンネヴァルト城が崩れていく。

とある川
川岸にテレーゼがいる。テレーゼは無事であったが気を失っていた。そこに見たことのある人影が……。

テレーゼ「ルパン!」
しかしそれはテレーゼの夢で、今いる所はヘンデルリートシュロス駅 時刻は午後5時30分
テレーゼ「そんなはず…ないか……」
テレーゼの目の前の女性(不二子?)が新聞を読んでいる一面に銭形の写真がありしばらくすると捨てた
その新聞の一面にはGoldenGasse Adendの文字、そしてテオドールの写真があった…
テレーゼは新聞を見た後見上げるが女性の姿はなかった。
そこに左腕に当て木をした銭形が(骨折したのか?)テレーゼのもとにやってくる
テレーゼに銭形は敬礼する
銭形「お加減はいかがですか?」
テレーゼ「もう大丈夫です。警部さん、ハンネヴァルト城でのご活躍、聞きましたわ。お手柄でしたね。」
銭形「いや、警察官として当然のことをしたまでです。それにしても警察署長のラングまでが、奴等…テオドールの一味だったとは。
   それにしても無事でなによりでした。」
テレーゼ「警部さんのおかげです。」
銭形「私は、貴女を病院に運んだだけです。」
テレーゼ「そのとき、近くに誰かいませんでしたか?」
銭形「ルパン一味のことをいっておられるのでしたら、いまだ発見に至っておりません。」
テレーゼ「そうですか…」
がっかりするテレーゼ
銭形「奴らが、そう簡単に死んだりはしません。」
テレーゼ「警部さん…」
銭形「ルパンは、必ず生きています。」
テレーゼ「はい!」
銭形「うむ。」
笑顔になる銭形とテレーゼ
テレーゼ「ふふふ。」
銭形「それでは私は、ルパンの追跡に戻ります。」
テレーゼ「はい、がんばってください。」
銭形テレーゼに敬礼する
銭形「気をつけて、旅のご無事を祈っております!」
テレーゼ「ありがとうございます。」
テレーゼ、荷物を持って列車に乗車する。
銭形はルパンの捜索に向かおうとすると一人の乗務員にすれ違い何故か振り向く
(注!このシーンで一瞬だけルパンが出てくるのでよく目を凝らしてください。この後顔が全然違うのになるので)
銭形「んむ?」
気のせいと感じた銭形は再び歩きだすが、何を思うのか物思いに老け込む。

列車の客室
客室にいるテレーゼのもとに乗務員(?)がやってくる
乗務員?「切符を拝見。」
テレーゼ「はい、どうぞ。」
テレーゼは切符を渡し見上げると……なんと乗務員はルパン三世でした!(変装だが顔は素)
テレーゼ「ルパン!」
ルパン「シーッ。」
テレーゼ「やっぱり無事だったのね。」
ルパンが無事なことに喜ぶテレーゼ
ルパン「テレーゼ、忘れもんだ。」
ルパンはテレーゼに手記を見せる。
テレーゼ「あ!……それは。」
ルパン「そう、親父さんの手記だ。」
テレーゼはルパンから手記を受け取る
ルパン「悪いと思ったが、読ませてもらったぜ。書いてあったぜ、最後の方に。お袋さん、病気なんだってな。
    治してやりたい一心で錬金術の秘薬を求めたんだろう。それで、親父さん、テオドールなんぞの出資を受けたんだろうな。
    遺跡の発掘はただでさえ金がかかる。」
テレーゼ「お父さん…」
ルパン「これはオレから君へのプレゼントだ。」
ルパンは小瓶を取り出す(錬金術の秘薬)
テレーゼはうれしくて泣きそうになる
テレーゼ「……はい。」
テレーゼは小瓶と手記を抱えている
ルパン「ママにかけてやりな。きっと良くなる。」
テレーゼ「……ありがとう。」
すると列車がトンネルをくぐり客室内は真っ暗になり、トンネルを抜けるとルパンはいつの間にか消えていた。
辺りを見回すテレーゼ
テレーゼ「……ルパン?」
ルパンはいないが、テレーゼの顔には嬉しさでいっぱいであった。(その時小瓶はテーブルの上)

トンネル前の脇の道(テーマ曲『約束』が流れる)
次元と五ェ門がTVでお馴染みの車(ベンツ)の前ルパンを待っている
バッグの中には大量の金貨が入っている(さすがに一千万枚全部は入らないが)
次元は金貨を弾いて暇をつぶしていた。
列車が通過した後ルパンが出て来て三人はベンツに乗り
それぞれの所定位置に搭乗する(ルパンは運転席、次元は後ろ、五ェ門は助手席に)
そしてベンツを発進し山道を進み何処かへ行く。

スタッフロール

ハンネヴァルト城跡にて
露になった地下通路(の一部?)の奥に老人(ランドルフ二世)とゴーレムが歩いていく。

END

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