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パワプロクンポケット
エンディング

(※主人公の名前はシンジで、進藤明日香を彼女にしています)
(また、部員は全員集めていて、ようこ先生が病院の前で倒れるイベントを発生させています)

(野球マスク率いる聖皇学園を打ち破り、シンジ率いる極亜久高校は見事甲子園優勝を成し遂げました。)
シンジ:やったー。勝ったぞ!ゆうしょうだー!
野球マスク:負けたー!なぜだー!

シンジ:勝った…のか!?
亀田:勝てたみたいでやんす。
シンジ:………。やった―――っ!はっ!こうしている場合じゃない。明日香のところへむかうぞ!
亀田:でも、表彰式はどうするでやんす?
ようこ先生:それなら大丈夫。由紀ちゃんに、ユニフォームを着せて、ごまかしておくわ。
シンジ:まってろ、明日香!今いくぞ!
(こうしてシンジは、甲子園出場前に病に倒れ、決勝戦の前に危篤になった明日香のもとへと向かいました)

(それから、時は流れ…11月)
(野球部の部室にて。部室はシンジが転校してきた2年前とは比べ物にならないほど整理されていた)
ようこ先生:早いものね。シンジ君が転校してきてから、もう、2年たったのね。野球部員はみんな引退しちゃったし。
シンジ:甲子園で、優勝できるなんて!いまでも、信じられませんよ。
ようこ先生:ふふふ、運が良かったわねえ。
シンジ:あっ、実力ですよ、じ つ り ょ く!……ようこ先生?来年から、別の学校なんですか?
ようこ先生:ええ。野球部を甲子園で優勝させたウデをかわれて、ね。
シンジ:…教頭先生が、ウチの学校に、野球のできる学生をたくさん集めようとしたのに反対したからだって聞きましたけど。
ようこ先生:…そこまで、知っていたの。でも、かんちがいしないでね。私は、逃げ出すんじゃなくて戦いに、行くのよ。教頭先生ひきいる極亜久高校野球部なんて、やっつけちゃうんだから。
シンジ:でも、その前に野球のルールは覚えてくださいよ。
ようこ先生:う…ま、まかせといてよ!
シンジ:(ちょっと、不安だな…。)
ようこ先生:ところで……
(ガチャ!)
(チームメイトの平山が入ってくる)
平山:あっ、こんなところにいた!
シンジ:どうしたんだい?
平山:もうじき、ドラフト会議が始まるぜ。もう、みんな体育館に集まってるし、新聞記者や…
(どん!)
(今度は平山を差し置いて教頭先生が入ってくる)
教頭:アーラ、こんなところにいたのね。
シンジ:げ、教頭先生。
教頭:さあ、さっさと行くわよ。アナタは、わが校のほこりなんですからね!
(教頭先生に連れられて体育館に行くシンジ)
平山:…イテテテ。お〜い、待ってくれよ!
(バタン!)
(平山も2人を追いかける)
ようこ先生:シンジくん…。がんばってね…。う……
(ドサッ)
(ようこ先生は倒れてしまう。無理も無い、野球部の監督を務める為、大量の栄養ドリンクを飲んでいたのだから…)

こうして、俺の極亜久高校での戦いは終わった。

(仲間たちのその後が語られる)
外藤さんは、タコヤキ屋を続けている。「景気が悪い」が、口ぐせになった、とか。

平山君は、家の仕事をついで、「酒屋」をやるらしい。妹が、結婚するとかで、お父さんもずいぶんおとなしくなったそうだ。

村上君は、旅に出てしまった。「武者修行」とか言っていたが、グラブとボールも持っていったらしい。

水原君は、大学で野球を続けるらしい。コーチの勉強をするため、アメリカに行きたいとも言っている。

ボブ君は、アメリカで大リーグを目指すと言っている。球団にスカウトされるのではなく入団テストを受けるつもりらしい。

武田君は、大学で野球をやるつもりらしい。でも、そのあとのことは全然考えていない、とか。これも、ある意味で男らしい。

三鷹君は、野球なんてダサいスポーツは高校でやめると言っている。でも、こっそりグラブの手入れをしていたのを、俺は知っている。

田中君は、ハンバーガー屋の店員になるらしい。これで、晩ごはんの心配もなくなる、と言っていた。

佐藤君は、プロレスラーになると言いだした。どこまで、本気かわからないが…

鈴木君は、カードショップの店員になるらしい。甲子園の彼女とは、今でもうまくいっているとか。

そして、荒井3兄弟は、…………………………よく、わからない。

そして……

(後日談…)

(ドラフトに選ばれ、緊張しながらも取材を受けるシンジと、それをほこらしげに自慢する教頭先生)
こうして俺は、ドラフト1位で、ジャイアンツに入団することができた。

(マネージャーだった由紀ちゃんとようこ先生のお見舞いに…)
ようこ先生が倒れたと聞いて俺たちは、びっくりして病院にかけつけた。
しかし、たんに疲れがたまっていただけで、しばらくしたら退院できるらしい。
本当に、よかった。

(甲子園優勝後、明日香のもとへ駆けつけたシンジ。そこには元気になった明日香の姿が…)
あのあと、明日香は奇跡的に助かった。退院できる日もそう遠くはないようだ。
そして、退院後、俺たちは、二人で暮らす約束をした。

(仲のいい夫婦となった2人。そして、元気な男の子を授かり、幸せな生活を送っている)
その後、明日香は、すっかり元気になり、俺たちは、今幸せにくらしている。そして、これからもずっと…。

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