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ファイアーエムブレム封印の剣
主人公ロイが最終ボスの暗黒の巫女を助けるグッドエンドです。
終章はロイとファが強制出場、選んだ10名のみ詳しい後日談が見れます。

〜終章「暗闇の向こう」 マップ開始〜
イドゥン(少女):... ロイ:あなたが「暗黒の巫女」いや「魔竜」..
イドゥン:..あなたは何故私の邪魔をするのです? ロイ:え..?
イドゥン:私はこの世を導く使命を与えられた者、私の手によって
世界は正しい方向に進んで行く、それなのに何故?
ロイ:それは違う!あたたはそう思い込まされているだけだ。もう止めるんだ!あなたに
その事を命じた者はすでにこの世にはいない!あなたには戦う理由なんてない!
イドゥン:... ロイ:戦う理由は無いんだ

イドゥン:はるか昔、ずっと昔にそれと同じ様な言葉を聞いた気がします。
とても暖かな風のような言葉..あの時から私はずっと永い眠りについていました..
暗い闇の中で何も無い白い夢を見ながら。けれど私は目覚めた、陛下がそう望んだから
ロイ:陛下..ゼフィール国王!
イドゥン:私は目覚めたもはや何をすべきか何をしていいのか分からずにいた私では有りません
ロイ:... イドゥン:私はこの世界を導いていく。幾千の昼が過ぎ幾万もの夜が
流れても必ず..必ず ロイ:..どうしても戦うというのですか?
イドゥン:私の行く手に立ちはだかるのなら ロイ:そこまで..
イドゥン:陛下がそう望んだから。私は陛下の望みを叶える為に再び目覚めたのだから..

ファ:戦いたくないよぉ..クスン リリーナ:お父様..どうか私達を見守っていて!
ウォルト:何が起きたとしてもロイ様だけは..必ず..
エルフィン:せめてその心に安らぎあらん事を.. シャニー:よーしいっくぞー!
エレン:神よ聖女エリミーヌよどうか私達に力を..
ディーク:今迄とはケタ違いって事かおもしれぇ 
クラリーネ:いよいよですわね負けませんわ ルゥ:..僕は負けない皆を守ってみせる!

ロイ:僕はあきらめない!あなたに「あわれ」を感じて助けようとした「英雄」ハルトムートの
思いこの剣と共に受け継いだのだから!みんな戦いになっても最後の一撃は僕にまかせてくれ!

〜ロイが「封印の剣」でとどめをさす〜
イドゥン:私..私は..グッ..わ私..は..ひとり..ヒト..リ..クライ..ヤミニ..ヤミ..ニ..ヒトリ
(地面が揺れる)ファ(仲間のマムクート):きゃっ!
ロイ:な、何だ..建物が崩れ始めたぞ!皆急いでここを出るんだ! ファ:ロイのお兄ちゃん..
ロイ:分かっているよ、あとは僕に任せて!さあ、早く!!(ロイ以外脱出)

〜ロイ、イドゥンと共に外へ〜
マリナス:おおっロイ様っ!ご無事でしたか!!
ロイ:うん何とかね。でも驚いたよ、突然崩れ始めたものだから..
マリナス:もう千年も前の建物ですからな魔竜と神将器の力に耐えられなかったのでしょうて
 ロイ:そうか.. マリナス:また一つ時代の移り変わりといった所ですかな..
はてロイ様?その背中に担がれている方は..一体..
ロイ:ああこの人?マリナス、実は折り入って頼みが有るんだけど..

こうして後に「ベルン動乱」と呼ばれる大陸全土を巻き込んだ大乱は幕を閉じた
降伏したベルン王国をエトルリア王国は一度は解体するが様々な事情をかんがみて
直接の統治は断念する。又この「ベルン動乱」最大の功績者であるロイの助言も有り
ギネヴィアを女王とするベルン王国が誕生する事になった..そしてその即位の日..

〜ベルン王国王宮内〜
ロイ:姫いよいよ即位の式ですね
ギネヴィア:ええ..私にとってはこれからがさらなる戦いの日々ですわ
ロイ:すみません、僕にはエトルリア王国の力を借りる事でしか手だてが有りませんでした
ギネ:いいえロイ様には感謝しています。確かに私が「王位を狙ってエトルリアに
力を貸したのだ」と言う者が多く出るとは思います ロイ:ギネヴィア姫..
ギネ:ですが今はそんな事よりもこのベルンを建直す事が大切。私はこの国を蘇らせる事で
民や臣下に理解してもらえる様努力します。例え何年何十年かかろうといつかきっと..
ロイ:僕にお手伝い出来る事が有ればいつでも言って下さい
ギネ:有難ういつかお願いするかも知れません。それよりロイ様は.. ロイ:えっ
ギネ:これからどうなさるのです?このままエトルリア軍に?
ロイ:いえ僕はフェレに戻ります。父上の病気も心配ですし戦争に荒れた土地を建直さないと
ギネ:そうですか。故郷に戻られるのですね、ロイ様らしい..ロイ様程の
実力と功績ならエトルリア王国の中でもっと上の地位も望めるでしょうに
ロイ:ぼ、僕はそんな器じゃ有りません!
ギネ:フフ..フェレの民は幸せですね、きっとすぐに昔以上の豊かな土地に..
(兵士が来る)兵:王女殿下..いえ女王陛下.. ギネ:ギネヴィアで良いわ。どうしたの?
兵:はっギネヴィア様、式典の準備が整いました!
ギネ:分かりました、すぐ行きます(兵士去り、ギネヴィア椅子から降りる)
ギネ:ロイ様一つだけ聞いてもよろしいでしょうか? ロイ:何でしょう
ギネ:「魔竜」に..とどめを刺されたのですか? ロイ:..答えなければならないでしょうか
ギネ:いえ..お答えの無い事が答えだと考えますわ(去る)

