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クロノ・トリガー

ベストエンディング>>

ジール「ククク……。そこに眠っているのは、お前達の未来だ……。これから、叶うかもしれぬ夢……得られるかもしれぬ、喜び、悲しみ……お前達の明日そのものなのだ!この黒の夢はあらゆる時間、次元を越えて流れている……。ラヴォス様が目覚めるその時を待ちながら……。お前達の未来はいつか必ずここに辿り着く。お前達に未来はない!わらわを倒し、この黒の夢を止めぬかぎりな!来い、人の子よ!わらわが誘ってやろう。ラヴォス様の眠りの中へ……永遠の黒き夢に……!」

ジール戦(1回目)に突入。勝利。

ジール「ここでは力が出せん……。良い事を思い付いた。貴様ら魔神器に取り込んでくれる。有り難く思うとよいぞ……。この船の一部になれる事を!この私の一部になれる事を!!ラヴォス様の一部になれる事を!!!」

魔神器戦に突入。勝利。

ジール「虫ケラどもが……。わらわは、ラヴォス神と共に永遠にこの世を支配する女王なるぞ。そのわらわに、逆らおうというか。」

魔王はこう言った。

魔王「愚かな……。全ての存在は、滅びの宿命から逃れる事は出来ぬ……。ジールよ。ラヴォスに見入られた、悲しき女。せめてもの情けだ……この手で、全てを終わらせてくれる!」
ジール「呪われし予言者よ。そなたが海底神殿で犯した罪、わらわは忘れておらぬぞ。今こそ、その死を以て償うが良い!」

ジール戦(2回目)に突入。勝利。

ジール「ム、虫ケラの分際でこのわらわを追いつめるとは……ラヴォス神よ、その御力をわらわに!!」

黒の夢から放たれる光線が海底に!

ジール「フフフ……ハハハ……ついにラヴォス神がお目覚めになる!貴様達虫ケラなぞ。ラヴォス神の前では赤子同然。わらわは、ラヴォス神と共に永遠の生命を手にする事としよう!」

ついにラヴォスが目覚めた!

ラヴォス戦(2回目)に突入。10パターンを得て、勝利。

マール「や、やった……!」
ルッカ「お、終わった……」
カエル「やったか!?」
ロボ「や、やりマシタ!!」
エイラ「ラヴォス 倒した!エイラ達 一番 強い!!」
魔王「やったか……?」

ラヴォスの体内に突入。

マール「ずいぶん奥まで来ちゃったけど……」
ルッカ「だ、大丈夫でしょうね。」
カエル「薄ッ気味悪いトコだぜ。魔王城より悪趣味だ……。」
ロボ「センサーの反応によれば中心は近いデス!」
エイラ「!!ラヴォスの臭い 強くなる!!」
魔王「……もう後戻りは出来んぞ。」

いったん時の最果てに戻る。

老人「黒の夢は消え、あの女もようやっと眠りにつく事が出来た。人に戻れたのじゃ……。今こそ、そこのバケツからのゲートに飛び込むのじゃ……!これはお前さん達だけの戦いではない。この星の生命達……そう、この星とラヴォスとの戦いなのじゃ……!」

決意を新たにするクロノ達はラヴォスとの戦いへと赴く。そして、ラヴォスの体内にて、本体を見つける。

マール「こいつが……ラヴォス!」
ルッカ「こ、これが……本体!?」
カエル「共に戦ってくれ……サイラス!」
ロボ「シ! 信じられマセン……!この星に生命が誕生して以来のあらゆる生物の遺伝子を持っていマス!」
エイラ「エイラ 負けない!!」
魔王「今度こそ……。貴様の最期だ、ラヴォス……!」

ラヴォス(本体)戦に突入。

マール「に、人間の形……こ、こいつ、もしかして……この星の生き物全部の力をそなえてるんじゃ……」
ルッカ「わ、わかったわ。こいつの狙いが……星に寄生して長い時間をかけて、その星の生命体の優れた部分をよりすぐって、集める……。その遺伝子を持った子供をあの死の山で生み、また別の星へ……」
カエル「ど、どうなってやがる……!?待てよ、こいつこの星の生き物全ての力を持ってるってんじゃあ……そうか!俺達、この星の生き物の進化して来た全てを……こいつは眠りながら、蓄えていやがったのか……!!」
ロボ「コ、コレがラヴォスの目的だったのデス……!星の全ての生物の遺伝子、記録を得て……自分自身が進化を遂げるのデス!」
魔王「……太古の時代より、地下に眠り、この星の全ての生命の進化をそのまま我がものにして来たのか……。」

