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ファイナルファンタジータクティクスのエンディング

これはスクウェアのS/RPGである、
ファイナルファンタジータクティクスのエンディングです。
ラスボスである聖天使アルテマを倒した後のエンディング開始からです。

神父「…大いなる父の祝福を受け、汝の肉体は大地へ戻らん。
「願わくば聖アジョラの御加護によりアルマ・ベオルブの魂を至福の地へ導きたまえ……、ファーラム…。」

客一同「…ファーラム。」

客A「…まだ若いのに。残念なことだ。」

客B「兄妹が皆、逝ってしまったなんて…。」

客C「…末弟のラムザは墓にも入れないとか。嘆かわしいことだ…。」

客D「三百年続いたベオルブ家もこれでおしまいね…。」

〜神父、客達が去った後、オーランとバルマウフラが墓を訪れる〜

占星術士オーラン「…遅くなったな、ラムザ…、アルマ…。」
「もっと早く会いに来ようと思っていたんだけど人目が厳しかったんでね…。」

〜バルマウフラが墓に花を手向ける〜

占星術士オーラン「ディリータは オヴェリアと結婚したんだ…。」
「平民出の若者が混乱した畏国に平和をもたらし、ついにはプリンセスと結ばれて新たな国王となる…。」
「何百年も民衆の間で語り継がれる英雄譚の誕生だ…。」
「ディリータはおまえが言ったように、根はいいヤツなのかもしれない…。」
「彼女がミュロンドの刺客とバレた時… あいつは彼女を殺したように見せかけて城外へ逃がしたんだ…。」
「ヴォルマルフに利用されている彼女に自分の姿を重ねたんだろうな…。」

〜バルマウフラが墓から去る〜

占星術士オーラン「義父上は……、義父上は勇敢に戦って死んだのか?」
「…また、来るよ。じゃあな……。」

〜オーランも続いて去ろうとするが、振り向く〜

占星術士オーラン「…本当に死んじまったのか?」
「…オレにはまだおまえたちが死んだなんて信じられないよ。だって…、そうだろ…?」

〜ラムザとアルマがチョコボに乗って通り過ぎて行く〜

占星術士オーラン「!!」
「待ってくれ! ラムザッ! アルマッ!」

〜バルマウフラが戻ってくる〜

占星術士オーラン「…生きていたんだ! 生きていたんだよッ!」

〜オーラン、一呼吸置いて〜

占星術士オーラン「…ありがとう。」


Since then,no one has caught sight of the two.
その後二人の姿を見た者はいない…

Orlan Durai reminisces in such a manner...
後にオーラン・デュライはこう述懐している…

Where does one find good fortune?
What possesses them to live for present?
What treasures will they leave behind?
人間は何に幸福を見いだすのだろうか?
何のために今を生きているのだろうか?
そして、何を残せるだろうか?

Tha only thing certain is that he is the true hero,indeed.
ただ、わかることは彼こそが真の勇者であった…

Years later,Orlan Durai collected his experience over
a period of 5 years into a single syllabus.
後日、オーラン・デュライは自分が見聞きした出来事を
五年もの歳月をかけてまとめあげた…

This collection known as the “Durai papers” were to be presented
at Prince Clemence's meeting during which the new possessor of the throne was to be selected,
執筆された“デュライ白書”は翌年新たな教皇を選出するクレメンス公会議の場で公開されるが

but the church which feared publie disclosure of the truth decided to
arrest Durai and burn him at the stake for the crime of heresy.
真相の暴露を恐れた教会はその場でオーランを逮捕すると“異端者”として火刑に処した…

The retrieved Durai papers were then confiscated by the church for several hundred years.
その後、回収された“デュライ白書”は数百年もの間教会の手により隠置されることになる・・・

But I have uncovered the truth...Let me now revive his honor.
Let his way of life be absorbed by the next generation.
しかし、私は真実を知ることができた…今こそ彼の名誉を回復しよう…彼の生きざまを若い世代に伝えるためにも…

Author of the Breve Story,Alazlam Durai
ブレイブストーリー著書 アラズラム・デュライ

〜スタッフロールが流れる〜

〜ディリータ、チョコボに乗ってゼルテニア城の教会跡にやって来る〜

畏国王ディリータ「やっぱりここにいたんだな。みんな探していたぞ。」

〜チョコボを降り、オヴェリアに花束を見せる〜

畏国王ディリータ「ほら、今日はおまえの誕生日だろ?この花束を…」

〜オヴェリアがディリータにナイフを突き刺す〜

畏国王ディリータ「オ…、オヴェリア…?」

王妃オヴェリア「…そうやって、みんなを利用して!」
「ラムザのように、いつか私も見殺しにするのね……!」

〜ディリータがナイフを抜いてオヴェリアを刺す。そしてオヴェリアが倒れる〜

〜ディリータがナイフを捨てて、うずくまる〜

畏国王ディリータ「…ラムザ おまえは何を手に入れた?」
「オレは……」


THE END

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