戻る TOPへ

パワプロクンポケット5
エンディング

(主人公の名前はタカ坊で、埼川 珠子から超特殊能力をもらっています)
(また、チームメイトは全員強化しており、イサムが美咲と付き合うイベントを見ています)
(さらに、小杉は覚醒しており、古沢監督と黒野博士のイベントをすべて見ています)

(事故によってジャイアンツのエースだった小杉はモグラーズのお荷物選手タカ坊と魂が入れ代わってしまう)
(小杉となったタカ坊は楽して手に入れた地位に浸っていた)
(一方タカ坊になった小杉は努力の解あって一軍に昇格し、モグラーズを再び優勝へと導いていく)
(そして優勝がかかった小杉ひきいるジャイアンツとの勝負!激闘の末、モグラーズは見事勝利したのだ!)

モグラーズ 日本一!

タカ坊:勝ったか!………。
凡田:あれ、どうしたんでやんす?勝ったんでやんすよ?日本一なんでやんすよ?
タカ坊:うん…なんだか実感がわかなくてさ。
凡田:ほほう。では、オイラからもうひとつ感激のネタを提供でやんす。タカ坊君、MVPでやんす。
タカ坊:……は?あの……俺が?!
凡田:他に誰がいるんでやんす?
(バタリ)
(気絶するタカ坊)
凡田:ああっ!気絶なんかしちゃダメでやんす!表彰式はどうするんでやんす!!

(そのあとビールかけに、
TVのインタビュー…
大騒ぎのうちに日々が過ぎていった)

(そしてタカ坊がMVPに選ばれてから数ヵ月後の11月の4週。タカ坊は夕日に照らされた河原を歩いていた)
タカ坊:…………。
(小杉が現れる)
小杉:よお…探したぜ。
タカ坊:小杉か。
小杉:?本来は、お前が小杉なんだぜ。
タカ坊:もういいよ。今の俺はタカ坊だ。いまさら小杉に戻れと言われても、かえって困る。
小杉:やれやれ…オレの方は、ちょっと戻りたいかな。小杉になるときに、いろんなものを切り捨てたからな。
タカ坊:それは、こっちもそうさ。でも…なんだか慣れちゃったかな。
小杉:……オレも、だ。最初は、楽してスターになれてラッキー!と思ったんだが、結局努力しなきゃダメだったよ。まったく、スターは大変だな。
タカ坊:おいおい、俺が気楽な生活だったみたいに言うなよ。クビになりかけの二軍選手からモグラーズの主力選手になるのは大変だったんだぞ!
小杉:ハハハ、いやすまんな。…来年も、お互いにがんばろう。
タカ坊:ああ、そうだな。来年も、勝つのは俺だけどな。
小杉:なにぃー!1回勝ったぐらいでいい気になるな!
2人:あははははははは!

こうして、俺は小杉と和解した。
奇妙な事件により、体と立場が
入れ替わってしまった俺たち。
結局、二人ともこの事実を受け入れ
野球に集中することで
この状況を乗り切った。
過去のことでくよくよするよりも
これから何ができるかが
重要なのだろう。
昨日より今日、
今日より明日が大切なのだ。
いずれ、小杉だったころが
なつかしくなるかもしれないが、
今は、来シーズンのことで
頭がいっぱいだ。
よーし、来年も日本一だ!

(後日談)

(睨み合いをするタカ坊と小杉)
俺と小杉は、球界でも有名な
ライバルになった。
リーグが違うので、直接戦うには
日本シリーズに行くしかないが、
お互いの成績は常にチェックしている。
小杉め、絶対に負けないぞ!

(崩壊するマンションを背に、世界征服の野望へと歩む黒野博士と立花ボボとたかゆきの3人)
研究所を爆破して、
すべての証拠は闇にほうむった。
立花!
たかゆき!
これからわれら3人、覇道を行くぞ!
立花:了解でバッタ!
たかゆき:おう、まかせるでガンス!
派手な爆発を背にうけて、
あやしい3人組は今日も行く…

(古沢監督は今日も部屋でDVDを大型プラズマテレビで見ています)
古沢監督:おおお…すごい!しかし、もっと大きなテレビとスピーカーが欲しくなってきたな…よし、買いに行こう!
今日も、古沢さんは、大きなテレビと
スピーカーにかこまれて、大好きな
DVDを観ながら、暮らしている…
幸せな老後がおくれそうだ…。

(宝くじで大当たりを出した馬井さんは、その大金で馬を飼い、その馬は競馬の世界で大活躍しました)
馬井:やったべ〜〜〜!オラの馬が、また勝ったべ〜!
その後、モグラーズを引退した馬井は、
馬主として、
大成功を収めることになった。
しかし、宝くじとパチンコも
男のロマンとして、
未だ、追求を怠っていない…。

(練習場でおにぎり片手に楽しく打撃練習をする諸星)
カキーン!!
諸星:わぁい、野球って楽しいな。けど、やってるとすぐお腹が減るなぁ。そうだ、コンビニで買いこんできたおやつを食べながら練習しよう!打ったら食べる、打つ食う、打つ食う、打つ食う…あっ、先輩。あとで、この辺のゴミを片付けといてくださいね。

(ある日、タカ坊のもとに一通の手紙が届きました。差出人は夫婦となったイサムと美咲です)
まったく連絡をとっていなかった
勇から、手紙が届いた。
手紙は、勇と美咲ちゃんが
結婚したという内容だった。
タカ坊:ほー、あの二人もついに結婚か。勇の奴も、ようやく女将さんに、旅館での修行が認められたってわけだ。……よし!久しぶりに旅館を覗きに行ってやるか!
はやる気持ちを抑えつつ、受話器に
手を伸ばすのだった。

(タカ坊は今日も試合で大活躍をしました。その試合を、恋人のタマちゃんが影から見ていました…)
珠子:タカ坊、お前はどんな絶望的な状況にも決してあきらめず、獅子のように立ち向かうのだな。そんなお前と、コーチとして女として、共に過ごせた事を誇りに思うぞ。さて、次は私だ。私も逃げ回るのではなく、自分の過去に立ち向かってみようと思う。もし、生きて再びお前のもとに帰って来ることができたら、その時は私を本当の名前で呼んでくれるか?なあ、タカ坊。

inserted by FC2 system