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ONI2

てんりんじょうよう
「そ・・・・そんなばかな
わ・・・・われは ・・・・このよのおうとな
るはずじゃ こんな こんなことがある
はずない
い・・・・いやじゃ・・・
しぬのは いやじゃぁーー!!」
たかやまる
「これで すべて おわったんだね
みんな ほんとうに ありがとう!」
てんちまる
「れいなんか いうなよ
もくてきは おなじだろ?」
さいかく
「そうだぜ おれなんか おまえよりも
はやく やつらのたくらみに きづいて
いたんだからな」
ひめの
「ひめのだって そうだもーん
ねえねえ それより はやくからだの
ところにかえろうよお ゆうれいのまま
じゃ きもちわるいわ」


とうほうせんにん
「いやいや みんな ぶじでよかった
さあ じぶんのからだのそばに たちな
さい」
とうほうせんにん
「たましいよ それぞれのやどにかえ
るがよい!!」
ひめの
「はあー いきかえるようだわ」
さいかく
「ばあか ほんとうに いきかえったん
だよ」
ひめの
「もう あげあしとりなんだから
でも これでやっと おわったっていう
じっかんが わいたわっ!」
さいかく
「おっ おい よせよ!」
とうほうせんにん
「これで  わしのやくめも おわりじゃ
かえってねよう
いばらきどうじに よろしくな」
ひめの
「せんにんさま ありがとう!」
とうほうせんにん
「うんうん・・・・ かわいいこじゃが
もちっとおとなになってから だきつい
てほしかったのう・・・・」
ひめの
「えっ?」
とうほうせんにん
「いやいや みなのものさらばじゃ」
たかやまる
「よし ぼくらもいこう!」
さいかく
「よーし がいせんといくかー!」


ことね
「みなさん! おめでとう!!
さいぞう
「やったなあ
やっぱり おまえら すげえぜ!」
いばらきどうじ
「おまえたちなら やるとおもった
てきに まわさなくてせいかいだ」
たかやまる
「ぼくたちは もとのせかいに もどり
ますが ことねさんたちは どうするん
ですか?」
ことね
「わたしは いばらとともに よいよう
かいの かくれざとでくらします」
てんちまる
「さいぞう あにきは?」
さいぞう
「あにきか・・・・
いまは おまえのほうが つよいのに
おかしなもんだ
しゅぎょうの たびにでも でるか」
さいかく
「なんなら おれが けいこをつけてや
ってもいいんだぜ」
ひめの
「ふん なによ えっらそうに あんた
も れいぎの しゅぎょうしたら?」
さいかく
「けっ おめえは としうえに たいす
る くちのききかたをおぼえな!」
たかやまる
「ふたりとも そのくらいにして・・
さあ もとのせかいに もどろう」


そして 1ねんのつきひがながれた
ようきろう
「1ねんもふつうのくらしをしておると
からだがなまってしかたない
ひさびさにしゅぎょうでもせんか?」
たかやまる
「ぼ・・・ぼくは えんりょうします」
ようきろう
「こらあー またんかぁー!!」


むらびと
「こらっ わりこみするなぁ!!」
たかやまる
「なんだ この ぎょうれつは?」
ひめの
「わあ たかやまる きてくれたの!
あれから しゅぎょうして うらないの
うでを あげたのよ」
たかやまる
「じゃあ あれは おきゃくさんかあ」
ひめの
「うふっ ちょっとしたもんでしょう?
そうだ! うらなってあげる!」
ひめの
「うーむむむむ・・・・・・えい!!」
ひめの
「すごーい!
とおいみらいで また みんながあつま
ることになるって
たのしみー」
たかやまる
「とおい みらい・・・・?」
ようきろう
「やはり ここに おったか!」
たかやまる
「わわわ おじいちゃん!」
ひめの
「また おっかけっこ? あきないのね
うらぐちから でてもいいわよ」


ようきろう
「たかやまるー!!!」


しんえもん
「おお たかやまるどの!
じつは いつぞやの じゅさつしをふん
づかまえたでござるよ」
じゃばら
「うおおん うおおん」
かばら
「たかやまる たすけとくれよ
ろうやは もう いやだよー」
たかやまる
「しんえもんさん このひとたちを み
のがしてくれませんか?」
しんえもん
「なんとっ どういうことで ござるか?」
たかやまる
「かれらも あしきものの ひがいしゃ
です
それに ぼくらに きょうりょくしてく
れたんです」
しんえもん
「うーむ たかやまるどのの たのみと
あらば・・・・ しばし またれよ」
しんえもん
「みなのもの みみをかせ」
しんえもん
「ごにょ ごにょ ごにょ・・・・・・」
しんえもん
「ささ いまのうちに にげられよ!!
くだらない しゃれで ぶかを かなし
ばりにしたでござる」


ようきろう
「こーら!!! たかやまる
やっとみつけたぞ!!」
ようきろう
「なんじゃ でかぶつ じゃまじゃ!」
かばら
「なんだか しらないが いまのうちに
おにげ!」


さいぞう
「よう たかやまる
いいところにきたぜ!
このひとを なんとかしてくれよ」
さいかく
「おれが 1ねんかんしゅぎょうのせ
いかを ためしてやるっていっているの
に やだっていうんだぜ」
たかやまる
「・・・・・・あいかわらず ちからだめしが
すきなんですねえ・・・・・・」
さいぞう
「じょうだんじゃない
おれが りゅうじんさまに かてるわけ
ないだろ!!」
さいかく
「てきとうに てえぬいてやるって」
ようきろう
「こんどこそ にがさん!!」
たかやまる
「げっ さいぞうさん
ぼくも おなじようなもんです
がんばってください それじゃぁ」
さいぞう
「そりゃあないぜ おれもにげるぞ」


さいぞう
「おーい おれもつれてってくれー」


ことね
「まあ たかやまる おひさしぶりねえ
いま ちょうど あにがきているの
いばらのことを あんなにうたがってい
たのに いまではきがあってるみたい
ところで おじいちゃんは?」
たかやまる
「も もうすぐ くるかも・・・・・・」
ことね
「えっ?」
ようきろう
「たかやまるは おるかー!」
たかやまる
「わわっ もう きちゃった」
ことね
「おじいちゃん きてくださったのね」
ようきろう
「おお ことねか
いやあ ははおやに にてきおって
むすめかとおもったぞ
おなごの まごも いいもんじゃな」
ことね
「うふっ もうすぐ ひまごのかおも
みれましてよ」
ようきろう
「なに! ほんとうか でかしたそ」
ようきろう
「しまったあ にげられたか」
ことね
「どうかなさったの?」
ようきろう
「じつは かくかくしかじかでな
もう わし へとへとでうごけん」
てんちまる
「じいちゃん おれに まかせてくれよ
たかやまるは きっとつれもどす」
ようきろう
「おお!
おまえには さんざん めいわくをかけ
たのに やさしいのう」
てんちまる
「3にんで くらそうっていってくれた
じゃないか・・・・ うれしかったよ」
ようきろう
「てんちまる・・・・・・」
てんちまる
「もどったら こんどこそ いっしょに
くらそう
そのかわり きびしいしゅぎょうは
なしだぜ」
てんちまる
「にんぽう かげしばり!!」
たかやまる
「うわっー!
てんちまるさん ひどい!」


このご かれらは なにごともなく
へいおんな ひびをおくった
しかし また あしきものたちがうごき
だすひが おとずれるかもしれない
そのときは かれらのしそんが
かつやくしてくれる※だことだろう
※製品の誤字
もしかしたら きみが かれらのしそん
かもしれない・・・・・

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