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ファイアーエムブレム封印の剣
エンディング

このエンディングを見るためには、すべての神将器を集め、
23章までそれらすべてを壊さずに進むことが条件です。
また、封印の剣でイドゥンを倒し、ファが生存している場合はグッドエンディング
それ以外は、バッドエンディングと書いておきます。

幾多の困難を乗り越え、そしてついにロイ達は『竜殿』の最上階へとたどり着いた。
そこには、この戦いの元凶である、暗闇の巫女がいた・・・。

ロイが前に出る
イドゥン『・・・・・・』
ロイ『あなたが『暗闇の巫女』いや、『魔竜』・・・』
イドゥン『・・・あなたは、なぜ、私の邪魔をするのです?』
ロイ『え・・・?』
イドゥン『私は、この世を導く使命を与えられたもの。
私の手によって世界は正しい方向へと進んでいく。それなのになぜ?』
ロイ『・・・それはちがう、あなたはそう思いこまされているだけだ。
もうやめるんだ!あなたにその事を命じた者は
すでにこの世にはいない!あなたには戦う理由なんてない!!』
イドゥン『・・・・・・』
ロイ『戦う理由は、ないんだ』
イドゥン『・・・はるか昔、ずっと昔にそれと同じような言葉を聞いた気がします。
とても暖かな。風のような言葉・・・
あの時から私はずっと永い眠りについていました・・・
暗い闇の中で何もない白い夢を見ながら
けれど私は目覚めた。陛下がそう望んだから』
ロイ『陛下・・・ゼフィール国王!』
イドゥン『私は目覚めた。もはやなにをすべきか、なにをしていいのか
わからずにいた私ではありません』
ロイ『・・・・・・』

イドゥンがフードをとる

イドゥン『わたしはこの世界を導いていく
幾千の昼が過ぎ、幾万の夜が流れても必ず・・・必ず』
ロイ『・・・どうしても、戦うというのですか?』
イドゥン『私の行く手に立ちはだかるのなら』
ロイ『そこまで・・・』
イドゥン『陛下がそう望んだから、私は陛下の望みをかなえるために、再び目覚めたのだから・・・』

そしてイドゥンは魔竜へと変身する

最終決戦を前に、仲間達がこう言い放つ

ファ『・・・戦いたくないよぉ。クスン』
マーカス『ロイ様、心をひきしめてくだされ』
アレン『ロイ様だけはお守りする。なんとしても!!』
ランス『ロイ様、エリウッド様・・・受けたご恩、今、おかえしします!』
ボールス『ぬうっ!オスティア重騎士としてくいのない戦いをせねば』
エレン『神よ、聖女エリミーヌよ、どうか私たちに力を・・・』
ディーク『今までとはケタ違いってことか。おもしれぇ!』
シャニー『よーし、いっくぞーっ!』
ロット『あせりは禁物だな・・・』
ワード『へっ、ますます面白くなってきやがったってか?』
チャド『信じる仲間がいるかぎり、おれは負けられねぇ!絶対!!』
ルゥ『・・・ぼくは負けない、みんなを守ってみせる!』
クラリーネ『いよいよですわね。負けませんわ!』
ルトガー『・・・いざ』
サウル『やれやれ。それでは、始めますか』
ドロシー『勝てるかな。いえ、勝たないと』
スー『これで終わり?いえ、これからが始まりかしら』
ゼロット『これでイリアにも平和がおとずれるか・・・』
ノア『ま、なんとかなるでしょう』
トレック『まいったなぁ、もう』
アストール『こいつは、ヤバイかな…フン、ヤバいのは今に始まったことじゃねえか』
オージェ『おれも強くなった…はず…今がその力をためす時だ!!』
ウェンディ『大丈夫、自分に自信をもつのよ』
バース『ツメをあやまらないようにしなければな』
フィル『勝ってみせるわ、絶対に!』
シン『・・・ついにここまできたか』
ゴンザレス『オレ、戦う。オレ、怖くない!こんどは本当に、怖くない!!』
ギース『この戦いが最後になってくれりゃいいんだが』
クレイン『長い戦いの日々がいよいよ終わる』
ティト『絶対に・・・負けない!』
ララム『うっわあ〜おっきい・・・』
エキドナ『これで、終わる。ようやく、終わるんだね』
エルフィン『せめて、その心にやすらぎあらんことを』
バアトル『ぬおおおおっ!血がたぎるっ!』
レイ『これが魔竜・・・ハハッ、すごい波動だ』
キャス『では、いっちょいってみますか!』
パーシバル『じっくりと戦えば、勝機は…あるな』
ミレディ『負けない・・・私と戦った故郷ベルンの兵のためにも・・・ゲイルのためにも』
セシリア『正念場ね、ロイ』
ソフィーヤ『悲しい・・・心が・・・感じられます・・・』
イグレーヌ『やっと、これで平和な日々がふたたび・・・』
ガレット『フン、ぞくぞくするぜ。久しぶりに血がたぎる!』
ヒュウ『うわあっ!なんでこんなヤツと戦わなきゃならねぇんだよ!!』
ツァイス『もてる力のすべてを集め、一撃にかける!』
ダグラス『うぬ、手ごわそうだな』
ニイメ『これだ、これだよ!わたしが求めていたものは!!』
ユーノ『いよいよね・・・』
ダヤン『これが『魔竜』か・・・』
ヨーデル『ようやく人と竜の戦いに本当の決着がつくのですね』
カレル『さて、竜とはどれほどのものか』
ウォルト『なにが起きたとしてもロイ様だけは・・・必ず・・・』
リリーナ『お父さま・・・どうか私たちを見守っていて。』