マール「じゃあ私達はこいつのために 生きてきたっていうの!?」
ルッカ「この星の生命が長い時間をかけ、してきた進化を、眠ってるだけでしようなんてムシがよすぎるわよ……!」
カエル「冗談じゃねえ……てめえの糧になるために、みんな生きてるわけじゃねえ!」
ロボ「戦闘能力値は……ケ、計測不可能!センサーが壊されそうデス!!」
エイラ「逃げない!エイラ、逃げない!逃げる、負けるより、嫌!!」
魔王「いわばラヴォスのエサに過ぎなかったというわけだ。我々人間、いや……この星の生命全てな……。」

マール「ここは、クロノや私達……リーネやドンや……みんなの……!みんなの星なんだからッ!!」
ルッカ「そんな……そんなふざけた進化なんて私は認めないからッ!」
カエル「てめえなんぞのために……!俺達は生きちゃいないッ!!」
ロボ「ワタシは人間によって作られた命……シカシ命は命デス!ルッカや、他のミナサンと同じ……この星の多くの命の一つデスッ!!」
エイラ「エイラ、負けない!エイラ達、この大地の命!お前、この大地の命、違う!!」
魔王「……今度こそ、貴様を倒し……我が長き闘いに決着をつけてやる……!」

ついにラヴォスとの最終決戦が始まった。そして、ついにラヴォスを打ち倒し、滅びの未来を救う事が出来た!!そして…

「クロノ……クロノ!クロノ!!!」

気がつくとクロノは自分の家で寝ていた。

兵士「いつまで寝てるつもりだ!いい加減に起きろ!!執行猶予は終わりだ。せいしにき刑を執行する。城へ同行しろ。」

ガルディア城にて

ガルディア33世「さんざん探したよ。クロノ君。私の娘を引っぱり回して。」
マール「パパやめて!クロノは何もしてないわ!」
ガルディア33世「クロノが何もしていないと娘は言っておるが……大臣もそう思うか?」
大臣「いいえ。クロノ達は国の一大事に関わる事をしました。」
マール「大臣まで何を言うの?話せば分かるわ!私は今まで城を出ていたのには訳があるの……実は……」
ガルディア33世「未来を救ったのだろう?」
マール「へ?」

中世、未来、原始時代から先祖が現れた。

ドン「未来を救い、我々に元気の意味を教えてくれた……。」
ガルディア21世「魔王軍を倒してくれた。王国暦600年の世界に再び平和が訪れた。」
キーノ「クロ達、恐竜人、倒した!」

マール「ど、どうしたの?みんな」

ルッカが現れ、ゲートホルダーを差し出す。

マール「ルッカ……連れて来たのね?」
ガルディア33世「お前達が大きな使命を背負っていた事……。歴代のガルディア王家の血を引く者達が全て話して下さった。」
マール「ガルディアの血……って、みんな、私の先祖や子孫なの?」
ガルディア33世「平和ボケして自分の事しか考えていなかった自分が情けない。国のため……、この星のためを考えなくてはならない時に。さあ!戦勝パレードじゃ!世界を救ったヒーローを祝福じゃ!さ、マールよ。思いっきり千年祭最後の夜を楽しんで来い!」

マール大喜び。

戦勝パレード>>

「さあ!未来を救ったクロノと無事お城に帰ってきたマールディア王女とそしてガルディアのますますの発展を願って……イッツァ、ムーンライトパレード!」
ララ「あんた。すわって飲んでばかりいないで。私達もいっしょに踊りましょう!あ!クロノ君。王様から聞いたわよ。未来を救った事。ルッカの幼馴染がそんなすごい事をする人だったなんて。なんか自慢しちゃいたい気分だわ。」
タバン「いやー祭りで飲む酒はうめーぜ!クロノよ。お前も一杯やりなよ。今日はヒーローなんだからよ!」
ボッシュ「もう刀などいらない時代が来たのかもしれんな。刀鍛冶ボッシュとしての役目は終わってしまうが、この星空を見ているとそんな事はどうでも良くなってしまうわい。」
ジナ「あなたが未来を救ったなんてね……。信じられないわ。でもね。お母さんはお前にもっと家にいてほしいよ。……ネコのめんどう見る人がいなくて大変なんだから。」
「王女様綺麗だな……や、当然君もだよ。」
「とってもファンタスティック!」

