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がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め
真エンディング

※金・銀すべてのまねきねこを取っていると、エンディング中に裏ボス戦があります

からくり盗賊団の本拠地に攻め込み、無事物知りじいさんを見つけたゴエモン達
サスケとヤエはじいさんを街へと非難させ、ゴエモンとエビス丸はさらに本拠地の最上階へと進む

ゴエモン「うひーっ!さすがにたけえ所だなあっ!!」
エビス丸「ゴエモンはん、何やら、はでな兄ちゃんがいまっせ…。」
その通り、ゴエモンの後ろには派手な格好をした男性がいた。そして…
ゴエモン「よっ!派手な兄ちゃんよお!あんた怖くねえのか……ん!?そ・そこにいるのはおみっちゃん!?!…てことは?……はっ!!!てめえが「からくり盗賊団」のおおぼす「獅子重禄兵衛」かっ!!」
重禄兵衛「いかにもっ!!さあほらがいをよこしたまえっ!!」
ゴエモン「ちっ!!何をふざけたことをっ!!そっちこそおみっちゃんをかえせいっ!」
重禄兵衛「ふっ、人が紳士的に振舞っていると思って付け上がりやがって…」
エビス丸「(ゴエモンはん、ここはひとつ、おみっちゃんと交換と言うことで、ひそひそ…)」
ゴエモン「エビっ、でかしたぜ!やいっ!重禄兵衛っ。ほらがいはおみっちゃんと交換だ!」
重禄兵衛「よおし、わかったぜいっ!俺様の合図で同時に交換だっ!!準備はいいかっ!行くぞっ!!……せえのっ!!」
ほらがいを重禄兵衛に渡したゴエモン。重禄兵衛はどこかへ飛んでいってしまう。
エビス丸「あっ、ゴエはん!重禄兵衛がっ!!」
ゴエモン「おみっちゃんこっちだっ!!」
ゴエモンの元へと駆け寄るおみっちゃん。
だがおみっちゃんがコケたと思ったら、そのおみっちゃんはビスまるの変装であった…
ゴエモン「…・・げげげげげっ!!??」
ビスまる「ありがとう!助けに来てくれると信じてたわあーっ!!」
ゴエモン「てやんでいっ!!触るんじゃねえっ!」
ビスまるをぶっとばすゴエモン。ビスまるはどこかへ飛んで行った…
エビス丸「ゴエモンはん、まさかほらがいをほんまに投げるやなんて…!!」
ゴエモン「すまねえっ!手がすべってちまって…それより、やつめ、いってえほらがいで何をやらかそうってんだ……?」
エビス丸「そういや、ばかずきんが【きょしん・ふっかつ】がどうのこうのと…」
すると、重禄兵衛が別の場所で話してきた。
重禄兵衛「ぶわっはっはっは!!おろかものめがっ!本物のおみつはここだぜーいっ!!そこで、おめえらにうれしいお知らせだっ!おみつは、俺様の【びじょこれくしょん】に加えさせてもらおうっ!!その代わり…おめえらにはビスまるをくれてやるからせいぜい可愛がってやってくれいっ!!」
ほらがいをとり出す重禄兵衛
重禄兵衛「そして、いよいよ俺様の【巨神・復活・大作戦】が、現実の物となる時がきた―――――っ!!おみつと友に伝説の巨神に乗り込み、おめえらをたたきつぶし、俺様が新たなる歴史の覇者となるのだああああああっ!!!」
ほらがい「ぶおっ ぶおっ ぶおおおおおおっ!!」

ゴエモン「ちくしょー!いってえ何が起ころうとしてるんだっ!!」
エビス丸「ここにいてもらちがあきまへん。インパクトに戻りまひょっ!!」
ゴエモン「しかし、インパクトはこっからだとちょうど反対側になるぜ!!」
エビス丸「難儀(なんぎ)でんなあ…。」
だがゴエモンインパクトは、ゴエモン達の近くまで歩いて来た。サスケ達が操縦してきたのだ。
サスケ「ゴエモンどの!エビス丸どの!早く乗り込むでござるよ!」
ヤエ「牢獄での借りはこれでちゃらねっ!!」
ゴエモンインパクトの腕をつたって、2人はゴエモンインパクトに乗り込んだ。

