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*このエンディングには二種類あります。 一つは制限時間までヘリに乗れたら『街を飛び去る』。
 もう一つ制限時間が経過し、ニュクスを倒したら、『街を走り去る』。 ただし、どちらかにリンダをつれて来たら、
 『リンダと街を飛び去る』か『リンダと街を走り去る』が見れます。

>>『街を飛び去る』・『リンダと街を飛び去る』の場合
無事にヘリに乗る事が出来た主人公(とリンダ)。 急いでヘリを起動し、飛び上げ始めた。 
その同時に近くにあった大型の箱も吊り上げ、そのまま高く飛び出した。 見事に街から飛び去った時、
目の前から複数の光が見えて来る。 その光の正体は、連邦軍が打ち上げた核ミサイル…。
ミサイルはヘリに当たる事もなく、そのまま街へと向かっていた…。


>>『街を走り去る』・『リンダと街を走り去る』の場合
ニュクスを倒し、急いでトラックに乗り込んだ主人公(とリンダ)。 トラックを起動させ、バリケードをぶち破りながら、
そのまま真っ直ぐ走り進んだ。 そしてトンネルの中に入り、出口から遠くなった後、出口から眩しい光が出て来た。


一方…連邦軍の司令室にて、ラクーンシティのマップが映った大型画面と、ミサイルの画面が次々と映っていた。
一つは直撃により映像が切れたが、もう一つの画面もラクーンシティの地上に直撃した後、その映像も切れた。
その後、画面の次々の映像も切れ、連邦軍の司令官もその状況を見ていた。

オペレータA「アロー2、着弾。」
オペレータB「エンジェル1へ…経過は順調だ。 爆投の用意を。」
エンジェル1『“了解。”』
オペレータA「アロー7、アロー10…着弾。 エンジェル2、3…全弾発射。」
オペレータC「着弾誤差、影響なし。」
エンジェル6『“こちらエンジェル6。 全機、全弾発射を確認した。 コード「ダブルエックス」完了。”』
オペレータD「こちらヘブンズゲート。 諸君らの活躍に感謝する。 全機直ちに爆投せよ。」
エンジェル6『“了解。”』

そんな指示と応答が聞こえている中、ラクーンシティのマップ画面から核ミサイルの着弾地点を示していた。
ミサイルが次々と着弾すると、画面が徐々に白くなって行く。 それを見た司令官は、無言のまま、
残念そうに、悲しそうに頭を振った。

一方…ラクーンシティから離れた高速道路では、救助用のヘリやトラックが待機されていた。 
そこにはもちろん数は少ないが、救助されたラクーンシティ市民達が集まっていた。 そんな彼らは安全な場所から、
燃え上がる炎により消え去るラクーンシティの最後の光景を眺めていた。

主人公もラクーンシティの最後を、悲しそうに眺めていた。


>>ケビン・ライマンの場合
ケビン『…それが街の最後だった。 眩しく、あっけない終わり。 どんな思いで、それを眺めたか、
     今はもう思い返せない。 もちろん、あの日々を全て忘れたわけじゃない…ただ、
     俺が考えるのは「次に何をするか」なんだ。』


>>マーク・ウィルキンズの場合
マーク『思い出したくない事はそれこそ山ほどあるが、あの死体どもの街で唯一得たものがある。
     誰かを守る力…それが本当の正義だと言う事。 それを示すためにも…私は生きねば。』


>>ジム・チャップマンの場合
ジム『絵に描いたようなクライマックスとエンディング。 そして「戦いはこれから始まる」? お約束のセリフはもういいよ。
    こんな経験、出来れば2度としたくないね。 そう…人生は一度きり。 正しい思い出で埋め尽くしたいもんさ。』


>>デビッド・キングの場合
デビッド『悪夢にケリをつけ、消え行く街を見詰める。 終わってみればなんて事はない。 ゾンビどもに囲まれなくとも、
      世にヤバイ事はいくらでもある。 そんな日々…俺の人生がまた始まるだけの話だ。』


>>ジョージ・ハミルトンの場合
ジョージ『ひとつの街の消滅と…消せない悪夢の記憶。 何かの償いだと割り切るには大きすぎる痛みだ。
      ただ…引き換えに学んだ事もあるはず。 今回こそ、本心から誓いたい。 この過ちを繰り返さぬと。』


>>アリッサ・アッシュクロフトの場合
アリッサ『ただ無難に過ごせばいい…そんなヤワな生き方はまっぴら。 戦って、前へ進んで、その過程で傷も付くだろうけど、
      私にしてみれば、それこそが人生。 そう…消えかけた真実を掴み取る戦いは、これからよ。』


>>ヨーコ・スズキの場合
ヨーコ『最後の瞬間を見詰めながら、全てを思い出していた。 あたしには絶望する暇もその権利もないと言う事を。
    でも、もう迷う事はない。 あたしにしか出来ない事が、まだ残されている…。』


>>シンディ・レノックスの場合
シンディ『この物語は全て本当にあった事。 忘れる事など絶対に出来ない鮮烈な経験。 でも、
      だからこそ強く生きていける気がする。 時間は前にしか進まないのだから、あたしはもう悔やまないわ。』


…その間、トラックに横倒れながら腕を組んでいるU.S.S.隊員のロドリゲスと、ガードレールの近くに立っているアンブレラ研究員のリンダは、
ラクーンシティの最後を眺めていた。

リンダ「全部を取り返す事は出来ない…でも…新しく作る事は出来るわ。 私達には…その力があるはず。」
そう言った彼女は、胸元についていたIDカードを取り、それを崖へ投げ捨てた。
もう二度とアンブレラには戻らず、このような悲劇を繰り返さぬようと誓って…。

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