そして・・・

ロイ『ぼくはあきらめない!
あなたに『あわれ』を感じて助けようとした
『英雄』ハルトムートの思い
この剣とともに受けついだのだから!
みんな、戦いになっても
最後の一撃はぼくにまかせてくれ!!』

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そしてロイが封印の剣で魔竜にとどめの一撃を与えた。

イドゥン『私・・・私は・・・グッ・・・
わ・・・ワタシ・・・は・・・ひとり・・・ヒト・・・リ・・・
クライ・・・ヤミニ・・・ヤミ・・・ニ・・・ヒトリ・・・』

イドゥンの変身が解けた。
それと同時に、塔が激しく揺れる。

※グッドエンディング

ファ『きゃっ!』
ロイ『な、なんだ!?建物がくずれはじめたぞ!
みんな、急いでここを出るんだ!』
ファ『ロイのお兄ちゃん・・・』
ロイ『わかっているよ。あとはぼくにまかせて!さあはやく!!』

仲間達が撤退していく中、ロイはイドゥンを担いだ。
そしてなんとか脱出に成功した。

※バッドエンディング

脱出していくロイ達

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マリナス『おおっ、ロイ様っ!!ご無事でしたか!!』
ロイ『うん。なんとかね。でも驚いたよ。突然くずれはじめたものだから・・・』
マリナス『もう千年も前の建物ですからなぁ。魔竜と神将器の力にたえられなかったのでしょうて』
ロイ『そうか・・・』

※バッドエンディング

マリナス『これでようやく、終わるのですな。ロイ様』
ロイ『いいや。これで、終わりじゃない。これからが始まりなんだ
戦争に荒れた大地や、人々を取り戻さなければならない。
やらなければならないことはたくさんあるさ。
真の戦いはこれからだ!』

※グッドエンディング

マリナス『また一つ、時代の移りかわりと言ったところですかな。
・・・はて、ロイ様?そのお背中に担がれている方は・・・いったい・・・』
ロイ『ああ、この人?マリナス。実はおりいってたのみがあるんだけど・・・』

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こうして、後に「ベルン動乱」とよばれる
大陸全土をまきこんだ大乱は、幕を閉じた

