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数ある強敵たちを退け、そして最後の相手であるキング・ブラットレイを退け
マスタングとホークアイは見事優勝を果たした。

マスタング「ちょっとやりすぎてしまったかな。」
ホークアイ「ふぅ・・・上出来ね。」
ブラットレイ「見事だ。」

そして大会終了後。私服姿で夜の街を歩く2人の姿があった。
マスタング「ふぅ・・・やっと終わったか・・・。」
ホークアイ「あの面子相手に勝ち残るのは大変でしたね・・・。」
マスタング「・・・・・なあ中尉。」
ホークアイ「なんでしょう?」
ホークアイにマスタング背を向ける
マスタング「・・・・これで少しは見直してくれたんじゃないか?」
ホークアイ「・・・・大佐。」
といい雰囲気で邪魔者(バリー)が入る。
バリー「あねさーん!!」
ホークアイ「バリー!?」
バリー「今日の戦い見てたぜぇ!さすがあねさん、ほれ直したッスよ。」
目をハートにしたままホークアイに寄り添うバリー
一方マスタングは怒りを露にし愛用の手袋を着用しバリーに近づく
しかしホークアイはまったく無視。マスタングに寄る
ホークアイ「大佐、行きましょう!」
バリー「なんでよ!?つれないなぁ・・・・。」
ホークアイ「私も大佐もつかれてるのよ。今日はそっとしておいてくれない?」
バリー「それはいいけど、そっちに行ったらもっとつかれることになるぜぇ。」
ファン1「いたー!!リーザさーーーん!!」
ファン2「キャーーーー!、ホークアイ中尉ーーー!!」
ファン3「リザ様ーーー!!!」
ホークアイ思わず後ずさり
バリー「さっきからあねさんのファンってやつらがねらってるわけだ。」
ホークアイ「た、大佐!すみません逃げます!!」
ホークアイ敬礼する
マスタング「あ、あぁ。」
ファン1「待ってーーー!!!」
ホークアイ脱兎
ファン2「リザさーーーん!!!」
ファン3「私もしかってーーー!!!」
ファン4「俺もーーーー!!!」
マスタングの顔が青ざめる
そしてホークアイが逃げた方向の反対側からファン達がドドドドドドドドッ!!!と追いかけてくる
バリー「だーっ!てめぇら邪魔だ!!あねさーん!」
バリーもホークアイを追う
そしてただ一人残されたマスタングは・・・
マスタング「あぁ・・・今日は満月か・・・・。
      帰って寝るとしよう・・・・。」
一人寂しく家路に着くのであった。
どうやらホークアイの人気を高めるだけで名誉挽回には繋がらなかったそうだ……。

終わり

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