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80階・大部屋
中央に巨大な生物がうずくまっている。
そして紋章を描いてインテルゲルが出現!!
かまえるユ・リ・パ。

          ねえ ずっと一緒だと思ってたのにね 

     いつでも会えると思ってるうちに時間ばかりたっちゃってさ

               うまくいかないな

インテルゲル撃破!!

インテルゲルが消え巨大な階段が現れる。
どっと倒れこむリュックをユウナが手をさしのべる。
ユウナの手をとりリュックが立ち上がる。


          どーしちゃったのって感じだったよ

           付き合い悪いって思った?

       人のコト気にしてばっかじゃいけないんだけどね

         ま 何も変わらない方が不自然かな

         あのころの私たちとは 違うんだね

             けど 腐れ縁だからな    


そして3人は階段を登り扉の前へ。

リュック「来ちゃったねぇ。ねえ、何が見えるかな?」
ユウナ「まだ不安なの?」
パイン「なんだったらここで引き返す?」
リュック「それ却下!」

ユウナ「じゃあ・・・・・・ユ」
リュック「リ」
パイン「パ」

ユ・リ・パ「せーの!」

扉を開けると光が画面いっぱいになる。
外に出て小さな階段を登るとそこには巨大な浮遊装置(オブジェ)と
中央にコントロールパネルがあった。
リュックはコントロールパネルを調べてみるが…。

リュック「あちゃ・・・・・・壊れちゃってるねぇ」
パイン「それとも寿命かな」
ユウナ「どっちにしても    
ユ・リ・パ「スカ?」
ガッカリする3人。

ユウナ「心配して損した?」
リュック「ホントだよ、も〜。高ーい塔のぼって魔物に追っかけまわされてさ。
ついでにケンカまでしてや〜っと着いたと思ったらガラクタばっかだし。
パイン先生!ここまで来れば何かが見えるんじゃなかったの〜?」
パイン「へぇ、なんにも見えないんだ」
ユウナ「え?」
パイン「私には見えるけどな」

3人はそれぞれ自分に『見えるもの』を見る。
パインは空にまたたく星々を
ユウナは屋上に咲く美しい花とそこにむらがる蝶たちを
リュックは羽ばたいていくカモメの群れを…。

3人で力を合わせて同じ辿り着いても
ひとりひとりの心をとらえるものは違っていた。

3人の心に反応して(?)コントロールパネルが、かすかに光りだす。
オブジェから半透明の光がクロスしながら空へと消えていく。
パイン「見えた?」
リュック「見えたけど、あたしたち・・・・・・」
ユウナ「バラバラだねぇ」
微笑する3人。

      少し離れていた間に 見るのも考えることも いつのまにかバラバラ

       並んで歩く時は過ぎて ひとりひとりが違う場所に行くのかな

                   でも どうってことない

     次に会うあてもなくて ひょっとしたらもう会えないのかもしれなくても

     笑いあったりケンカしたりの思い出は 3人一緒に抱えていくんだね

      いつかの未来に それぞれが懐かしい日々を振り返る時もあって
        
      離れ離れの私たちがそのとき想う瞬間は

                     そう きっと同じ

肩を並べて朝日を見つめる3人。
そして3人はそれぞれの未来に向けて塔を降りていく。

〜エンディング〜
君へ。

吐息思わせる雨音につつまれて
言葉は無力と気がついてる

伝わるのはひとつだけ
そう、冷めた頬に てのひらで触れて感じる

はかないぬくもりで ふたりの隙間を埋めて
鼓動を響かせて この時をわかちあえるから
瞳閉じて

君と歩く午後 訳もなくふと思う
やがてこの日々は終わるのかも・・・・・・

予感の声 聞くよりも
そう、 笑みを交わし てのひらを重ね信じる

ささやかなぬくもりで ふたりの絆つないで
命を 奏でて愛しさを燃やして
この瞬間を染めて

何もかもうつろう世界
時を止めたいと願う夢消えても
いま君と生きてくひとときは
夢じゃないから・・・・・・

はかないぬくもりが はるかに離れたとしても
魂ふるえた瞬間の想い宿して明日へ
なつかしいてのひらを わたしは忘れないから
君へとたどりつき めぐりあう・・・・・・かならず
暗闇さえも越えて

Someday, somewhere in the sky...... We may meet again.

FINAL  FANTASY X
FINAL  FANTASY X-2
のタイトルバック

THE END

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