降伏したベルン王国をエトルリア王国は一度は解体するが
さまざまな事情を かんがみて直接の統治は断念する

また この「ベルン動乱」最大の功労者であるロイの助力もあり
ギネヴィアを女王とするベルン王国が再建されることになった

そして、その即位の日・・・

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ロイとリリーナの支援がAでない時

ロイ『姫、いよいよ即位の式ですね』
ギネヴィア『ええ・・・私にとっては、これからがさらなる戦いの日々ですわ』
ロイ『すみません、ぼくにはエトルリア王国の力を借りる事でしか手だてがありませんでした』
ギネヴィア『いいえ、ロイ様には感謝しています。たしかに私が
『王位をねらってエトルリアに力をかしたのだ』と
言うものが多く出るとは思います』
ロイ『ギネヴィア姫・・・』
ギネヴィア『ですが、今はそんなことよりもこのベルンを建て直すことが大切。
私はこの国をよみがえらせることで民や臣下に理解してもらえるよう努力します
たとえ、何年、何十年かかろうと、いつかきっと・・・』
ロイ『ぼくにお手伝いできることがあれば、いつでも言ってください』
ギネヴィア『ありがとう。いつかお願いするかもしれません。それより、ロイ様は・・・』
ロイ『えっ?』
ギネヴィア『これからどうなさるのです?このまま、エトルリア軍に?』
ロイ『いえ、ぼくはフェレに戻ります。
父上の病気も心配ですし、戦争に荒れた土地を建て直さないと』
ギネヴィア『そうですか。故郷に戻られるのですね。ロイ様らしい・・・
ロイ様ほどの実力と功績なら、エトルリア王国の中でもっと上の地位ものぞめるでしょうに・・・』
ロイ『ぼ、ぼくはそんな器じゃありません!』
ギネヴィア『フフ・・・フェレの民は幸せですね。きっとすぐに昔以上の豊かな土地に・・・』

そう話していると、ベルンの兵士が現れる

兵士『王女殿下・・・いえ、女王陛下・・・』
ギネヴィア『『ギネヴィア』でいいわ。どうしたの?』
兵士『はっ、ギネヴィア様、式典の準備がととのいました!』
ギネヴィア『わかりました。すぐに行きます。』

※グッドエンディング

ギネヴィア『ロイ様、一つだけ聞いてもよろしいでしょうか?』
ロイ『なんでしょう』
ギネヴィア『『魔竜』に・・・とどめをさされたのですか?』
ロイ『・・・・・・答えなければならないでしょうか』
ギネヴィア『いえ・・・お答えのないことが答えだと考えますわ』

※バッドエンディング

ロイ様、ごいっしょしていただけませんか?』
ロイ『えっ、ぼくがですか?』
ギネヴィア『私が『ファイアーエムブレム』を持って、ベルンから出て以来
ロイ様には本当にお世話になりました。
ですから、ロイ様に見届けていただきたいのです。
ベルンの王冠を受け、私が、ベルンが新しい道を歩み始める姿を・・・』
ロイ『わかりました。ぼくでよければ、よろこんで』
ギネヴィア『では・・・』
ロイ『新しいベルン。いや、新しい時代の始まりを見届けに・・・』

ロイとリリーナの支援がAだった場合

リリーナ『ロイ、いよいよギネヴィア姫の即位の式ね』
ロイ『正装を見るのははじめてだ。
言葉もでないぐらいきれいだろうなあ。
初めて会った時は正直驚いたもの。
こんなに美しい人がこの世にいるんだって』
リリーナ『そうね』
ロイ『でも、ギネヴィア姫はこれからが大変なときだ』
リリーナ『え?』
ロイ『今、エトルリア王国の力によって、ベルン王になれば、
ベルン国内からの反発はどうしてもでてきてしまうものだと思うんだ』
リリーナ『そんな・・・』
ロイ『中にはギネヴィア姫のことを『王位をねらってエトルリアに力をかしたのだ』と
言う者たちもでてくると思う。そんな声と向き合うことになるんだから』
リリーナ『・・・でも、きっとギネヴィア姫なら乗り越えていかれるわ。
そして、いつかベルンは昔以上に豊かな国に・・・。
だって、あんなに気高く、賢く・・・そして強い方だもの』
ロイ『そうだね。ぼくもそう信じているよ』
リリーナ『・・・ロイはこれからどうするの?』
ロイ『ぼく?ぼくはフェレに戻るよ。父上の病気も心配だし戦争に荒れた土地を建て直さないと』
リリーナ『その・・・私・・・私も・・・』
ロイ『え?』
リリーナ『え?な、なんでもないの。
そう。ロイはフェレに帰るの・・・』
ロイ『リリーナはどうするの?オスティアに戻るのだろう?』
リリーナ『・・・ええ、そういうことになるわ。お父様のご遺志をつがないとね』
ロイ『リリーナの帰るところがオスティアでよかったよ』
リリーナ『・・・なぜ?』
ロイ『だって、オスティアならいつだって、リリーナをむかえに行ける』
リリーナ『えっ・・・』
ロイ『リリーナ、いつになるか分からないけど、ぼくは、必ず、リリーナを・・・』
リリーナ『・・・と、とつぜん、そんなこと言われても、私にも心の準備が・・・
で、でも、私、ロイのことをずっと・・・』
ロイ『あっ、もうすぐ即位の式が始まってしまう。
リリーナ。早く行こう。ギネヴィア姫にお祝いを言わなきゃ』
リリーナ『あ、ロ、ロイ・・・ちょっと待って・・・』

