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パワプロクンポケット5(裏サクセス)
エンディング

(主人公の名前はヤエにしていて、月光に所属しています)
(仲間は、愛、水木、恵理、鋼、根呂、森本、小山、ドミオ、アルベルト、アンヌ、野球仮面です)
(さらに、カエル、カブトムシ、ムカデ、光る石を所持しています)

(ヤエは完成した野球人形を殿様に献上する事に決めました)
ヤエ:さあ、野球人形を殿様のところへ運ぼう!

(そして…)

ヤエ:いろいろなことがあったけど、これでこの任務も終わりか…
凡田:まだ風賀の国を出たばかりでやんす。油断しちゃダメでやんすよ。
ヤエ:ははは、わかってるって。
(フッ)
(突如辺りが暗くなる)
ヤエ:な、なに?急に暗くなったけど。
(ゴロゴロゴロ…)
ヤエ:明るくなったぞ?
凡田:ああっ!妖怪たちに囲まれているでやんす!
ヤエ:いつのまに?!
???:(クックック…野球人形をいただくでやんす。)
ヤエ:「やんす」?なんと、凡田君が黒幕だったのか!
凡田:オイラ、黒幕じゃないでやんす。
ヤエ:うそつけ!あんな変なしゃべりかたする奴が他にいるわけないだろ!
凡田:変なしゃべり方とは失礼でやんすね!ヤエ君は以前から、そんな風に思っていたのでやんすね!!
(おたふく仮面をつけた男が現れる)
???:コラ…お前たち!どこかで聞いたような言い争いはやめるでやんす。オイラこそ妖怪軍団のリーダー【亀田幻妖斎】でやんす!
(仮面を外したその姿は、凡田くんそっくりだった)
ヤエ:そうか、お前が妖怪軍団の頭目か。野球人形をどうするつもりだ!
亀田:あれは、もともとこの世界のものではないのでやんす。
ヤエ:へ?南蛮で作ってるって聞いたけど。
亀田:部品は、そうでやんす。でも、【心技体の珠】はマナの少ないこの世界で作るのは無理でやんす。きっと、この世界にやってきた大昔の魔法使いたちが持ち込んだに違いないのでやんす。オイラはその珠を、元の世界にすべて持ち帰るのが目的でやんす。
ヤエ:野球人形じゃなくて、珠の方が目当てなのか?いったいなんのために…
亀田:ククク、あの珠は野球人形にしか使えないモノではないのでやんす。そう、たとえば…こんなものも、動かせるのでやんす!

(ズドドーン!)
(森の一角が爆発する)
ヤエ:うわっ!な、なんだ?
(ゴゴゴゴゴゴ)
ヤエ:地面の下からなにか出てくるぞ?!
(巨大な穴から現れたのは、前作にも登場したガンダーゴーレムであった!)
(どおお――――ん!)
ヤエ:うわあっ!なんだ!こ、これはいったい…
(ガンダーゴーレムに搭乗する亀田)
亀田:ククク…これこそ野球人形と同じ珠で動く究極の人型巨大決戦超合金ロボ、【Zガンダーゴーレム】なのでやんす!これが量産されたあかつきには、ニンジャだろうがサムライだろうがもののかずではないでやんす!
(忍び刀をかまえるヤエ)
ヤエ:そんな長ったらしい名前の変なカラクリなんかに、風賀の忍者は負けないぞ!みんな、力を貸してくれ!

(ピカッ!)
(突如、いかずちが落ちる)
ヤエ:なんだ?なにが起こった?!
凡田:ああっ!?光る石が、いつもよりもいっそう強く光ってるでやんす!
ヤエ:カブト虫とカエルとムカデが中に吸い込まれたぞ!この石は魔物召喚石だったのか!凡田君、その石をよこせ!
凡田:ど、どうするんでやんす?
ヤエ:この石を使えば怪獣が呼び出せる!巨大カラクリには、巨大怪獣だ!
凡田:で、でも、名前はどうするでやんす?
ヤエ:え、名前?
凡田:名前がないと命令できないでやんす!
ヤエ:あ、そうか。えーと…えーと…
凡田:早くするでやんす!
ヤエ:ええい、【としおくん】だ!
凡田:へ?
ヤエ:行け!としおくん!
(ドカーン!)
凡田:……その名前、ぜったい後悔するでやんす。

(頭にはカブトムシのツノ、背中にはムカデの皮を付けた巨大なカエルのような生き物が現れる)
(ゴゴゴゴゴゴ…)
としおくん:アオオオオオオ――ン!
ヤエ:おお、伝承どおりの巨大怪獣だ!さあ行けっ、としおくん!Zガンダーゴーレムをやっつけろ!
(Zガンダーゴーレムにベロビンタ攻撃!)
としおくん:グエッ!
(ぺち!)
ヤエ:……あれ?ひょっとして…ぜんぜん効いていない?
(Zガンダーゴーレムの怒りのメガトンパンチ!)
(ボガッ!)
(としおくん…撃沈…)
ヤエ:……ああ?!よ、弱すぎる……なにしに出てきたんだ、お前。よ、よーし!今のはなかったことにして気を取り直して行くぞー!

