戻る TOPへ

*これはいくつかあるEDのうちのひとつです。
*ちなみに主人公の名前は「ピート」にしてあります。


*2年目冬の月30日、家を出るとカザンがいる。

カザン:ピート!大変なことになった、早く来い!急ぐんだ!ほら、モタモタするな!

*広場に向かい、重機を狩るチャールズとドジソン。

ドジソン:……チャールズ、本当にやる気なのダ?
チャールズ:……当たり前じゃないか。これが……ぼくらの仕事だ。
ドジソン:……仕方がないのダ。始めるのダ。……チャールズは本当に素直じゃないのダ。
チャールズ:……始めるよ。

*広場に到着。重機の行く手を阻むように、ケティ、ルーン、サラの三人が立っている。

チャールズ:シュガー村の皆さん、ごきげんよう!今まで皆さんが村を出られるのを待っておりましたが、もはや限界……。これより、工事を開始します!
ケティ:な、何よこれ……。ねぇ、サラ!どうしたらいいの!?
サラ:アタシだってわかんないよ……。それでも、なんとか止めないと……!けど……アタシたちだけじゃ無理だ……。
ルーン:ぼ、ぼく……皆さんを呼んできます!
ケティ:わ、私も呼んでくる……!

*主人公とカザンが到着。

カザン:くそっ、アイツら!本気でこの村を潰す気かよっ……!?お、おいっ!ピート!!

*サラと合流、三人で重機の前に立ちふさがる。

サラ:この村は、潰させないよ!
カザン:お前たちも、この村のよさを少しは判ってくれたと思っていたが、オレの思い違いだったってのか!?
チャールズ:……ああ、その通りさ。僕は、都会の美しい街並みが好きなんだ。こんな村なんか……こんな、村なんか……!
ドジソン:……そこをどくのダ!お前たちだけじゃ、何もできないのダ!
ケティ:シン、おじいちゃん、親方!早く、こっち、こっち!
ルーン:ライラさん、神父さん、オーレリアさん、3人ともこっちです。バジルさんとロナルドさんもこっちに向かってるはずです!
ハヤト:ディア、ジーナ、マーサさん……すまない、こっちだ……。

*村人全員で立ちはだかる!バジルつき!

ドジソン:村人たちが前を塞いでいるのダ!
チャールズ:……わかっているさ!だけど、行くしかない……っ!

*そこにアリスが登場する。

アリス:ストッープ!アンタたち、そこまでにしときなさい!
ドジソン:社長、どうしてここにいるのダ?本社のヤツらとのテレビ会議はどうしたのダ?
アリス:そんなの、とっとと終わらせたわ。アンタたちこそ、何してるのよ……。工事を進めろ、なんて指示したかしら……?
ドジソン:社長がこの村を潰したくないのはわかっているのダ……。
チャールズ:社長が指示を出せないのだと言うのなら、この僕が……。
アリス:……それで、私が喜ぶとでも思ってたわけ?どうせアンタたちのことだもの、悪役は僕がなればいい〜なんて考えてたんでしょ?ありがとう……でも、もういいの。開発計画は中止にするわ。これは社長としての決定よ。
チャールズ:……社長、そんなことをしては、あなたが責任を取らされることになる。
ドジソン:そんなことが起きたら、会社は大混乱になるのダ……。何十人も社員がクビになるかも知れないのダ。
アリス:なんとかするわよ、それくらい。じゃないと、本気で50000Gを貯めた、誰かさんに、笑われちゃうわ。
チャールズ:……まさか、キミが……!?
ドジソン:し、信じられないのダ……!?
アリス:私も信じられなかったわ。でも、もしかしてと思って、ピートの牧場の売り上げを調べたの。そうしたら、本当に50000G貯めてあるんだもの。ビックリしたわ。

アリス:……さて、ピート。アンタの本気の気持ち見せてもらったわ。私も応えなきゃダメよね……。

*アリスは一枚の紙切れを主人公に渡した。

アリス:……この土地の権利書よ。みんなに返すわ。ただし、50000Gは後で会社の人間が取りに行くんだからね!ちゃんと払いなさいよ!
サラ:……なぁ、ピート?50000Gって、なんなんだよ……?
カザン:……まさか、お前村のために!?
アリス:そう、私はピート君に、50000Gで、この村の権利書を譲るって言ったのよ。

アリス:シュガー村の皆さん、本日をもって建設計画は中止に決定です!この土地もあなた方にお返しします!
チャールズ:社長……本当によいのですか?
ドジソン:お金も貰ってないのダ。今ならまだ間に合うのダ。
アリス:いいの……これが私の答え。誰にも文句は言わせないわ。