そして、世界は再び安定と平和を取り戻し、
エレブ大陸は、かつてないほどの繁栄の時代をむかえることとなる

エレブの大地の運命をかけた動乱の中で
喜び、悲しみ、笑い、涙しながら
精一杯生きた者たちのおりなす叙事詩が、今、幕を閉じる・・・

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※グッドエンディング

それから、時は流れ・・・

〜ナバタ砂漠〜
長老『おお、これはロイどの。久しぶりじゃの』
ロイ『こちらの近くまで来る用がありましたので立ち寄らせていただきました』
長老『ファも喜ぶことじゃろう』
ロイ『先ほど会ってきました。相変わらず元気そうですね』
長老『最近は外に出られることが多いのでなおさらなのじゃろうな』
ロイ『それでいかがですか?お預けした女性の様子は』
長老『『心』をうばう術は解いたのじゃが・・・』
ロイ『・・・やはり、元にもどるというわけにはいきませんでしたか』
長老『ファが外に連れ出したりしておるが、
自ら進んでは何もしようとはせぬ』
ロイ『そうですか・・・』
長老『・・・ロイどの、わしらはあの娘が『竜』に捕まってしまったことに気付いていながら、
助けにはいかなかった・・・
再びやつらの前に、姿をあらわすことで、種族を危険にさらすことを、恐れたためだったのじゃが、
今は、その判断が正しかったのか疑問に思っておる』
ロイ『・・・・・・』
長老『これも、人とともに暮らすようになったからかの?
そのつぐないの意味もこめて、娘の『心』を取り戻すために全力をつくすつもりじゃ』
ロイ『・・・よろしくおねがいします』
長老『せめて、感情が動いたという『きざし』があれば、よいのじゃがの。泣くとか笑うとか・・・』

そのころ外では・・・

ファ『それでね、あれがね、あれがね、『木』っていうんだよ』
イドゥン『『木』・・・』
ファ『うん!あの『木』にはね、と〜ってもおいしい『実』ができるんだよ』
イドゥン『『実』?』
ファ『ほらほら、あの上のほうにあるやつ。
それでね こうやって『木』をぶるぶるさせたらね・・・
きゃん!グスン。おててに当たっちゃったよぉ・・・』
イドゥン『・・・クスッ』
ファ『え・・・おねえちゃん。今、笑った?』
イドゥン『・・・笑う?私が?』
ファ『うん。今、『クスッ』って。
わーい。おねえちゃんが笑った、笑った〜』

そう言いながらイドゥンの周りをはしゃぎまわるファ

イドゥン『『笑う』?これが『笑う』・・・』
ファ『ファ、ロイのお兄ちゃんにお話ししてくる!おねえちゃんが笑ったって!!』

里にいったん戻るファ
イドゥンも戻ろうとすると、砂漠に風が吹いた・・・

イドゥン『風・・・』

里へ戻っていくイドゥン。彼女は今、何を感じたのだろうか・・・

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スタッフロールとともに後日談が流れる

※出撃メンバーの10人目の後日談の後は、ターン数と評価が流れ、
その後、後日談のショートバージョンが流れます。
また、24章に出撃しなかったメンバーは、後日談はショートで書かれますが、
ここでは、ロングバージョンの文章が使っています。

