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マ イ ネ リ ー ベ
優美なる記憶


◆◇◆ バッドエンディング ◆◇◆



バッドエンドは
それぞれの相手によって微妙な違いはあるものの、
内容に大差ないので
「オルフェレウス バッドエンディング」
こちらで、代表させていただきます。


プレイヤーの名前は 「チョコ」 愛称は 「ミント」 を使用。


■□■□■ 1937年7月24日 ■□■□■

卒業式

〜 ここの部分は
「アイザック グッドエンディング」
を、ご覧ください。〜

チョコは、小走りに3人の元から離れ、
色とりどりの飲み物が並べてあるテーブルへ向かった。



□■□■ ここまでは全エンディング共通 ■□■□■


(えーっと、何飲もうかな?)
チョコが飲み物を持ってフロアーに戻ると、
ヴェルヘルミーネ、マリーン、オーガスタの姿がない。
(あれ?みんなはどこ…?)
ふとバルコニーに目をやるチョコ。
(あっ、あれは…)
そこには、ルードヴィッヒに抱かれ、
頬を赤らめ、幸せそうな
ヴェルヘルミーネが…。
(ヴェルヘルミーネは、
やっぱりルードヴィッヒ様狙いだったのね。)
反対側のフロアーの一角では、
エドヴァルドに肩を抱かれ、
何やら楽しそうに語りあうオーガスタが…。
(げげっ!オーガスタが、
エド様と良い雰囲気になってる〜。
あの自信オーラはこれか〜。)
…と、その時、チョコの目に飛び込んできた
衝撃的な光景…
それは…!
オルフェレウスの腕にもたれ、うっとりダンスを踊る
マリーンの姿…。
(げっ!…。
あっ…媚薬…効いたんだ…。)
…肩を落とすチョコ。
(…かえるか。)
とてもこの場にはいられない…。
失意のチョコは、お城を後にした。

夜道を、一人寮へ向かって歩くチョコ。
(……………あーあ…。
実りのない二年間だったなー。
…………
何がいけなかったのかなぁ…。
…………
なんで私だけ…。
うーん…。
媚薬の…勉強…
しておけばよかったな…
…って違うか。)



優美なる
二年間の
記憶を胸に

あなたは
ローゼンシュトルツ
「薔薇の誇り」
と名付けられた
学園を卒業した



§ END §

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