戻る TOPへ

*主人公たちの名前は、公式名であるナオト、ケンスケ、ミキにしてあります。
*ラストダンジョン最奥の次元の通路に飛び込むナオト、ケンスケ、ミキ、ヒーラー(ヒラヤマ)の四人。

ナオト:あれっ?国分町に出たぞ?

*町を歩いていると、魔王グロヴァーに出くわす。

魔王:小僧……もう諦めろ……何もかも……。
ナオト:お前の目的は、ファントムの世界を滅ぼすことだろ!どうして僕たちの世界を巻き込むんだ?
魔王:わたしがファントムの世界の魔王ではないからだ……。まだ気付かぬのか……試練を受けているのは、お前たちなのだ……。
ナオト:お前は一体何なんだ!?宇宙人か!?
魔王:宇宙人……お前らがそう呼びたければ、そう呼ぶがよい……。
ケンスケ:地球征服に来たのか!?
魔王:我々の目的が地球の征服なら、人間など簡単に滅びておるわ。
ナオト:我々……?仲間がいるのか!?
魔王:…………。
ミキ:じゃあ、目的は何なの!?
魔王:地球人をテストすることだ……。
ミキ:テスト……?
魔王:そうだ……我々は今、地球が危険な状態にあると見ている。このままではそう長くはない……そこで、我々は実験を行ったのだ。地球の未来を握る子供たちが大切なものを失ってはいないか?そして、地球人は宇宙の癌なのかどうか……それを確かめたかったのだ。
ナオト:…………。
魔王:だが、地球の子供も見捨てたものではなかったようだ。お前らはよく頑張った。しかし……わたしを倒さねば、このテストは終わらない……果たしてお前らに、わたしを倒すことができるかな?
ヒラヤマ:ナオトくん……大変なことになっちゃった……。
ナオト:心配しないで。僕は地球を守るよ。地球人は、宇宙の癌なんかじゃないんだ!!僕たちが地球の運命を変えてみせる!来いっ!魔王!!

*魔王グロヴァーとの戦闘。
*勝利後、国分町の風景が、ラストダンジョンと同じものになる。

ナオト:やっぱり今の国分町は、魔王の作った幻か!
魔王:さすがだな……小僧……今、お前たちはファントムの世界を救った……。さあ、次はお前らの世界だ!地球を守りたければ……わたしにお前たちの力を見せよ!行くぞっ!ハァーーッ!!

*未知の生命体へと変身した魔王グロヴァーとの戦闘。

未知の生命体:見事だ……地球の未来は……任せたぞ……子供……た……ち……
ナオト:やったぞ!
ケンスケ:やったぜ!
ミキ:やったね!
ヒラヤマ:クリアしたわねっ!!
ナオト:うん!僕たちの力で魔王を倒したよ!!
ヒラヤマ:私たちの世界の魔王を操っていたのも……天の神々なのかしら。
ナオト:僕たちも神々に認められる人間にならなきゃね。
ケンスケ:あっ!アネット姫だ!!
アネット姫:私たちの世界を救って下さったのですね。ありがとう。
ミキ:外でスピーカース王子が待っています。さあ、行きましょう!

*外にて。

スピーカース王子:魔王を倒したのかい!?ほんと?やったーっ!!!君たちは素晴らしいよ!!
アネット姫:私のために戦って下さったそうですね……。
スピーカース王子:いや……エヘへ……。
ナオト:王様が心配してるよ。フィアモーヌへ行こう!!

*サンドマンたちのいるプラブルームへ行く一行。

オーズ:英雄の魂を持つ者たちよ……天の神々の試練に、よくぞ打ち勝った。これで世界に再び平和が戻るであろう。英雄の魂は墓へと帰る……しかし、この戦いのことは忘れるでないぞ……。魔王を蘇らせてはいかん……よいな……。では、フィアモーヌへ!プラブルーム、発進!

*フィアモーヌの城、王の御前にて。

王様:世界を救い、アネット姫を助けてくれた。そなたらのことは永遠に忘れないぞ。
アネット姫:あっちの世界へ戻っても、元気でいてください。本当にありがとう。チュッ、チュッ、チュッ。
スピーカース王子:君たちには色んなことを教えられた……これからはサンドマンたちと一緒に、素晴らしい世界を築き上げていくつもりだ。今まで本当にありがとう。
サンドマン:では……そろそろ……。
ナオト:じゃあ、皆さん……お元気で。さようなら!

*サンドマンと一行は、小高い丘の上に来る。

サンドマン:皆さんの勇気はファントムの世界に伝説として語り継がれるでしょう。
ナオト:あなたたちのお陰で、僕たちは凄い冒険が出来ました。仲間の皆さんにもよろしく!
サンドマン:さようなら。
ナオト:さようなら、サンドマン。

*次元の通路から、一行は国分町に戻る。すると、次元の通路が消える。

ミキ:次元の通路が消えちゃったね……。

ナオト:帰ってきたね……。
ミキ:終わっちゃったね……冒険……。
ケンスケ:うん。もうすぐ、また学校だ……。
ナオト:でも、やっぱりどんなゲームより凄い冒険だったねっ!
ミキ:うん!
ケンスケ:うん!
ナオト:じゃあみんな、帰ろうか!
ヒラヤマ:私もおうちに帰るわ。こんどまた、みんなで会おうよ。じゃあね!
ケンスケ:じゃあな!
ミキ:また学校でねっ!
ナオト:ただいまーっ!!

*スタッフロール

*数日後

ケンスケ:オレよー、あの冒険のこと、今でもよく思い出すんだ。
ミキ:うん!私もーっ!
ナオト:でも、なんだか凄く昔のことだったような気もするね。
ケンスケ:ああ……夢でも見ていたような気もするな……。
ミキ:そうね……。
ケンスケ:ファントムの世界の人たちも、元気にやってるかな?
ミキ:またいつか会いたいね……。
ナオト:そうだね……。

inserted by FC2 system