※倒れたキャラの場合
第○○章[章タイトル]にて最期をとげる

神とよばれし竜 ファ
ナバタの里に戻ったらしい。という話を最後に、歴史の表舞台から姿を消す。
後世では、彼女は本当にいたのだろうか。というその存在そのものを、うたがう声も少なくない・・・

忠実なる聖騎士 マーカス
この戦いを最後に騎士としての現役を退き、引退生活に入る。
その後、彼の元にはその名声をしたって、教えをこう若い騎士たちが後をたたず、
ロイと共に戦った騎士としての名と共に後進へのすぐれた指導者としての名声を残す。

猛ける騎士 アレン
フェレにもどり、ロイを助けてその復興に力をつくす。
どんな困難があっても決してくじけることなく、若い時はもちろんのこと、年を重ねた後も、
いつも先頭に立って突き進む彼の情熱は、多くの者に生きる力を与えたという。

静かなる騎士 ランス
フェレにもどり、ロイを助けてその復興に力をつくす。
いかなる時でも冷静さを失わず、ロイがまちがった方向を向こうとしているときは、
真っ向から、そのあやまちを正そうとするなどその功績には、ひとかたならぬものがあったという。

鉄壁の重騎士 ボールス
オスティアへと戻った後、再建に力をつくす
どことなくやさしげで人好きのする彼は、ともすれば、けわしいものになりがちな
戦争に荒れた人たちの心をよくまとめ、オスティアを建て直す道へと導いていった。

ベルンの聖女 エレン
ギネヴィアと共に、ベルンの再興に力をつくす。
苦しみに打ちひしがれた人々をはげますその姿は人々の心を打ち、
『ベルンの聖女』として長く語り継がれることになる。

手負いの虎 ディーク
戦いの後、傭兵団を解散し、一人旅に出る。
その後も、様々な戦場で多くの武勲を残し、生きながらにして『伝説』として語られる存在となる。
その姿をあらわしただけで、数百の敵が逃げ出した・・・
彼の『伝説』として好んで語られるものの一つである。

朗らかな天馬騎士 シャニー
この戦いの後、騎士叙任を受け、念願の天馬騎士となる。
その後、そのすぐれた武勲から部隊長などを歴任。最後は団長にまでのぼりつめる。
その明るく陽気な人柄を多くの部下がしたったという。

※ロイとシャニーが支援Aの時
天馬騎士としての道をすて、ロイと共に生きる道を選ぶ。
戦争に荒れたフェレやリキアの復興は困難を極めたが、
そんな中、明るく陽気な彼女の存在が人々の心に大きなやすらぎを与えたという。

寡黙な斧戦士 ロット
この戦いの後、故郷へと帰る。そこで、幼なじみの女性と結婚。
つつましいながらも豊かな人生を送る。この戦いで大きな功績を残した彼だが
自ら、それについて語ることは少なかったという。

頼もしき斧戦士 ワード
この戦いの後、故郷へと帰る。そして、自ら進んで荒れた土地を切り開き、その発展につくす。
彼の努力は、その後、何世代にも引きつがれはるか後に、花開くこととなる・・・。

リキアの山猫 チャド
この戦いを最後に、盗賊稼業から足をあらう。その後、各地を飛び回り、親を失った
子供たちのために力をつくす。そうした彼が、もともとは盗賊であったことに
気づくものは、多くはなかったという。

理の申し子 ルゥ
みずからが暮らした孤児院のあった場所に小さな魔道学校をつくり、
身寄りのない子供、めぐまれない子供たちに、生きるすべとしての魔道を教える。
やがて、この魔道学校から歴史に名を残す数々の魔道士が巣立っていくことになる・・・

気ままな姫将軍 クラリーネ
エトルリア王都アクレイアに帰り、戦いの前と変わらぬ生活を送る。
その性格や行動は、一生変わることがなかったが、
持ち前の愛嬌としんに持つ優しさ、素直さで、多くの人に愛されたという。

高の剣士 ルトガー
戦いの後、風のように去っていった。その後、各地で彼の姿を見たという話はあるが、
確かな話はほとんどない。彼の名は、この戦いにおいてのみ記録の上に残ることとなる・・・