(Zガンダーゴーレムとのバトル!これに勝つと…)

ヤエ:よーし、やっつけたぞ!忍者の強さを思い知ったか!
亀田:チッ!しかし、お前たちが戦っている間に野球人形はいただいたでやんす!
ヤエ:げっ、卑怯だぞ!
亀田:それはほめ言葉でやんす!わはははは、さらばでやんす。
(タタタタタッ…)
(甲羅を捨てたカメのように逃げる亀田)
ヤエ:…逃げ足の早いやつだなぁ。
凡田:そんなことより、野球人形を奪われたでやんす!
ヤエ:ああ、そのことなら心配ない。本物は、いまごろ別働隊が殿様に献上しているはずだ。
凡田:へ?じゃあ、奪われたアレは?
ヤエ:爆弾つきのニセもの。
(ドガ―――ン!!)
ヤエ:ほらね?
凡田:なんだか、あの亀田とかいうのに同情したい気分でやんす。
ヤエ:そういえば、あのガンダーゴーレムの部品がいっぱい散らばっているな。それを集めて金にして、野球人形をもっと強化しよう。
凡田:…仕事熱心でやんすね。
ヤエ:まあ、どうせなら徹底的にいいものに仕上げたいからな!

こうして、風賀の国をゆるがせた
戦争は幕を下ろした。
野球人形は無事に届けられ、
風賀の国の忍者は名を上げたのである。
しかし!油断してはいけない。
妖怪軍団の黒幕亀田幻妖斎は、
きっと、次の悪だくみをしている
にちがいない。
戦え、ヤエ!
世の中の平和のために!

(後日談)
(縄でぐるぐる巻きにした野球仮面を持って行くアンヌ。後ろからは重装備を施したアルベルトが追いかけてきます…)
アルベルト:オウ、待つです野球仮面!妹をどこに連れて行って、妹にナニする気ですかー!
野球仮面:いや…この状況で、ぼくに言われても。
アンヌ:アハハ、愛の逃避行だよ!
アルベルト:むむむ、野球仮面!お兄さんは許しマセーン!つかまえてヤツ裂きです野球仮面!
野球仮面:え、ぼく?!ぼくのせいなの?!

(鋼と根呂が海の上を泳いでいます。)
鋼:根呂よ!アメリカにはガンマンという強いヤツラがいるらしいぞ。楽しみだな!
根呂:ウー…ハガネ?まだ向こう岸、見えない…
鋼:うーむ、太平洋は瀬戸内海よりもちょっと広いみたいだな。ま、あと2、3日も泳げば大丈夫だ。
根呂:ウー…じゃ…根呂がんばる。

(小山の肩に乗った森本と、密林のゴリラの如くダチョウに乗ったドミオの面白御一行)
ドミオ:ハーイ、エブリメン。今日もよい天気で、絶好の冒険びよりでゴザルな。
森本:きーきーきー!
小山:…どうでもいいが、その大きな鳥はなんだ。
ドミオ:HAHAHA!これはダチョウといって、馬よりも速く走る鳥でゴザル。
森本:きーきーきー!
小山:…どうでもいいが、どうしておれが、このメンバーに含まれてるんだろう…
ドミオ:HAHAHA!深く考えたら負けでゴザルよ。これ「鬼の耳に念仏」ネー!
森本:きーきーきー!
小山:…どうでもいいが…本当にどうでもいいのか、おれ?

(今回の出来事で、愛とヤエの絆は深まったようです。仲良しな2人をこっそり覗く水木の姿が…)
愛:ヤエ君?そろそろ、私達のことお父さんに…
ヤエ:うん、そうだね。それじゃ、今夜にでも二人で話してみようか?
愛:ほんと!?うれしい!
水木:…そうかよ。やっぱりヤエがいいのかよ。くっそ〜〜〜!
その後、月光の城で二人は
末永く幸せに暮らしました…。
めでたし、めでたし。

(恵理は学校の教師となり、忍術の基礎や、今回の事を生徒達に教えています…)
恵理は故郷に帰って、
忍者学校の先生になった。
恵理先生:はいはい、ここのところ大事だからしっかりおぼえるのよ!
生徒:先生、風賀の国の戦争に行っていたって本当ですか!
恵理先生:ええ。あ、でも先生が行ったのは風賀の国の内戦のほうだからね。
生徒:なーんだ、風賀の国に攻めこんだ軍隊にいたんじゃないんだ。
恵理先生:アハハ、先生ドジだから、その戦争にかかわってたら死んでいたわね。

(ボコボコにされた亀田。しかし、まだ懲りていないようだ…)
亀田:こ、今回もひどい目にあったでやんす。しかし、オイラあきらめないでやんす!悪役の基本となる3つの資質…執念!根性!努力!この3つがあるかぎり、オイラは負けないのでやんす。次回こそは「カメダのウハウハ大進撃」でやんす!うぉおおおーっ、燃えてきたでやんす!


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