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ファイナルファンタジー4のエンディング

(もう少し前から書きたかったのですが、長くなり過ぎるので、ラスボスを倒した後から・・・)

ゼロムス「・・・我は・・・滅びぬ・・・
     聖なる者に・・・邪悪な・・・心が・・・ある限り・・・」
     グ・・・ズ・・・ギャアアアム!!!!」
         (歩みよるパーティー)
フースーヤ「みごとじゃった・・・」
         (皆を見回すフースーヤ)
フースーヤ「そなたらがあれだけの力を秘めていたとはな・・・
      青き星の民はもう、我ら月の民を超えたのかも知れん。」
エッジ「いやー、その通りかもな!」
カイン「しかし、ゼロムスが最後に残した言葉・・・」
ローザ「邪悪な心がある限り・・・」
フースーヤ「邪悪なる心は消えはしない・・・
      どんな者でも聖なる心と邪悪なる心を持っている。
      クリスタルも光と闇が、そなたらの青き星にも地上と地底があるように・・・
      しかし邪悪な心がある限り、聖なる心もまた存在する。
      ゼムスの邪悪にむかったそなたらが、聖なる心を持っていたように・・・」
エッジ「いやー、そこまで褒められっと流石に照れるぜ!」
リディア「何いってんの、あんたなんかゼムスに利用されなかったのが不思議なくらいよ!」
エッジ「へへッ、オレは正義を愛しているからな!」
フースーヤ「さて、そろそろ私も眠りにつかなければならない。そなたらは?」
セシル「僕らの星へ戻ります。」
ローザ「みんなが待っているんです。」
フースーヤ「そうか、素晴らしい仲間を持ったな。また会える日が来ることを楽しみにしているぞ。」
ゴルベーザ「私も・・・一緒に行かせてはもらえませんか?」
フースーヤ「おぬしが・・・か?」
ゴルベーザ「ええ・・・私は・・・戻れません・・・あれほどのことをしてきたのですから・・・
      それに、父クルーヤの同胞である月の民の人々に会ってみたいのです。」
フースーヤ「そうか、おぬしにも月の民の血が流れておる・・・だが、永き眠りになるぞ。」
ゴルベーザ「ええ。」
          (向き合うセシルとゴルベーザ)
ゴルベーザ「兄と呼んでくれたな・・・セシル。」
セシル「・・・」
ゴルベーザ「許してくれるハズもないか。今までお前たちを散々苦しめてきた私だ・・・」
フースーヤ「では、我々は眠りにつく。青き星の平和を願っておるぞ。
      さあ、参ろう。」
ゴルベーザ「はい・・・」
             (歩き出すフースーヤとゴルベーザ)
ローザ「セシル。」
カイン「いいのか?行かせて・・・」
リディア「お兄さんよ!」
             (振り向くゴルベーザ)

ゴルベーザ「・・・さらばだ。」
エッジ「セシル!」
             (意を決したかの様に、歩み寄るセシル)
セシル「・・・
    さよなら・・・兄さん!」
ゴルベーザ「・・・ありがとう。セシル・・・!」

竜の口より生まれたもの
天高く舞い上がり
闇と光を掲げ
眠りの地にさらなる約束をもたらさん
月は果てしなき光に包まれ
母なる大地に大いなる恵みと
慈悲を与えん
されど束の間の休息なり
その月は自らの光を求めて
さらなる旅に導かれん
同じ血を引くもの一人は月に
一人は母なる星に
時の流れがその者たちをを引き離さん

