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※主人公の名前はホワイトです。



>Nの城の最奥、謁見の間でゲーチスを倒す。

ゲーチス:……どういうことだ?このワタクシはプラズマ団を作り上げた完全な男なんだぞ!世界を変える完全な支配者だぞッ!?
アデク:さて、Nよ……。今もポケモンと人は別れるべきだと考えるか?

>無言で横を向くN。

ゲーチス:……ふはは!英雄になれぬワタクシが伝説のポケモンを手にする……。そのためだけに用意したのがそのN!!いってみれば人の心を持たぬバケモノです。そんないびつで不完全な人間に、話が通じると思うのですか。
チェレン:アデクさん。こいつの話を聞いてもメンドーなだけです。こいつにこそ心がないよ!
アデク:そうだな……。本当に哀れなものよ。Nよ……いろいろ思うことがあるだろう。だがお前さんは決してゲーチスに操られ真実を追い求めたのではなく、自分の考えで動いたのだ!だからこそ伝説のポケモンと出会うことができたではないか!
N:……だが、ボクに英雄の資格はない!
アデク:そうかあ?伝説のポケモンとともにこれからどうするか……それが大事だろうよ!
N:判ったようなことを。今までお互い信じるもののため争っていた。だのに!なぜ!
アデク:Nよ……。お互い理解し合えなくとも、否定する理由にはならん!そもそも争った人間のどちらかだけが正しいのではない。それを考えてくれ。

>アデクとチェレンはゲーチスを連行する。謁見の間にはNと主人公だけが残される。

N:……キミに話したいことがある。

>Nは主人公を連れて奥へ。

N:キミと初めて出会ったカラクサタウンでのことだ。キミのポケモンから聴こえてきた声が、ボクには衝撃だった……。なぜならあのポケモンは、キミのことをスキと言っていた……。一緒にいたい、と言っていたから。

>更に奥へ

N:……ボクには理解できなかった。世界に人のことを好きなポケモンがいるだなんて。それまでそんなポケモンをボクは知らなかったからね……。それからも旅を続けるほどに気持ちは揺らいでいった……。心を通い合わせ助け合うポケモンと人ばかりだったから。だからこそ、自分が信じていたものが何か確かめるためキミと闘いたい……。同じ英雄として向き合いたい。そう願ったが……。ポケモンのことしか……いや、そのポケモンのことすら理解していなかったボクが……多くのポケモンと出会い仲間に囲まれていたキミにかなうはずがなかった……。

>Nは独りで奥に進み、レシラムが開けた大穴の前に立つ。

N:……さてチャンピオンはこんなボクを許してくれたが……ボクがどうすべきかは、ボク自身が決めることさ……。

>レシラムをボールから出し、待機させた状態でNは主人公を見る。

N:ホワイト!!キミは夢があるといった……。その夢……叶えろ!素晴らしい夢や理想は世界を変える力をくれる!ホワイト!キミならできる!!

N:それじゃ……。サヨナラ……!

>スタッフロール


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