インパクトの操縦席からは、怪しげだが、見たようなシルエットが映っている
そして、その実態は、なんとゴエモンインパクトそっくりのからくりメカであった。
重禄兵衛「伝説の巨神がおめえらのメカとそっくりで驚いたぜっ!!見た目はださださだが、実力は実証済みってとこか!そんじゃあおみつ、しっかりつかまってろよっ!!うおりゃああああああああああっ!!!!」
突進してくる紫色のゴエモンインパクト。だがこちらのゴエモンインパクトと衝突した瞬間、
タイムワープが勝手に作動してしまう。
ゴエモン「な・なんだぁこりゃあ?いってえ、何がどうなってるんでいっ!」
エビス丸「なんや、たいむ・わーぷしてるようでっせ!」
サスケ「インパクト同士の拒否反応でタイムマシンの回路がアクシデントを起こしたようでござるっ!」
ヤエ「く・苦しい……。」
そして2体のインパクトはとある時代についた…
一方、江戸時代の大江戸城では…
大江戸城の殿様とゆき姫救出絵巻に出てきたゆき姫とそのペットのくろべえが平和にひたっていた。
殿様「毎日平和で世も少し退屈じゃよ…。」
ゆき姫「まあ!!お父様ったら不謹慎ですわ。ねえ?くろべえちゃん!!」
くろべえ「にゃあにゃあ!」
どごおおおおおおおおおおんっ!!
2人と1匹「えっ!?」
大江戸城に、ゴエモンインパクトが落ちてきた
殿様「どーしていっつも、こうなるのじゃっ!!」

そしてこちら側のゴエモンインパクトのモニターに、再び紫色のインパクトが映し出される。
重禄兵衛「なんだ!?ここは!!ひょっとして俺様の憧れの江戸時代なのかっ!それにしても、あんな立派な城をぶちこわすとは、おめえらもただもんじゃねえようだなっ!!ふっ…まあいい…おめえらをぶったおした後、あの城もいただいて帰るとするぜっ!!重禄兵衛さまの真の力を思いしれええっ!!」
未来のゴエモンインパクトとのバトル。これに勝つと…
重禄兵衛「おのれ――――――――――っ!!!」
突進するも、未来のゴエモンインパクトは大爆発を起こし、消滅した。
だが、重禄兵衛がこちら側のゴエモンインパクトの顔に飛び移った。
重禄兵衛「がっはっはっはああああ――――っ!!これしきでやられる重禄兵衛さまではないわあっ!!残念だが、この俺様を本気で怒らせてしまったようだなっ!!喰らえっ、必殺・最終奥義っ!獅子重禄兵衛のっ!からくりまんじがたっ…めえ――――っ!!」
ゴエモン達はゴエモンインパクトの鼻小判で重禄兵衛をぶっ飛ばした…

ゴエモンインパクトから降り、おみっちゃんを探すゴエモン。
ゴエモン「ちくしょう、おみっちゃんはどこでいっ!」
だがゴエモン達の前に、突如カマキリのような腕をした大型からくりメカが立ちふさがる。
カブキ「ぐはははははっ!!!久しぶりだな!おれだよ!カブキ・リターンズ(前作、奇天烈将軍マッギネスでのボスキャラ)だよ!からくり・用心棒に生まれ変わり、あっさりやられ…そして、今、からくり・さいせい・のうりょくで復活した、おれさまの最後の姿、ひとよんで【カブキ・フォーエバー】!!ゴエモン!かならずおまえを倒すっ!かくご――――――っ!!」
カブキ・フォーエバーとのバトル。これに勝つと…
カブキ「ぐ…ぬぬぬ…くっ!またしてもやられてしまうとは…こ・こうなったら…あそこにへばってる、ゴ・ゴエモン……おめえの子孫…獅子・重禄兵衛もろとも、おれさまと地獄に落ちてもらうとするぜっ…!」
エビス丸「なんやてえ!!重禄兵衛がゴエはんのしそんやなんて―――っ!!」
重禄兵衛「ご先祖さまっ!!危ねえっ!!ぐわあああああっ…!!」
カブキ・フォーエバーは、爆発を起こし、消滅した。

