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(主人公の名前は犬河で、芝沢 真央から野球超人伝をもらっています)
(また、仲間は全員強化しており、ヒーローとの紅白戦にも勝っています)

(突如花丸高校に転校してきたヒーロー達。彼らは悪の組織ワルクロ団と戦うためにやってきたと言っていた)
(しかし、ヒーローとワルクロ団はグルだった。ワルクロ団のボスワルドスからそう聞いた犬河は、ヒーロー達に紅白戦を挑む)
(ヒーローを追い出す事に成功した犬河達は、甲子園に出場し、決勝で強豪校の二十六学園をも打ち破り、甲子園優勝を成し遂げたのであった…)

〜花丸高校校歌〜
緑あふれる大地に
未来の種が
芽を出した
いろんな未来が
そこにある
育てよ育て
未来の芽
ああ〜花丸
花丸高校

犬河:やった!優勝だ!
富流斗:ばばば、ばかナ…。爆発力が足りなかったいうのカ?!

(数日後…)
(花丸高校に戻った犬河と湯田。しかし、校内は誰もいないかのようにヤケにしずかだ…)
犬河:しかし、優勝して凱旋か…今日は最高の日だなぁ!
湯田:それにしては、学校が静かでやんすね?
犬河:そういえばそうだな?
(ドガガーン!)
(突如学校の一部が爆発を起こす)
犬河:ななな、何事だ?!
湯田:何かが爆発したでやんす。あ…あああ!校舎の上を見るでやんす!
(校舎の上にいたのは、何故か紅白戦の後消滅してしまったハズのヒーローのリーダー、レッドであった)
レッド:よう!久しぶりだな犬河!
犬河:お前は…レッド!?俺たちに負けて消えたんじゃなかったのか?!
レッド:フフフ、俺もそう思っていた。だが、どうやらまだ勝負は終わってなかったらしいぞ。
犬河:な、なにぃ!?
レッド:この大会中に発せられた試合に勝ちたい、という強烈な願いが再び俺たちを呼び戻したのだッ!
犬河:な、なんだってー!あれ…待てよ。大会は俺たちの優勝で終わったから、もう願ってはいないぞ!
レッド:そのとおりだ。しかし、願いが成就したことによる感情の爆発こそが、オレたちの復活の最後の引き金となったのだ。そしてここでお前達を始末すれば、オレたちの存在がこの世界に安定するのだッ!
湯田:なんだかよくわかんないでやんすが、むちゃくちゃ大ピンチでやんすー!
(…ズシン…)
(恐竜が近づいてくるような足音が聞こえてくる)
犬河:いまの地響きはなんだ?
湯田:あ、学校の反対側でやんす!

ズシーン!
犬河:な、なんなんだ、あれは…?
ズシーン!
犬河:ち、近づいてくる…
ズシーン!
犬河:ガ、ガンダーロボ!
(現れたのは、シリーズおなじみのガンダーロボ!しかも1分の1スケールだ!乗っているのはパワポケ4とパワポケ5にて登場した黒野博士だ)
黒野博士:がはははは!こんな事もあろうかとガンダーロボを開発しておったのじゃあ――!悪の天才科学者のわしの力を見せてやるわ!
犬河:黒野博士!?
黒野博士:ふむ、何とか間に合ったようじゃの。

犬河:ああ、黒野博士!本当に助かりました。
黒野博士:ウム。ま、こんなこともあろうかとな。じゃ、操縦装置はこれじゃからあとはよろしく。
犬河:………へ?
黒野博士:アレがお前たちの願望から生まれたならお前たちが倒さんといかんのじゃ!
犬河:俺たちが…生んだ?…よしわかった、レッド。決着をつけるぞ。

(犬河はガンダーロボに乗り込み、ヒーロー達に立ち向かう!)
犬河:もうお前らの好き勝手にはさせないぞ!よーし、いっけえー!
レッド:はははは!そんなガラクタを持ってきても我々は倒れんぞ!返り討ちにしてくれるわ!
(ガンダーロボに乗ってヒーローの大群とバトル!これに勝つと…)

オレンジ&グリーン:うわぁああああ…
(ヒーロー達は今度こそ完全に消滅した!)
湯田:やったでやんす!ヒーローたちが消えていくでやんす!
レッド:………。
犬河:レッド…これでお別れだな!
レッド:ふむ、どうやらそのようだ。野球で敗れ、次には実力行使で敗れた。この次の機会はないだろう。
犬河:あまり悔しそうじゃないな?
レッド:この2年間、ずっと考えてきた。なぜオレ達のような者が必要なのかと。そして今日、結論が出た。おそらく、これが正しい結末なのだ。
犬河:どういうことだ?
レッド:単に甲子園に行きたいという願いをかなえただけならば、お前達が満たされることはない。願いの代償として、オレたちを越えなければならなかったのだ。
犬河:……!
レッド:願い事をかなえるために召喚された者は数あれど、俺のように満足して退場して行ける者は数少ない。さらばだ、犬河。
(レッドは消えていった…きっと仮面に隠された表情は微笑んでいたに違いない…)
犬河:………。ちょっとまて、レッド―!最後だけ良い奴になるなんてずるいぞ―!…………。
湯田:犬河君、大変でやんす!
犬河:なんだよ?
湯田:オーバーヒートを起こして、ロボットが火を吹いてるでやんす!
犬河:…………ああ本当だ!博士…おい、黒野博士はどこだ?!
湯田:とっくに逃げちゃったでやんすー!
犬河:なにぃいいいいい?!
(どが―――――ん!!)
(その後、花丸高校が半月もお休みになったのは言うまでもない……)

