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バンジョーとカズーイの大冒険のエンディング

セリフはNINTENDO64版で確認したものです。

(最終ステージ前半『グランチルダのクイズショー』。
 カラフルな迷路状の双六みたいなマスで構成されている特殊ステージ。
 眼下には煮えたぎる溶岩。ここで異色の決戦をすることになる…。)


グランチルダ
「よ〜〜〜こそ、皆さん。グランチルダのクイズショーの時間ぢゃゃゃ。
  本日のチャレンジャーはバンジョーとカズーイ!!!
  多くの罠やトリッッックをクリアされ〜〜〜、ここまで辿り着かれてしまったのぢゃゃゃ!

  しか〜〜〜し、ここで〜〜〜は わしが 勝〜〜〜つ!
  バンジョ〜〜〜は敗れ わしは 美〜〜〜しく!

  一応 賞品は 用意した〜〜〜。チューティや ぬいぐるみ どれもステ〜〜〜キ!

  だけど〜〜〜、お前は クイズに 敗れ〜〜〜、チューティの所まで辿り着けな〜〜〜い!
  悩〜〜〜み 苦し〜〜〜む その姿で〜〜〜、わしは 最高〜〜〜に ご機嫌〜〜〜に!

  最後〜〜〜に お前は マグマの中〜〜〜、最後に 賞品は わしの 手の中〜〜〜!

  それで〜〜〜も 挑むなら さあ、バンジョ〜〜〜、パネルに 乗っっって Aボタンを〜〜〜!」

(賞品を置く表彰台には、チューティ以外にもグランチルダのぬいぐるみや新品らしき鍋もある。
 ここではクイズに答えながらマスを進んでいく。間違えるとダメージを受ける。
 トリッキーな問題や意地悪な選択肢も多く、突破は容易ではない。)

(ゴールのマスまでたどり着くと…)


グランチルダ
「『勝てる奴はいない』と言っっったのに…、このボードのメーカーは言っっったのに…。
  こんなの 何か〜〜〜の 間違いだ〜〜〜、わしの 願い〜〜〜は 届かな〜〜〜い。

  仕方が 無〜〜〜いけど 賞品は〜〜〜、わしが 逃げたら 持って 行け〜〜〜!
  わしを 追いかけるのは 諦めな〜〜〜。
  この借りは 返〜〜〜すさ 覚えときな〜〜〜!」

(通用口から逃げるグランチルダ。
 ここでようやく、表彰台にいたチューティの救出に成功したのである。)


バンジョー
「ちなみに カズーイだったら、どれを貰う?」

チューティ
「あたし! あたし! あたし!」

カズーイ
「えーっと、あたいは…あのブサイクなのがいいわ!」

バンジョー
「おいおい チューティを選んでくれよな。一応…」

カズーイ
「あーら、チューティの事よ!」

バンジョー
「カズーイ!!!」

チューティ
「お兄ちゃんたち! こんな所で、漫才はいいから、早く帰りましょ! もう 充分冒険したから!」

バンジョー
「よし! それじゃあ、出発〜!」

(そして主要キャラクターの紹介をしながらのスタッフクレジットが始まる。
 味方、敵、そしてそれ以外の人物までもを、一斉に紹介していく。
 最後に紹介されるのは、主役のバンジョーとカズーイ。それも、帰宅直前の様子を映しながら…。)


カズーイ
「さあ、バンジョー、帰りましょう!」

バンジョー
「ヒー、フー。うん。急いで帰ろう!」

(そこに一体の雑魚敵が出てくる)

カズーイ
「ねえ あそこ! ニンジンが一匹、残っていたわ…」

(それを倒すバンジョー)

バンジョー
「アラよっと! これでOKだろ?」

ボトルズ
「お帰り! パーティを始めますよ!」

バンジョー
「イヤッホー! さあ、飲むぞー!」

(そして祝いのパーティが始まった。
 バーベキューをするマンボに、トウモロコシを食べているボトルズ、
 そして大ジョッキ片手に豪快に酒を飲むバンジョーとカズーイ。)


マンボ
「マンボ よく頑張った! 熊と鳥 手伝っただけ。」

ボトルズ
「まったくです。でも私が、色々とアクションを教えたりして…」

カズーイ
「あんたたち、何言ってんのよ! あたいとバンジョーこそが、このゲームのスターなのよ!」

(そこにチューティも現れる。)