それから時は流れ..
〜ナバタの里(竜の里)〜
長老:おお、これはロイどの久し振りじゃの
ロイ:こちらの近くまで来る用が有りましたので立ち寄らせていただきました
長老:ファも喜ぶ事じゃろう ロイ:先程外で会って来ました相変わらず元気そうですね。
長老:最近は外に出られる事が多いのでなおさらなのじゃろうな
ロイ:それでいかがですか?おあずけした女性の様子は
長老:「心」を奪う術は解いたのじゃが..
ロイ:やはり元に戻るという訳にはいきませんでしたか
長老:ファが外に連れ出したりしておるが、自ら進んでは何もしようとはせぬ
ロイ:そうですか.. 長老:..ロイ殿、わしらはあの娘が「竜」に捕われてしまった事に
気付いていながら助けにはいけなかった..再び奴らの前に姿を現す事で種族を
危機にさらす事を恐れた為じゃが、今はその判断が正しかったのか疑問に思っておる
ロイ:.. 長老:これも人と共に暮らす様になったからかの?その償いの意味も込めて
娘の「心」を取り戻す為に全力を尽くすつもりじゃ ロイ:..よろしくお願いします
長老:せめて感情が動いたという「きざし」が有れば良いのじゃがの。泣くとか笑うとか..

〜ナバタの里の外〜
ファ:それでね、あれがね、あれがね「木」っていうんだよ イドゥン:「木」..
ファ:うん!あれにはと〜ってもおいしい「実」が出来るんだよ イドゥン:「実」?
ファ:ほらほらあの上の方に有るやつ。それでね、こうやって「木」を
ぶるぶるさせたらね..きゃん!グスン、お手てに当たっちゃったよぉ..
イドゥン:..クスッ ファ:え..お姉ちゃん今、笑った? イドゥン:..笑う?私が?
ファ:うん今「クス」って。わーいお姉ちゃんが笑った笑った〜!
イドゥン:「笑う」?これが「笑う」.. ファ:ファ、ロイのお兄ちゃんに話して来る!
お姉ちゃんが笑ったって!(去る) イドゥン:風...(里に戻る)

〜スタッフロール、神将の名を継ぎし戦士達〜
若き獅子ロイ:故郷へと帰り戦乱に荒れたフェレ、そしてリキアの復興に力を注ぐ
エトルリアベルン両国が彼の為に様々な官職を用意するが終生どちらにも仕える事は無かった
しかし不思議と彼の周りには人が集まりその後も数々の伝説を残していく事となる

神と呼ばれし竜ファ:ナバタの里に戻ったらしいという話を最後に歴史の表舞台から姿を消す
後世では彼女は本当にいたのだろうかというその存在そのものを疑う声も少なくない..

美しき盟主リリーナ:オスティアの領主となりその再建に力を尽くす。後にはリキア同盟を
再興その盟主としてリキア全体の復興に力を尽し後年「リキア王国」が誕生する礎を築く

義に厚き弓使いウォルト:戦いの後フェレへと戻りロイと共にその再興に力を注ぐ
その後も様々な困難が立ちはだかるがよくロイを支え再興に大きく貢献した

真実を見る者エルフィン:戦いが終わった後誰も気が付かない内に姿を消す。後エトルリア
王国では死んだと思われていた王子ミルディンが無事であった事が発表される。身を隠して
いた王子がロイ将軍の為力を貸した..サガで多くの人に好まれる一節のストーリーである

朗らかな天馬騎士シャニー:この戦いの後騎士叙任を受け念願の天馬騎士となる
その後その優れた武勲から部隊長などを歴任、最後は団長にまで登りつめる
その明るく陽気な人柄を多くの部下が慕ったという

ベルンの聖女エレン:ギネヴィアと共にベルン再興に力を尽す。苦しみに打ひしがれた
人々を励ますその姿は人々の心を打ち「ベルンの聖女」として長く語り継がれる事になる

手負いの虎ディーク:戦いの後傭兵団を解散し一人旅に出る。その後も様々な戦場で
多くの武勲を残し生きながらにして「伝説」として語られる存在となる。その姿を
現しただけで数百の敵が逃げ出した..彼の伝説として好んで語られる物の一つである

気ままな姫将軍クラリーネ:エトルリア王都アクレイアに帰り戦いの前と
変わらぬ生活を送る。その性格や行動は一生変わる事は無かったが
持ち前の愛嬌と芯に持つ優しさ、素直さで多くの人に愛されたという

理の申し子ルゥ:自らが暮らした孤児院の有った場所に小さな魔導学校を作り
身寄りの無い子供恵まれない子供達に生きる術としての魔法を教える。
やがてこの魔導学校から歴史に名を残す数々の魔導士が巣立っていく事になる

ターン数、評価、その他キャラの簡単なその後の後
FIN

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