アリス:アンタに言っておきたいことがあるの。一回きりよ、二度と言わないから、ちゃんと聞いておきなさい……。

アリス:……えっと、ピート君。その、色々迷惑かけてゴメンね……。それで……あの、ありがとう……。ピートのおかげで大切なことに気付けた気がする……。この村で起きたこと、一生忘れないわ。

アリス:さて、それじゃあ帰りましょ。これからが大変だけど、私たちなら何とか出来るわよ、きっとね。
チャールズ:やれやれ……ワガママだとは思ってましたが、まさか、ここまでとは……。
ドジソン:……仕方ないのダ。それに、オレはなんとなく、こうなるような気がしてたのダ。
アリス:それじゃあね。もし、次に会えたそのときは……ううん、何でもないわ。

*重機に乗って去る二人、それを追うアリス。
*こうしてシュガー村は救われた。

*広場の中心にコロボックルズと女神さまが現れる。

デビッド:やったの!ピート君が工事を止めたの!
エボニー:嬉しいの〜!これで、ずっとここにいられるの〜!
フラット:これで、毎日のんびり暮らせるんだな。
女神さま:フフ、だから言ったでしょう?ピート君はこの村を救う運命だって。ううん、この村だけじゃないわ。そう、きっとあの子も……。
デビッド:女神さまが真面目な顔してるの。似合わないのー。
女神さま:ちょっと、何言ってるのよ!?まったく……失礼しちゃうわ!
フラット:そ、そんなことより大変なんだな。あれを見てみるんだな。
エボニー:きゃー、ピート君が放り投げられてるの〜!





*ここからは、好感度の一番高い花嫁候補とのキャラ別EDです。
*今回は、ライラEDです。


*牧場の自宅前にて。

ライラ:ねぇ、ピートさん……ブルーミストを植えたところまで、ちょっと言ってみませんか?

*ブルーミストを植えた場所で。

ライラ:……大地って凄いわね。最初は枯れてしまったブルーミストも、結局花を咲かせてくれたもの。……このシュガー村がなくなるって、最初はピンときてなかったの。でもこうして村が残ることになったら、とてもホッとしたわ。ここには……思い出があるもの。いいことや、勿論悪いことも含めて。とりわけ、あのブルーミストのこと。私たち、いつまでもここにいていいのよ。もちろん、出て行くのは自由だけど、いつでもまた帰ってこれるの。……そんな場所があるって幸せだわ。この村が残ってくれて……本当によかった。私、もうずっとここにいるわ。どこにも行ってないけど、帰ってきたの。私、この村が好き。……あなたはどうなのかしら。いつか牧場をやめて、どこかに行ってしまうの?
ピート:いいえ
ライラ:……そう……何だかホッとしたわ。村が残るって判ったときみたいに。……嬉しいわ。ブルーミストが咲いたときみたいに。





*好感度が最高の花嫁候補がいると、最後にチェスターが登場する。

チェスター:ピート君!私は、見てしまったのです……。あなたが、どなたかに……その……愛の告白をされているところを……!!しかし私の見たところ、あなたたち二人はなかなかいい仲に見えますよ。いや、なかなかどころではありません。もう、この際ですから、結婚してしまえばいいのではないですか?……結婚なんてまだ早い?何を言ってるんです、そういう事は、早ければ早いほどいいんですよ!そうです、もうすぐ私の教会では結婚式を挙げることができるようになるのですよ。丁度いいじゃないですか。結婚、さっさと申し込んできてください。私は、式の準備を始めますから。……プロポーズの方法が判らない?いけませんねぇ……あなた男でしょう。そんなことでは……。いや、確かこのあたりでは特別なプロポーズの方法があるという話を聞いたことがあったような……?……そう、確かこの地方では、「青い羽」を意中の相手に渡すとプロポーズしたことになるのです。ですから……先程あなたと愛を語り合っていたあの方に、今すぐ青い羽を渡してくるのです!!……下準備?まあ……そういわれると、確かに必要なものはまだまだありそうですね……。住む場所……それなりの広さの家は必要でしょうね。ベッドや台所なんかもあった方がいいものでしょう。そこまでの大きさにするならば、何度か家を建て増しする必要もありそうですね……。判りました、ではあなたはさっさと家を建て増しして、それから青い羽を渡してくるのです。青い羽なら道具屋あたりで買えるでしょう。……いいですね、さっさと結婚を申し込んでくるのですよ!!

*ここでやっとスタッフロール


inserted by FC2 system