チューティ
「ねえねえ、みんな。これは何のパーティなの? グランチルダは逃げたのよ。早く戻ってやっつけて!」

(愕然とする一同。一瞬にしてパーティがおじゃんになってしまう。そう、決着はまだ付いていない。)

カズーイ
「あたいは 行かないわよ!」

バンジョー
「痛てて! カズーイ。さあ、一緒に行くぞ!」

(なんと今のは仮エンディングだった。ジョッキを持ったまま強引に家を出発するバンジョー。
 そして、ふたたび舞台はクイズショー。通用口から最終ステージ後半『とりでのてっぺん』へ。
 目の前に広がる光景はもはや、これまでと違って遊び心を盛り込んだような構造をしていなかった。
 おそらく魔女グランチルダの砦本来の禍々しい姿であろう…)

(行く手をふさぐ巨大な扉。そこにはジグソーパネルがある。しかも、25枚必要。)


グランチルダ
「わしは まだま〜〜〜だ 奥にお〜〜〜る。
  も〜〜〜しも わ〜〜〜しに 会いた〜〜〜くて、
  その絵を完〜〜〜成 させて〜〜〜も、わし〜〜〜に会えるとは 限らな〜〜〜い!」

(どうにかジグソーピースを用意して完成させると、扉は開くが…)

グランチルダ
「そこ〜〜〜で お前〜〜〜ら 行き止まり〜〜〜。
  わし〜〜〜は そのま〜〜〜だ 上にお〜〜〜る!」

(その先の部屋が、砦の最上階だった。しかし、グランチルダの姿は確かに無い。
 かわりに居たのは、一体の薄汚い鍋…。)


カズーイ
「ヒエー、これ 臭いわー!」


「おっ! お客さんですな。私はディングポット。」

カズーイ
「今まで、お客さんなんか来た事があるの? こんな臭い所に。」

ディングポット
「はてはて? その鳥?は 何が言いたいのだろう?」

バンジョー
「失礼。つまり彼女は、ここにグランチルダが来たかどうか 訊きたいのです。
  どこにいるか知ってますか?」

ディングポット
「勿論です、熊さん! グランチルダはとんでもない事をするんですよ!
  汚い物は、全部私の中に投げ込むのです。例えば…

  グランチルダさえ居なければ、私は自由になれます。」

グランチルダ
「自由〜〜〜になんか〜〜〜 なれるわけな〜〜〜い!
  こいつ〜〜〜ら 倒して すぐに 洗濯だよ〜〜〜!
  わし〜〜〜の 汚れ〜〜〜た 洋服を〜〜〜、
  お鍋〜〜〜の 中〜〜〜で 洗ってやる〜〜〜。」

バンジョー
「ディングポットさん。心配要りません。グランチルダはもっと上に居るみたいです。
  そこに行く方法を教えてください。きっと 倒してみせます!」

ディングポット
「わかりました。簡単です。私の中に飛び込んでください! そうすれば、上まで打ち上げます。」

カズーイ
「そこに飛び込むですって! 冗談じゃないわ!」

バンジョー
「行こう! カズーイ。お前がいなきゃ、誰がグランチルダを倒すっていうんだい? さあ、息を止めて、GO!」

(飛び込むと、砦の屋上に一気に打ち上げられる。そしてグランチルダが待ち構えていた…)

グランチルダ
「こんな 奴ら〜〜〜が 来るなんて〜〜〜、
  絶っっっ対 おかし〜〜〜い 信じられ〜〜〜ん!
  こうなりゃゃゃ 戦うしかないな〜〜〜。
  絶っっっ対 熊ども 倒してやる〜〜〜!」

(グランチルダとの最終決戦!
 注:この戦いでは、セリフに多数のパターンがあるため今回紹介するのはその一例でしかありません。)

(死闘の末、ジンジョーたちの協力もありグランチルダを追い詰めていくが、
 当のグランチルダにはまだまだ余裕が見える。だがそこに、巨大なジンジョーの石像が現れる…)


ジンジョーの巨大石像
「私は『ジンジョネーター』。私は無敵! 私にエネルギーを…。」

グランチルダ
「すぐに バンジョ〜〜〜 倒れるから〜〜〜
  せっっっかくだけど 出〜〜〜番は 無いよ!」

(本気を見せるグランチルダの攻撃をかいくぐって起動に成功すると、
 石像が剥がれ落ち、中から青く光る巨大なジンジョーが姿を現す。驚愕するグランチルダ。
 全てのジンジョーの力が加わり、執拗にグランチルダを攻撃する。)