野にある聖者 サウル
教団本部からの誘いを断って野にくだり、人々のためにつくす。
その品行には様々な物語があるがめぐまれない人たちのためにつくした
という業績にうたがう余地はない

心美しき弓使い ドロシー
故郷へと帰り、普通の生活へと戻る。その後、一人の女性として、普通に人生を送った。
派手さこそ、共に戦った仲間たちにはおよばないが
もっとも実りある人生を送ったのは実は彼女かもしれない・・・

草原の牝鹿 スー
サカの大草原に戻り、再び遊牧民としての生活を送る。
この戦いで大きな功績を残したにもかかわらず、一切の栄達をのぞまず、一人の遊牧民として、
くらす彼女の姿に、かの八神将の一人『神騎兵』ハノンの姿を見るものもあったという。

※ロイとスーが支援Aの時
サカには帰らず、ロイと共にリキアへと向かう。後にロイと結ばれ、フェレ城主夫人となるが
自然と共に生きようとする彼女の生き方は、終生かわることなく、まわりのものたちを
とまどわせることも少なくなかったという

騎士を統べる者 ゼロット
この戦いの後、イリアへもどり、再建に力をつくす。
後に、イリアでは諸騎士団がまとまって、統一国家『イリア連合王国』が生まれるが、
その初代国王としてその名を連合王国史にとどめることになる。

流浪の傭兵騎士 ノア
自らの力を試したいからと、騎士団から飛び出して一人、傭兵騎士として世界をわたり歩く。
すぐれた能力をもつ彼には多くの仕官の誘いがあったが、
そのすべてをことわり、終世、一人の傭兵騎士をつらぬく
後世、自らをつらぬくその生き様に共感する人も多い・・・

おだやかな騎士 トレック
この戦いの後も、傭兵騎士として各地で戦う。ふだんはのんびりしているが、一度戦いになれば
軍神のように すさまじい活躍をする・・・。彼自身があまり語らないにもかかわらず、
そんな彼のすがたは、多くの人々の話題になったという。

オスティアの『影』 アストール
この戦いの直後から、彼の名前はすべての記録から姿を消す。
彼については、影となって、オスティアやリキアの復興に
力をつくしたらしいという伝承以外にその行方を知るすべはない。

小さな『勇者』 オージェ
この戦いの後も、傭兵として各地を転戦。やがて、大陸全土に名をとどろかす傭兵へと成長する。
しかし彼は、その原点となったこの戦いで、得た仲間たちを終生尊敬し続けていたという。

可憐な重騎士 ウェンディ
戦いの後も、重騎士として生きる道を選ぶ。そのひたむきな姿は、戦いにつかれた
人たち、特に女性の心に勇気を与えていく。
やがて、彼女は、女性として初めてのオスティア重騎士団長として人々に記憶されることとなる。

剛直なる重騎士 バース
オスティアへと戻り、その軍の指揮をまかされる。
主の死、反乱などにより、なきに等しいものとなっていたオスティア軍だが、
きびしいが不公平のない彼の指導により再び、リキア一の重騎士団への道を歩み始める。

『剣聖』をつぐ者 フィル
再び、自らをきたえるため。世界をめぐる旅に出る。やがて、彼女の名は、
『剣聖』の名をつぐものとして、同時代、そして、後世の人々の心に
深くきざまれることになる・・・

サカの隼 シン
サカで、クトラ族の生き残りを中心とした新たな部族に参加する
無口だが、すぐれた弓の使い手であり、また、優秀な軍の指揮官でもある彼は
族長であった『灰色の狼』の後継者として、その名を草原全体にひびきわたらせることになる

心やさしき山賊 ゴンザレス
戦いの後、故郷である西方へともどる
そこで待っていたのは、彼を追い出した石つぶてではなく、
英雄をむかえる村人たちの歓喜の声であった
その後、彼は幸せな人生を送ったと伝えられる

海の王者 ギース
エトルリアと西方三島間で、海運業を再開する
そして、えた利益を、おしみもなく西方につぎこみ、その発展に大きな功績を残す
後に、西方の人々は、尊敬と親しみをこめて、彼を『海の王者』と呼ぶようになる・・・

