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ファイアーエムブレム トラキア776


ベルドを倒し、玉座を制圧した後から
(生き残りや仲間にした具合で大きく変わります)
マリータを仲間にし死んでいない、ナンナ、フィンが生存、
24章外伝でエーヴェルを助けた状態でのエンディングです。

リーフ「勝った..のか..」
軍師アウグスト「はっ..北トラキアにおけるロプトの勢力はこれで消滅
いたしました。トラキアの民はロプトのくさびからようやく解放されたのです
これもみな王子の力によるもの本当に..よくがんばられましたな」
リーフ「いや..アウグスト..あなたのお陰だ。あなたが僕を導いてくれたのだ
何も知らなかった僕にあなたは君主としてのあり方を教えてくれた
アウグスト、ありがとう。あなたにめぐりあえて幸せだった。心から礼を言う...」
アウグスト「これは..こまりましたな..今だから申し上げますが私はある方の
命により王子の軍師となったのです。最初は、正直申し上げて北トラキアの解放など
無理だと思っておりました。ですが王子のあまりにひたむきなお姿に
いつのまにかこの方こそをと思うようになったのです。それゆえに、色々と
ご無礼な事も申し上げました、どうかお許し下さい」
リーフ「いや、アウグストの言葉はいつも僕の心に重くひびいた
人々の苦しみや悲しみの深さを僕はあなたから教えられた。
アウグスト、これからも僕を助けて欲しい。僕にはあなたが必要なんだ」
アウグスト「はっ..王子がお望みとあらば..」

フィン「リーフ様、セリス軍からの知らせによると
コノートは解放軍によって制圧されたそうです!」
リーフ「えっ、コノートが陥落したのか!ではセリス様は?...」
フィン「マンスター攻略の手助けをするためこちらに向かわれているそうです
われらが勝利をまだ御存知ないのでしょう。」
リーフ「そうか..わずか1日であの堅固なコノート城を落とされるとは、
さすがはセリス様だ。だが、出来るものならブルーム王はわが手で討ち果たしたかったな」
フィン「はっ..しかしリーフ様、これでようやく北トラキアは解放されたのです。
人々は解放軍の勝利に歓喜しています。このマンスターでも人々は熱狂して
王子の名をさけんでおります。トラキアは英雄キュアンの子により解放されたのだと..」
リーフ「フィン、確かに長く苦しい日々だった。でも僕はフィンがいてくれたから
がまんが出来た、フィンの方が僕よりもずっと苦しかったはずだから。
フィンは自分を犠牲にして僕をここまで育ててくれた、僕はフィンのひざの上で
大きくなったようなものだ。僕はどうすればおまえに報いる事が出来るのだろう」
フィン「リーフ様、北トラキアの4つの王国レンスター、アルスター、コノート、
マンスターは王子のレンスター王国をのぞき王位継承者たる男子がおりません。
ゆえに、それらの国民達はリーフ様の下に統一される事を望んでいます。
リーフ様彼らの望みをかなえてやって下さい。
トラキアの悲劇は小王国の対立とくりかえされる戦争によるもの。
トラキアを統一しかつてダインとノヴァのもとで繁栄した理想の王国を築き上げる..
それは亡きキュアン様の夢であり私の願いでも有るのです」
リーフ「うん、分かっている。僕はもう逃げない。僕には北トラキアを守る義務が有る
トラキアの統一がなるかどうかはトラバント王の出方次第だが
出来るだけの事はしたいと思う。フィン、それでいいか..」
フィン「はい、リーフ様。」

エーヴェル「リーフ様、残念ですが、私たちはもうフィアナへ戻らねばなりません」
リーフ「えっ!どうしてなんだ?エーヴェルは一緒に来てくれないのか!?」
エーヴェル「海岸ではまだ海賊達が暴れているそうです、村人達を見捨てる訳には
まいりません。それに、私達ではもうこれからの戦いにはお役にはたてません」
リーフ「だけど..エーヴェル..」
エーヴェル「リーフ様、帝国との戦いに勝利してレンスターに戻られる日を楽しみに
しています。その時はフィアナの皆と一緒にお祝いにかけつけますから」
リーフ「..そうだね..分かったよ、エーヴェル。僕はきっと戻ってくる、待っていてくれ..」
エーヴェル「はい、お待ちしています。リーフ様...」

ナンナ「...」マリータ「ナンナ様、ほらっもう言っちゃいなさいよ!」
ナンナ「で、でも..」マリータ「今、言えなかったらずっと後悔する事になるわよ。
いつまでも可愛い妹のままでいいの?」ナンナ「だけどマリータ..」
マリータ「ううん、もうっじれったいわね!リーフ様!」
リーフ「マリータか?なんだそんな恐い顔をして?」マリータ「ほらナンナ様..」
ナンナ「リーフ様..」リーフ「ナンナ、有難う。僕がここまで来れたのは
ナンナのお陰だよ」ナンナ「そんな、私なんて何も..」
リーフ「いや、ナンナとは兄妹みたいにして育ったけど、助けてもらったのは
いつも僕の方だった。ナンナが僕を支えてくれたから、いつも勇気付けてくれたから
ここまで頑張れたのだと思う。ナンナこの戦いが終わったら僕もラケシスを探しに行く
そして、もしラケシスに会えたら僕ははっきりと言うつもりだ。
大好きなナンナを..ぼくにくださいって..」ナンナ「!..リーフ様..」
リーフ「僕達の戦いはまだまだ終わらないけどナンナ、一緒に来てくれるね」
ナンナ「はい、リーフ様..」

アウグスト「リーフ様、セリス公子がお見えになりました」
セリス「リーフ王子、応援に来たけれどその必要はなかったみたいだね。無事で安心したよ」
リーフ「セリス様!これもみんなセリス様のおかげです本当に有難うございました」
セリス「いや、北トラキアの解放は王子が自分の力で成しとげたのだ。
私は何もしていない。北トラキアは王子の下に一つの国としてまとまるだろう
その豊かで大きな国が帝国を相手に戦ってくれるとしたら、私達解放軍にとって
これほど心強い事は無い。リーフ王子、これからも共に進んでもらえるだろうか
私達のなすべき事はまだまだ多い。きっと多くの困難が待ち受けているだろう。
でも私はリーフ王子と2人なら乗り越えて行けると思う。
かつて父上達がそうであったように、
私達も生死を分かち合える友として生涯変わらぬ友情を誓いたいんだ。」
リーフ「はい!私はセリス様を兄とも思っています。セリス様の
お力になれるのならこれほど嬉しい事は有りません。」
セリス「ではこの剣に誓おう、私達は生まれた時こそ違うが、死ぬ時は一緒だ。
友として、兄弟として、共に手を取り合い、この世界を救うと誓おう!」
リーフ「はい!セリス様!!...」

マップクリア後のターン数、スタッフロール、各ユニットのその後が有り、
THE END

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