グランチルダ
「バンジョ〜〜〜 もう少し待ってろよ〜〜〜。
  こいつを 倒し〜〜〜て 次は お前だ〜〜〜!」

(それでも、グランチルダが倒れる様子は無い。
 それを見たジンジョネーターはエネルギーをチャージ。
 流石のグランチルダも足がすくみ、まともに動ける状態ですらない…。
 そして、最後の一撃が加えられ…グランチルダは砦の頂上から落下していく…。)


グランチルダ
「こんな 奴ら〜〜〜に やられるとは〜〜〜!
  最後の魔法だ〜〜〜 何とか当たれ〜〜〜!」

(グランチルダが放った魔法は、叫びも空しくバンジョーの真上を通過していった…。)

(砦から落下するグランチルダ。ここで、先ほどの戦いの余波による落石が発生。
 地表に激突して自分の体重でめり込んだその場所に落石が命中、
 グランチルダは生き埋めになってしまう。岩をどけようとするが、まったく外れない…)


グランチルダ
「グルル〜…

  グルルル〜〜〜!!!

  なんて 重〜〜〜い…

  こんな〜〜〜の わしの運命ぢゃ な〜〜〜い!
  クランゴ! 急げ〜〜〜! 助けてくれ〜〜〜!」

(戦い終えたバンジョーたちは、海にバカンスに来ていた)

バンジョー
「いやー、疲れた! やっと全部片付いたよ。
  チューティ、もう ゆっくりしてもいいよね?」

チューティ
「勿論よ。お兄ちゃんとカズーイさんは、スーパースターよ!」

カズーイ
「メガネ君 聞いた? あたいがスーパースターだって!」

ボトルズ
「ウーン、まあ、確かに。よく頑張りました。カズーイ!」

カズーイ
「サンキュー メガネ君。相変わらず馬鹿丁寧な話し方ね!」

バンジョー
「もう…カズーイは…。それより、みんなで見ようよ! これを!!!」

(スタッフクレジットで紹介しきれなかったキャラクターたちを一斉紹介する。)

(全ての紹介が終わると、舞台は再びビーチへ。椰子の木からマンボが降りてくる。)


マンボ
「オイ! 秘密の写真を、マンボ ゲットした!」

カズーイ
「骸骨さん すごーい! ねえねえ 何の写真?」

マンボ
「お前たち 見落とした事。『つーぎ』のゲーム(次回作)で 使える秘密!」

バンジョー
「オー! 聞いたかい カズーイ! 『次』?のゲームがあるみたいだぞ!」

カズーイ
「すごいわ! じゃあ早速その写真を見せてよ。骸骨さん!」

マンボ
「ジグソー100個集めたか?」

(100個集めてない場合) (100個集めてきた場合)
バンジョー
「あぁ…いいえ まだです。
  僕たち全部で○○個しか集めていません…」

マンボ
「じゃあ ダメ。100個のジグソー集めた、
  最高のプレイヤーしか ダメ。全部集めたら見せる。」

カズーイ
「そんなの酷いわ! ねぇ ちょっとだけでも…」

マンボ
「ダメ。マンボ もう行く。マンボ 今日はデート。」

(立ち去ってしまうマンボ)

チューティ
「お兄ちゃん! という事は、まだ、ゲームを
  完全クリア出来てないという事ね。どうして、
  戻ってジグソーを全部集めてこないの?」

カズーイ
「そうね…あたいも その写真が見たいわ!」

(その頃、生き埋めになったグランチルダは
 クランゴに助けてもらおうとするが…)


