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イース2のエンディング


イースUのCDドラマ「サラウンドシアターイース」より。
アドル:松本保典
フィーナ:平野文


すべての災厄を引き起こしたダームを倒したアドルはフィーナと再会する。
フィーナ「アドル…」
アドル「フィーナ…やっと会えたね…。」
フィーナのそばに来るアドル。
フィーナ「これでイースに平和が戻りました。ありがとうアドル。」
アドルに微笑みかけるフィーナ。
フィーナ「…あのときのこと、覚えてる?
     ほら、神殿であなたに助けられたとき。
     あなたに初めて出会ったときのこと…。」
アドル「フィーナ?」
フィーナ「短い間だったけど、ジェバの家で過ごした日々はとても楽しかった。
     みんな優しくて、温かくて、素敵な人たちばかりで…。
     自分の知らない世界にこんな素敵な人たちがいたんだって知ったとき、
     なんだかすべてがわかった気がしたの。」
アドル「……」
フィーナ「イースはもう過去の世界になってしまったんだなあって…。
     あなたに出会えたことが一番嬉しかった。
     だってあなたとは、初めて普通の女の子として
     話すことが出来たような気がするから…。」
アドル「もうすべて終わったんだ。
    普通の女の子に戻っていいじゃないか。」
フィーナ「いいえ…私にはイースにもう魔が蘇らないように、
     人々が平和に暮らしていけるように見守っていく使命があります…。
     私…あなたに会えて本当によかった…。
     さよなら……アドルさん…。」
アドル「フィーナ!!」

光に包まれ、自らを石化させて眠りについていくフィーナ。
それを見つめるアドルの脳裏にフィーナの声が響く。

フィーナ「アドルさん…時々でいいから思い出して下さい。
     私のような女の子がいたってことを…。」


                          THE END

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