銀の貴公子 クレイン
エトルリアにおいて弓をおき、文官となる
誠実で人当たりのよい彼は、おもに外交でその能力を発揮し、
彼が現役でいる間はエトルリアを中心として世界がまとまり、
大陸全体をまきこむような大戦が起こることはなかった

疾風の天馬騎士 ティト
イリアに戻った後、ばらばらになった天馬騎士たちを集め、
エデッサの地に再び天馬騎士団を再建する
派手さはないが真面目で手がたい彼女の指導の下
天馬騎士団はかつてのかがやきを取り戻していく

陽気な踊り子 ララム
戦いの後も、エトルリアにもどらず、人々をはげますため、
大陸や、島々の各地で、踊りつづける
楽しげで生気あふれる彼女の踊りは、多くの人々の心をうち
彼女の『踊り』は、多くのものに引き継がれる・・・

※ロイとララムが支援Aの時
ロイについてフェレへと向かい、後にロイと結ばれる
出自のわからない彼女を妻とすることに反対の声もあったが、
ロイの強い意志と、なによりも、彼女の、たゆまぬ努力が、それを可能にした
その後ロイとともに幸福な人生を送ったという

西方の女神 エキドナ
戦いの後、西方の島々へと帰る
その後、本人の辞退にもかかわらず、彼女を指導者にとの声が 
再び彼女を歴史の舞台へと引き上げる
後に誕生する西方三島をたばねる独立国家
『西方連合』の歴史は この時にはじまったと言える・・・

真実を見る者 エルフィン
戦いが終わったのち、誰も気づかぬうちに姿を消す
後、エトルリア王国では 死んだと思われていた、
王子ミルディンが無事であったことが発表される
身を隠していた王子がロイ将軍のため力を貸した・・・
サガで多くの人に好まれる一節のストーリーである

怒れる闘士 バアトル
みずからの家へと帰り、小さな酒場を開く
彼のいせいのよさ、元気さ、意外なまでの料理の腕など
その店がはんじょうした理由にはキリがないが、店をおとずれる者の最大の目的は
なんといっても、毎夜語られる彼の武勇話だったという

闇の申し子 レイ
古代魔法をきわめるべく、世界各地を旅する
失われかけていた古代魔法が、彼の力により、再び日の目をみることになる
自分にも他人にもきびしいことで有名な彼だったが、なぜか親のいない子供には親切だったという

怪盗 キャス
戦いの後、方々からのさそいを断り、一人、旅に出る
それから後、世界中のあらゆる場所で、まずしいものたちからは決して奪わず、
強欲な領主や金持ちたちのハナをあかしていく
陽気で痛快な『怪盗キャス』の伝説が残ることになる

紅蓮の竜騎士 ミレディ
戦いの後、新生ベルン王国の再興に力をつくす
ギネヴィアをささえ、最初は反発していた人々を根気強く味方につける努力を続ける
その結果、ベルン王国は再び豊かな国へと生まれ変わっていく

騎士の中の騎士 パーシバル
この戦いの後、エトルリア軍の頂点に立ち、その再編に力をつくす
彼は、その優れた才能で大きな功績を残し、後に『大軍将』『宰相』と、位人臣をきわめていく
そして彼の名は エトルリア騎士が目指すべきもの、として後世にまで語り継がれていくことになる

王国の『娘』 セシリア
エトルリア王国の、建て直しに力をつくす
冷静な判断力と指導力、そして国への情熱をもった彼女の働きにより、
エトルリアは完全に立ち直っていく
後世、彼女は エトルリアの人々から、尊敬の念をこめて『王国の娘』とうたわれることになる

※ロイとセシリアが支援Aの時
ロイの願いにより、エトルリアには戻らずフェレへ向かう
そこで、ロイを助けてフェレ、リキアの復興に力をつくす
後に、ロイと結ばれることになり、フェレ城主夫人として
ロイの働きを支えていくことになる

ナバタの予言者 ソフィーヤ
戦いの後、ナバタの里へもどると言い残して姿を消す
その後の、ナバタの里についての記録が、ほとんど残っていないので
彼女のその後は、なぞにつつまれたままである・・・

※ロイとソフィーヤが支援Aの時
ミスルには戻らず、ロイとともにフェレへと向かう
後にロイと結ばれ、フェレ城主夫人として、その復興に大きな働きを残すことになる
控えめだが的確な彼女の助言は、ロイやまわりのものに大きな影響を与えたという