クランゴ
「ウウウ…クランゴ コノ岩 何トカ シマス。
  グランチルダ様、心配シナイデ。
  必〜〜〜ズ オ助ケ シマス!」

グランチルダ
「愚かなク〜〜〜マよ 五月蠅いト〜〜〜リよ
  わし〜〜〜は 戻るぞ
  『バンジョー・つ〜〜〜ぎ』(仮名)で」














































































































 
バンジョー
「勿論集めましたよ。マンボさん!」

カズーイ
「そうよ、早く秘密を見せてほしいわ! 骸骨さん。」

マンボ
「この写真、今回のゲームの謎 写ってる。
  全てがはっきりするのは、『つーぎ』のゲーム!!
  バンジョー・つーぎ(仮名)!」

バンジョー
「バンジョー・つーぎ(仮名)!
  なんだか凄そう。面白いのですか?」

マンボ
「マンボ あまりの凄さに 顎が外れた…。」

カズーイ
「ねえ、ちょっとー! それって、
  バンジョー・カズーイ・つーぎ(仮名)
  に ならないの? あたいも出演したいわ!」

マンボ
「バンジョー・つーぎ(仮名)の前では、
  今回のゲーム 霞んでしまう。
  マンボ 『つーぎ』のゲームで使える、
  アイテムを見せる。ほれ、見ろ…。」

(手にした写真を見せるマンボ。
 何故か動画になっている。映って写っているのは、
 『おたからザクザクびーち』の海に沈んだ大岩だった。
 しかし、その大岩がせり上がっている。
 中央には空洞があり、どうやら中には入れるらしい…)


マンボ
「最初の秘密、びーち。みんな よく 見る。」

カズーイ
「ねー 骸骨さん。
  その岩はどうやれば上に上がってくるの?」

マンボ
「ウー ウー …マンボ 何も 言えない!」

(中に入るとそこは洞窟だった…)

バンジョー
「ワオッ 秘密の洞窟だ!」

マンボ
「熊と鳥 上まで登る。」

カズーイ
「上には何があるの?」

マンボ
「もうちょっと見てれば分かるぞ ハネハネ。」

バンジョー
「ヒャー 結構高いんだな。」

カズーイ
「バンジョー、心配しないで。あたいの、出番のようね!」

(最上部まで登ると、そこには
 見たことも無いピンク色の大きな卵が置かれている)

(次にマンボが出したのは二枚目の写真。
 舞台は『フローズンズンやま』。)


マンボ
「次は雪山!」

バンジョー
「ウォーザの洞窟だ…。」

(洞窟内にはどうしても壊れなかったはずの氷の壁。
 それが跡形も無く壊されていた…)


バンジョー
「僕ら、ここには来た事があるんだけど…」

カズーイ
「ねーねー。さっきのビーチの卵は何? 教えて!」

マンボ
「ハネハネ 静かに! よく見ろ…」

カズーイ
「奥には何があるの?」

(壊れた氷の壁の向こうにあったのは…)

バンジョー
「わー。氷の鍵だ!」

カズーイ
「これ、どこで使ったら良いか、あたい 分かるわ…」

バンジョー
「カズーイ!!! 静かに!」

(そして三枚目の写真を出すマンボ。
 『ゴビバレーさばく』にある開かずの扉が、開いている…)


マンボ
「もう一つの秘密。砂漠にある。」

カズーイ
「素敵よ〜 マンボさ〜ん。
  ねぇ〜、卵と鍵の事、教えて頂けませ〜ん?」

マンボ
「マンボ 今まで、
  鳥に散々馬鹿にされたから 絶対喋らない!」

バンジョー
「ここには 何があるんだろ?」

(奥には金色の棺。中にはビーチにもあった卵。今度は青色。)

カズーイ
「フン! ちょっと変わった卵が また一つあるだけじゃない…」

(これで写真の紹介は終了。)

バンジョー
「ワーオ! これはどうしたら?」

マンボ
「マンボ 何も言わない。
  お楽しみに! 『バンジョー・つーぎ』(仮名)を!」

(これらは、裏技で取れるが今作では意味が無い。
 だが次回作にて入手すると確かに使い道があるという…)

(その頃、生き埋めになったグランチルダを
 助けようとするクランゴは…)


クランゴ
「グウウ…ヘビ〜〜〜ダ。ビクトモ シナイ!
  デモ グランチルダ様ヲ、助ケナケレバ!」

グランチルダ
「ジグソ〜〜〜 全て〜〜〜 取られたが〜〜〜、
  わしは 戻〜〜〜るぞ! 必ずや〜〜〜!」


THE END

(グランチルダの最後の一言は、決してハッタリや負け惜しみではなかった。2年後、グランチルダは
 『バンジョーとカズーイの大冒険2』で本当に復活を果たし、バンジョーたちに復讐することになる…)
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