戻る TOPへ

女神異聞録ペルソナ
雪の女王編・エンディング
 
(はじめに)
主人公の名前は「斎藤将志」、あだ名は「マサシ」にしています。
またテキストはPSP版「ペルソナ」を基にしています。
そして選択メンバーは南条・ブラウンにしています。
 
(本文)
 ついに氷の城の最上階で夜の女王と対峙する主人公達。
 
 夜の女王は白い仮面の女子生徒、黒い仮面の男子生徒の力を借り、アシュラ女王となっていた。
夜の女王「待ちかねたぞえ。」
仮面の女子生徒「学校なんか、なくなってしまえばいいのよ!」
仮面の男子生徒「諸君の実力を見させてもらおう。」
 
 そしてアシュラ女王との最後の決戦。
 激戦の果て、アシュラ女王を倒す事に成功する。
 
>夜の女王の声「うぬ…この様な小僧どもに敗れるとは…口惜しや……しかし、覚えておくが良い。人の中に希望を絶望に変える心がある限り、“永遠の夜”は何度でも訪れる事を…」
仮面の女子生徒「いや…どうして?ここは私の世界なのに…」
仮面の男子生徒「やはりな…しょせん付け焼き刃ではだめという事か。自分たちがどうにかするしかあるまい。斎藤君、だったね。君とはまた会うことになりそうだ。」
 2人は消えてゆく。
 
 夜の女王の呪いが解けたことで、氷の城と化していた聖エルミン学園が元に戻る…
 
 聖エルミン学園の玄関ホールで、セベクへ向かおうとする主人公たちを冴子が見送っている。
冴子「本当に行くんだね。」
南条「うむ、稲葉と園村が心配だしな。それに気になる事もある。白い仮面をつけたあの学生。園村によく似ていた…」
ゆきの「あぁ、アタシらにはやらなきゃいけない事が残ってるんだよ。そうだろ、斎藤?」
 (選択肢「はい」を選択)
ゆきの「園村を探さないと。なんだか苦しんでるみたいだった。」
冴子「…そうか。それじゃ悔いのないように頑張ってきな!あんた達はもう大人だよ。大人が決めた巣立ちを止めたりはしない。そのかわり…」
アヤセ「そのかわり?」
冴子「おじいちゃんになる前に帰ってくること!皆無事ですって私の前で報告すること!」
ゆきの「あぁ、心配いらないよ!なんてったって、冴子先生の優秀な教え子だからね!」
冴子「まったく優秀だね。どいつもこいつも校則違反のカッコウして!たまには担任の私の気持ちになって欲しいね!毎日毎日、教頭にどやしつけられて…」
 冷や汗をかく一同。
冴子「フフ…まぁ教頭先生も今回の事で考えが変わったようだよ。皆に“ありがとう”と伝えてくれって。しばらくは規則違反にも目をつぶってくれそうだね。」
アヤセ「えっ?あのハゲオヤジが?」
冴子「あれでいいとこもあるんだよ。さぁ!こんな所で立ち話してる場合じゃないだろ!!そろそろ行かないと日が暮れちゃうぞ!!」
ゆきの「あぁ、行ってくる!」
ブラウン「まぁ、おれ様がついてるから心配いらねえって。……おっと!きれいな顔に涙は似合わないぜハニー(ハート)、でひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。」
南条「“為せば成る”…か。この連中といると本当にそう思えてくるな。冴子先生!稲葉と園村は必ず見つけ出します!斎藤! 行くぞ!!」
アヤセ「これまでさぁ、なんとなぁ〜く生きてきたケド…斎藤とか黛たちが必死になってんの見てて、アヤセも頑張んなきゃって。ナニを頑張ったらいいのか、とりあえず街を元に戻してから決めるよ。じゃ〜ね、先生!」
ゆきの「街が元に戻ったら、まじめに勉強するよ。勉強して…いつか冴子先生みたいな立派な教師になるんだ!フフ…さよならは言わないよ。…先生!」
冴子「斎藤!いろいろありがとう。皆、将来にいろいろ思うところが出来たみたいだったけど、あんたはどうなの?何か夢はあるのかい?」
 (選択肢「はい」を選択)
冴子「そう!大きな事を成し遂げた今の気持ちを忘れず頑張るんだよ!!」
 そして主人公達は校舎の外へと出て行く。
冴子「さて…と。」
 校舎の中に戻ろうとする冴子。しかし不思議な感覚に気づき、振り向くとそこには金色の蝶がいた。
冴子「あら、どこから紛れ込んだんだい。フフ…あんたもあの子達の門出を祝っておくれ。」
 
校舎の外に出た主人公たちを太陽の光が包み込む。
 
少年たちの活躍により、
氷の城と化した学園は元に戻った。
仮面の呪いは消え去り、
学園の伝説の1つがその終焉を迎えた。
人の心に希望を絶望に変える心がある限り
永遠の夜は何度でも訪れる。
その女王の言葉を背に心の闇を振り払った少年少女は、
未来へと歩き始める…
 
(スタッフロール)
 
Cogito ergosum
−Rene Descartes
 
fin
 
 そして校門に出た主人公達が見たものはマークの姿であった。
南条「稲葉!!」
アヤセ「あれ?園村は?」
マーク「やばいことになった! 力を貸してくれ!!」
ゆきの「園村に何かあったのかい?」
マーク「すまん! オレがついていながら。セベクに行ったはいいんだけど中にいた悪魔に捕まっちまって…ヤツら武装してるんだ。オレだけじゃ、とても太刀打ちできそうにねえ。」
ゆきの「何だって!?」
ブラウン「早くもおれ様とその他大勢の出番だな!」
ゆきの「よしっ!」
全員「行こう!!」
 そして一同はセベクを目指し進むことに。
 
THE END
inserted by FC2 system