おみつ「あ!ゴエモンさん!!重禄兵衛さんがっ……!!!」
ゴエモン「ふう…おみっちゃん、無事だったか…心配したぜいっ!!重禄兵衛っ、大丈夫かっ!!」
重禄兵衛は無事だった。
重禄兵衛「ふっ!おれさまなら大丈夫さっ。このくらいでくたばっちまっては【天下の大泥棒】ゴエモンさまの血を受け継ぐ【天下の盗賊王】獅子・重禄兵衛の名が廃っちまうぜいっ!!!」
その言葉を聞いた5人は、重禄兵衛が盗賊団を率いている理由と、彼が間違いを鵜呑みにしている事を理解する
ヤエ「重禄兵衛さん!貴方、何か大きな勘違いをしているようねっ!!」
サスケ「ゴエモンどのは、そなたのような【単なる物取り】とは違うでござるよっ!!」
エビス丸「そのとおりやで!ゴエはんは、よのため、ひとのため、わてのため、にちや、わるいやつをこらしめて、びんぼうなひとびとにすこしでもしあわせをもたらしてあげようと、どりょくしてまんねやっ!!!それが、ゴエはんにながれる【ぎぞくのこころ】なんやっ!!そんなゴエはんのしそんがこんなやつやなんて…なさけないにもほどがあるでっ!!」
重禄兵衛「うおおおおおおおおおっ!!すまなかったあああああああっ!!!ゴエモンさま、俺様が間違っていたぜいっ!!」
そこへ、ビスまるが乱入してきた。
ビスまる「重禄兵衛さまーん!!ビスまる・ぽっどでお助けにまいったざんすう・・はあ、はあ、はっ!こやつらはっ、さっきはよくもっ!さっ、重禄兵衛さま、かるーくひねってやってくださいざんす!ねえ重禄兵衛さまああああん!!」
重禄兵衛「うるせえっ!ばかやろーがあああっ!!」
重禄兵衛はビスまるをぶっとばした!
ビスまる「ひどいざんす――――っ!!」

ビスまる・ぽっどで未来に帰ることになった重禄兵衛
重禄兵衛「ゴエモンさま…いままであんたを目指して頑張ってきたつもりだったが、これからはあんたが教えてくれた【義賊の心】ってやつを胸に、未来の大江戸をきっとすばらしい世界にするよう約束するぜいっ!!!」
ゴエモン「ああ…期待してるぜっ!平和な未来がくるよう、どんなことがあっても、この大江戸はおいらが守っていくからよっ!」
重禄兵衛「よしっ!まずは、邪悪な俺様を説得しに帰るとするかっ!…おっと!それからおみつ…楽しかったぜっ!……あばよっ!!」
獅子・重禄兵衛は未来へと帰って行った…。平和な理想郷の世界を実現させるために…
ゴエモン「ぷぷっ!!おみつ…楽しかったぜ…あばよっ!か。重禄兵衛のやつめ、笑わせるぜいっ。…なあ、おみっちゃん!!」
おみつ「じゅーろくべえさま――っ、おみつも楽しかったわあーっ!はっ!!そう言えばっ!!!ねえねえゴエモンさん!物知りじいさんはどこにいるの?」
4人「わすれてた……!!」
物知りじいさんを街に避難させたきり、置き去りにしてきてしまった…

スタッフロールが流れる。そして、スタッフロールが終わった後…

その翌日…。伊賀の物知りじいさんがタイムマシンのテストをするんじゃと言って、
何事もなかったかのようにひょっこりとはぐれ街のゴエモンを訪ねてきた。
おみつ「きゃー!!物知りじいさんの幽霊だあ―――っ!!」
ゴエモン「ちくしょー!!化けてでやがったかっ!!」
エビス丸「ううむ!わてらがわるかったとはいえ、もともとじいさんが……!」
じいさん「あわわ…一体何をゆうとるんじゃ?おぬしらはっ!?」

ゴエモンたちが帰ってきた江戸時代は物知り爺さんが未来へ旅立つ前日だったのでした。

お し ま い

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