タイムゲート前>>

ルッカ「もうみんな……お別れなのよ。」
カエル「みな、それぞれの時代へ。」
ロボ「ラヴォスが死に、ゲートの力が弱まってイマス。」
ルッカ「ゲートが閉じる前にさよならを言わなきゃ。」
マール「そんな、みんな行っちゃうの?」

エイラ「クロ、強かった!マールも、強かった!エイラ、楽しかった!!」
マール「遠い遠いおじいちゃま。元気な子供を生んでね。じゃないと私が困っちゃうから。」
キーノ「へへ……大丈夫!エイラ、元気!!」
マール「そうね!!……って?何それ??どういう事?」
エイラ「キーノ、バカ!!さ、エイラ達、行く!」

キーノとエイラがゲートに入る。

カエル「賑やかな連中だな。自分の先祖かもしれないと思うとほっといてもいられないがな……。さあ王様、リーネ様がお待ちです。私達も帰りましょう。」

ガルディア21世がゲートに入る。

マール「カエルさん……」
カエル「……別れに多くの言葉はいらないさ。」
マール「そう。言葉とは限らないわ。」

マールがカエルにキッスをする。

ルッカ「良かったわね。王女様のキッスで姿が元に戻るっていうのがハッピーエンドの定番よ。」

カエルがゲートに入る。

マール「サラを探すの……?」

魔王がゲートに入る。

ロボ「ルッカ。ワタシも未来で元気にやっていきマス。」
マール「どうしたの。ルッカ?ロボにお別れは……」
ロボ「ヤハリ気づいてたのデスネ。」
マール「何のこと?」
ルッカ「……ロボは廃墟となった未来で生まれたわ……。でも私達がラヴォスを倒した事によって未来は明るくなるはず。つまり新しい未来ではロボの存在は……」
ロボ「ハハ、そんな事ないデス。きっと新しい未来でもワタシは……」
ルッカ「ロボのバカバカ!悲しい時は素直に悲しむのよ!!こっちが余計悲しくなっちゃうじゃない!!」
ロボ「……そんな思いやりの気持ちを教えてくれたのもルッカデス。とても感謝してイマス。」
マール「涙は似合わないわ。ルッカ……!新しい未来でも、ロボはきっと生まれて来るわ。」
ロボ「サヨウ……ナラ。」
 
ロボが機械にぶつかる。

ロボ「おっと。オイルでアイセンサーが霞んで……」

ロボがゲートに入る。

ルッカ「いつかした話、覚えてる?」
マール「ええ。死ぬ時に見る思い出の話……。」
ルッカ「もうその人は助かったみたいね。」
マール「うん。私も感じる。その人の息吹を……。」
マール「時間を旅するなんて……にが重すぎるね。」
ルッカ「シルバードも壊した方が良さそうね。もう、みんなと会えなくなるけど……。」

突然ネコが現れて、ジナも現る。

ジナ「これこれ、戻って来なさい。ほら、クロノ。貴方がエサを切らしたもんだからみんな逃げちゃって……。」

ネコがゲートの中へ飛び込む。

ジナ「あ!これ!」

ジナもゲートの中へ飛び込む。

マール「た、大変!!クロノ!!もうゲートは一生開かないわよ!!どうする?」

クロノはジナを追いかける事を決意する。

ルッカ「そうね!追いかけるしかないわね!」
マール「追いかけるってゲートはもう……まさかルッカ……」
ルッカ「たーいむマシーーンがあるじゃない!オーッホッホッホ!」

兵士が現る。

兵士「おっとマールディア様。こんな所に。王様がお呼びです。」

ガルディア33世「私は嬉しいぞ。もうお前が遠くに行く事もないじゃろうからな。マールディアよ。この日を記念して、私からのプレゼントじゃ。ほーら。可愛いじゃろ。マールディアの鐘じゃ。いい音がするぞ。おいマールや……どこ行った?ほれ……誰か……手伝ってくれ。」
マール「ありがとう……でも私。じっとしていれないの!」

シルバード発進!!

タバン「王様!間に合いましたぜ!一発ドカンと行きますかい!!」
ガルディア33世「いや、タバン。悪いが今はそれどころじゃ……」

<GAME STAFF>
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CHRONO TRIGGER  The end...

現代でマールと結婚したクロノはガルディア王となった。

原始時代で宴を楽しむエイラとキーノ。

中世で元の姿に戻ったグレンはガルディアの騎士となり、旅に出た。

現代で小さなロボとルッカがペンダントを持った赤ん坊を見つけた。

CHRONO TRIGGER  Fin

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