ナバタの守護神 イグレーヌ
戦いの後、ナバタの里へ、もどると言い残して姿を消す
その後、しばしばリキアやエトルリア王国、ベルン王国などで彼女を見かけたという
話は残っているが、彼女がどういう人生を送ったかなど具体的なことはわかっていない

歴戦の狂戦士 ガレット
賊からは足をあらい、まっとうな人生に戻る
その後、普通の人たちと同じように、あれ野をたがやし、家畜を追って一生を送る
この戦いの後、いかなることがあっても、武器を手に取ることは二度となかったという

世長けた魔道士 ヒュウ
様々な国や勢力から、仕官の誘いを受けるが断り、人々の間で一生を送る
金にうるさいのは終生変わらなかったが、そんな彼も魔道をきわめることにおいては
すぐれた業績を残し、魔道の歴史にその名をのこす

黒き稲妻 ツァイス
ギネヴィアとともに新生ベルン王国の建国に参加、軍の編成を任される
当初、エトルリアと共に戦った彼への風当たりはきびしかったが、
女王ギネヴィアのすぐれた手腕と、そしてなによりも、誠実な彼の人柄によって
しだいに部下の心をつかむようになっていく

鬼将軍 ダグラス
戦いの後、武器を捨て、一人の民としてくらす道を選ぶ
しかし、エトルリアの現国王の引退の後、新国王の再三の要請をことわりきれず王国軍に復帰
一軍をひきいる将軍として、すぐれた業績を残す

山の隠者 ニイメ
戦いの後、再び山にこもり、自らの研究に打ちこむ
彼女がこの世界の様々なことについて、多くのなぞを解き明かしたといわれているが
自らの研究を記録したものを残さなかったのでそれを確かめるすべはない・・・

灰色の狼 ダヤン
サカでクトラ族の生き残りを中心とした新たな部族をおこす
当初の戦況は、必ずしも彼に有利ではなかったが、持ち前のねばりと、その指導力によって
劣勢をはねかえし、やがて自らがひきいる部族を草原一の大部族へと成長させていく

伝説の天馬騎士 ユーノ
エデッサの地に帰った後、天馬騎士団の再建に力をつくす
再建後、初代騎士団長になることを求められるがこれを断り
エデッサ城主の妻として一生を送る
死後、その活躍と尽力をたたえられ、『名誉騎士団長』の称号を天馬騎士団よりおくられる

伝説の大司教 ヨーデル
教団においてその教えを、広めるために力を尽くす
後に、その功績によって、教団の大司教にまでのぼりつめるが、
それにおごることなく、一生を人々と教団のためにささげた

剣聖 カレル
ベルンの地に家をかまえ、そこで、のんびりとした生活を送る
彼をしたい、指導を受けに来るものも多かったが
彼は、自ら剣をとって指導することはついになかった
しかし、そのそばで自らをきたえることによって、進むべき道を見出した者も多かったという

義に厚き弓使い ウォルト
戦いの後、フェレへと戻り、ロイと共に、その再興に力を注ぐ
その後も、様々な困難がたちはだかるが、
よくロイを支え、再興に大きくこうけんした

美しき盟主 リリーナ
オスティアの領主となり、その再建に力をつくす
後にはリキア同盟を再興、その盟主としてリキア全体の復興に力をつくし
後年、リキア地方の統一国家である『リキア王国』が誕生するいしずえを築く

※ロイとリリーナが支援Aの時
オスティアの領主となり、その再建に力をつくす
後に、フェレの領主となったロイと結ばれ、影となり日なたとなってロイを助ける
二人の結婚で、オスティアとフェレは一つの国となり、
やがてリキア統一国家『リキア王国』へと発展していく

若き獅子 ロイ
故郷へと帰り、戦乱に荒れたフェレ、そしてリキアの復興に力を注ぐ
エトルリア・ベルン両国が彼のために様々な官職を用意するが
終生、どちらにも仕えることはなかった
しかし、不思議と彼のまわりには人が集まり、その後も数々の伝説を残していくことになる

Fin

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