(数ヵ月後)
(犬河の家にて)
母親:まさか、自分の息子がドラフト上位指名とはね。あら、どこの球団だったかしら?えーと…
(ここで、「巨人」を選択。)
犬河:忘れっぽいなぁ。ジャイアンツだよ!
(湯田君がやってくる)
湯田:犬河君!!今日は学校でTV局の取材があるんでやんすよ!
犬河:ああ、そういえばそうだったな。よし、学校へ行こうか。

犬河:…えっ?
(通学の途中で見かけたのは、犬河の恋人で、紅白戦の最中起こったピンクとの死闘の後、行方不明になっていた真央であった。)
真央:………。
犬河:あ、キミは…あの…えっと…
真央:…………。
(スタスタ…)
(犬河は何故か思い出せない。実は彼女はヒーローの一人だった。どうりで忘れてしまうハズである)
(立ち去ってしまう真央)
(しかし…)
犬河:あっ、ちょっと…真央ちゃん!
(自分の事を覚えている犬河に驚く真央)
真央:!…どうして…?どうして…覚えてるの?記憶は消した…はず。
犬河:だって、君からはまだなんにも教えてもらってないじゃないか。大好きな君のことを、もっともっと教えてもらわないことには、忘れてあげないよ。
真央:……犬河…
(真央に抱きしめられる犬河)
(ぎゅっ(はあと)
湯田:な、ななな?!朝から路上で、ハレンチでやんす!ムキー、どうして犬河君だけおいしい目に遭うんでやんす!
犬河:決まってるだろ?これが、【ハッピーエンド】というやつなんだよ。

(後日談)
(プロ入りした犬河に突如現れたライバル!それは…高校で1年先輩だった東先輩でした)
東先輩は、大学野球で大活躍し
今では、プロ野球選手になっている。
かつての野球部の先輩は、
プロになったら後輩で、
しかも今度は、敵同士。
これからは、いいライバルとして
お互い高めあっていけたらいいなぁ。

(ある日、犬河は雑誌を見ると、高校野球のチームメイトだった白石君が載っている事に気づきました)
犬河:あ!これ白石君だ!
ラーメン好きの白石君は、
本当にラーメン屋をはじめたらしい。
しかも、雑誌に大きく紹介されるくらい
繁盛しているようだ。
犬河:白石君のラーメン屋か…よし、一度食べに行ってみようかな

(乱暴者だった有田君は、ある日小晴ちゃんと自転車に乗って2人きりの時間を満喫していました)
小晴:修吾ぉ、大丈夫ぅ?おりようかぁ?
有田:平気だよ!それにこの坂道の上まで、小晴を乗せて登りきるのが夢だったんだ。
小晴:そんな、わたし修吾に迷惑かけるのなんていやだよぉ。わたしも手伝うからね。
有田:ごめん。じゃあ2人でこの坂を登ろう。…登りきったら、小晴に伝えようと思っていることがあるんだ。

(感情をコントロールできるようになった森盛君は、表と裏の世界を行き来しています)
野丸:おーい、森盛君!

暴走族:(失礼します森盛様!)

森盛(表):やあ、みんな。今日もがんばろうね!

森盛(裏):(おい、お前ら!今日もついてこい!)

上手く使い分けてる森盛君であった。
非常にタチが悪い…………。

(野丸君が不格好な格好で街中を歩いている…)
野丸君は、適当にするのが普通と知り、
適当に個性的に生きている。
…だから、それはちっとも
普通じゃないんだってば…

(佐和田監督が落ち込みながら途方に暮れている…)
佐和田:…おかしいな。甲子園で優勝したっていうのにぜんぜん達成感がないぞ。それどころか、なんだか目標がなくなっちまったな。ははは、俺の人生はいったいなんだったんだろうなぁ…引退して、ゆっくり考えてみるか。

(木村先生は校長に自分の決意を話して以来、生徒達に信頼される先生となりました。河原で生徒達が追いかけてきます)
生徒達:先生!せんせい 先生 先生 センセイ
木村先生:あっはっはっはっは―――!みんな、僕についてくるんだよ!カモン!わたしのかわいい生徒達!あの夕日に向かってダッシュだ!あっはっはっはっはっは―――!

(黒野博士とワルドスが何やら怪しい計画をしています。後ろでは立花ボボとカニ男がケンカしています…)
ワルドス:お互いのノウハウを集めれば、今度こそ真の闇の組織が作れる。
黒野博士:ウム、わしも研究に専念できるしな。
立花:こら〜!副司令官はこの立花でバッタ!
カニ男:そんなことゆるさないガニィ〜!
…今日も悪の組織はさわがしい。
だって、世の中を変えなきゃ
いけないんだから。

(義賊として夜闇の町の平和を守る真央と相棒ネコのスキヤキ)
…どこかの国のおとぎ話。
「むかしむかし、せかいじゅうの
 ひとはふこうでした。
 あるひ、かみさまがやってきて
 みんなのためにはたらきました。
 おかげで、せかいじゅうのひとたちは
 しあわせになりました。
 でも、かみさまだけは
 ずっとこどくでふこうでした。
 なぜなら、だれもかみさまのことを
 しらなかったからです。」
「そんなあるひのこと、
 ひとりのたびびとがいいました。
 『かみさま、ありがとう』
 そして、かみさまはこどくでも
 ふこうでもなくなりました。
 めでたし めでたし。」
真央:…今日は、あの人のところに行こうか……どう思う、スキヤキ?
スキヤキ:ニャオン。

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