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悪魔城ドラキュラXクロニクルのエンディング 台詞追加バージョン


長い戦いの末、ついにドラキュラの玉座までたどり着いたリヒター。

ドラキュラ:待ちかねたぞ。ベルモンドよ。
リヒター:滅びよ!ここはお前の住む世界ではない!
ドラキュラ:私は自らの力で蘇るのではない。欲深な人間共によって蘇るのだ。そして力によって統率し、力が、唯一の正義なのだからな。
リヒター:それはお前の勝手な言い草だ。人々は同じ信念の元に集い、歩んでいくのだ!決して邪悪なものであってはいけないのだ!
ドラキュラ:だが、現に私はここにいる。そなたには欲望というものがないのか?
リヒター:そ、それは…
ドラキュラ:そなたたち人間は欲望によって発展し、そして信仰により統率されてきたのだ。果たして私が邪悪なる者と呼べるのかな?
リヒター:しかし、人間は力だけでは統率できない。尊い、敬い、慈しむ心があればこそ、統率ができるものだ。
ドラキュラ:下らぬ。どちらが正しいか、死を持って分からせてやる!
ついにドラキュラとの最後の戦いが始まった。

第2、第三形態に変貌するドラキュラだが、それでもリヒターはくじけず、戦い続ける。そして、ドラキュラを倒したリヒター。
ドラキュラ:…またしてもベルモンドの血に敗れるのか…これも定めなのかもしれんな……
リヒター:俺の方が正しかったようだな。
ドラキュラ:い…今は負けを認めよう…だがいずれ…必ず私は蘇る…人間の欲望が消えぬ限りはな…
リヒター:人は過ちを繰り返す。だが、やり直す事はできるのだ。お前が復活しても必ず倒して見せる。人間を甘く見るなよ。邪悪な者は、いつかは滅びる!
ドラキュラ:そうか…そうかもしれんなぁ。ハッハッハッハッハッハッ。ベルモンドの末裔よ。また会おう。ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ ハッハッハ。
ドラキュラは消えた。リヒターは城を脱出する。

崩れゆく城を眺めるリヒター達。

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