             (地球に戻り、月の船を沈める)
            (魔法の村、ミシディアにて・・・)
長老「さあ、今日の修行を始めるぞ。」
ポロム「ハイ。」
長老「ム、パロムはどうした?」
ポロム「さては、また!」
              (様子を見に行くポロム)
             (村の中にて、女の子と・・・)
パロム「その時、オイラが得意のブリザドで試練の山の・・・」
               (ポロムに見つかる)
『ポカッ!』
パロム「イテテ!」
ポロム「いい加減にしなさい!長老、カンカンよ!
              (連れて行かれるパロム)
長老「何度言ったらわかるんじゃ!
   そんなことでテラを目指すなど10年早いわ!
   バツとして呪文の書き取りじゃ!」
パロム「そんなあー!」
ポロム「自業自得よ!」
            (エッジの城に場所は変わり・・・)
じい「大体、若は王位継承者としての自覚が足りんのです!」
エッジ「わかってるって!」
じい「わかっておられたら、毎日娘共のシリなぞ追いかけずにですな!」
エッジ「ハイ、ハイ!」
じい「返事は1度で結構!」
エッジ「でもよ、リディア・・・
    こっちの世界にゃ、おめーほどイイ女はいねーよ・・・」
じい「若!」
                (逃げ出すエッジ)
             (場所は変わり幻界にて・・・)
リヴァイアサン「しかし、大した娘だ。」
アスラ「ええ、まさか またここに帰ってくるとは・・・」
幻獣の子供「リディアー!
      ねえ、リディア。どうして僕にはキバが生えてるの?
      僕もリディアと一緒がいいな。」
リディア「何言ってるの?人間も幻獣も一緒よ。」
アスラ「これからの幻界が楽しみですわね。」
リヴァイアサン「んー、何しろ美人じゃしな!」
アスラ「・・・。」
リディア「大事なのは心・・・
     そうでしょ・・・セシル!」
         (場所は変わり武闘家の国、ファブールにて・・・)
ヤンの奥さん「あんたー・・・」
ヤン「今はお前も妃だろう!あんたはよさんか・・・!」
ヤンの奥さん「そんなこと言ったって、あたしゃ堅苦しいのはキライだよ!」
ヤン「おっと、いかん!稽古の時間だ!
   ゆくぞ!」
僧兵「はっ!」
ヤンの奥さん「ちょいとお待ち!あんたー・・・!」
元の王「そういうな。ヤンならば新しいファブールを創ってくれる。」
          (場所は変わりダムシアンの塔にて・・・)
           (皆に声をかけてまわるギルバート)
子供達「王子様〜!
    また、パラディンの歌聴かせてよー!」
ギルバート「ああ。ただし、今日の分の仕事が終わってからだ。
      早くお城を元に戻したいだろう?」
子供達「うん!王子様、きっとだよ!」
ギルバート「アンナ・・・
      君は空から見ていてくれ。僕にはまだ、ダムシアンの人達がいる・・・!
      テラさんと仲良くね・・・」
             (場所は変わり地底城にて・・・)
ドワーフ兵「ラリホー。」
ジオット「よいかー!一刻も早く城を修繕するのだ!」
ドワーフ兵「王様!資材が足りないラリ!」
ジオット「えーい!戦車を潰せ、戦車を!もう、戦も起こらん!」
ルカ「父上!セシルさん達、どうしているかしらね!」
ジオット「それなんじゃが、いい知らせじゃ!
     セシル殿とローザ殿が、バロンの王と王妃になるそうじゃ!」
ルカ「まあ!」
ジオット「ついては、戴冠式にわしらを招待したいと知らせが来ておる!」
ルカ「やった〜!」
ドワーフ兵「王様、サボってるラリ!」
              (あたりを見回すジオット)
ジオット「えーい!戦車を潰せー!」
ドワーフ兵達「ラリホー!」
          (場所は変わり試練の山の頂きにて・・・)
              (山々を見下ろすカイン)
カイン「セシル・・・ローザ・・・
    今の俺にはお前達を祝福することはできん・・・
    この試練の山で腕を磨き・・・
    父を越える竜騎士となった時には、バロンに戻れそうな気がする・・・
    それまでは・・・」
           (場所は変わって天望台にて・・・)
助手「博士!」
コリオ「どうした?」
助手「大変です、月が・・・」
             (地球より離れ行く月・・・)
            (場所は変わってバロンにて・・・)
セシル「・・・!」
ローザ「どうしたの?セシル。」
セシル「いや・・・兄さんの声が聞こえたような気がして・・・」
ローザ「何て・・・?」
セシル「気のせいだよ、たぶん・・・」
シド「なんじゃあ!二人とも、まだこんな所におったんか!
   せっかくの晴れの日に、なにしとるんじゃ!」
ローザ「ごめんなさい、つい・・・」
シド「まったく!イチャつくのは、これからイヤというほどできるわい!
   ささ、ローザ!いや、お妃様じゃったか!」
ローザ「いいわよ、ローザで・・・」
シド「そうか?ではローザ!花嫁たるもの化粧が肝心じゃ!
   メイドに用意させておる!
   さ!急がんか!」
ローザ「ええ!皆に会うのも久しぶりね。
    そろそろ、来る頃よ!セシルも急いでね!」
セシル「ああ。」
セシル『聞こえた・・・
    たしかに・・・
    兄さんの声で・・・
    さよならと・・・』
             
             (バロン謁見の間、戴冠式場)
             (エッジが到着し、挨拶をする)
           (ジオットとルカが到着し、挨拶をする)
              (ヤンが到着し、挨拶をする)
               (ポロム、パロムが到着)
           (続いて長老が到着し、三人で挨拶をする)
            (ギルバートが到着し、挨拶をする)
            (リディアが到着し、挨拶をする)
           (エッジが照れ、それを和ますリディア)

             (そして、戴冠式が始まる・・・)


                〜スタッフロール〜
 

                    END



      

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