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きら「な、なんだ、この強力な力場? クソッ! 身動きがとれん! こんなところでこのきら様が・・・・・・」
美鳳「きら、おかげで博士を救出できました。今、そちらに向かいます。今しばらく、耐えてください」
きら「美鳳・・・・・・明芳・・・・・・。フン、私ひとりでも問題ないが、特別に助けさせてやろうじゃないか」
アナウンサー「ああっ! 謎の城が、お、落ちてきます! このままでは大変なことに―。
        ―消えた!? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・。えーっと・・・・・・?
        お茶の間の皆様、私にはもう、この状況を説明できる自信がありません。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・転職、考えなきゃ・・・・・・」

数日後
きら「よし、今から私の言うことをよーく聞け。今、この大道寺きら様がしなければいけないことは何なのか?
   打倒、資本主義。くたばれ、共産主義。個人の幸福、社会の繁栄、クソくらえ!
   世界を征服し、あらゆるものを制圧する。私の私による私のための統治。私は世界を支配する!
   そのためにも、私は攻め続けてやる。打って撃って討ちまくりだ! ためらえば負け犬。威嚇はしない。
   そこで、このしょっぱい島国を制圧する最後のミッションに取り掛かる。国のてっぺんを押さえれば勝ちだ。
   陽動とかいう面倒くさいことはなしだ。この程度のミッションは、正面から強行突破で終わらせる。
   この新世界を創り出す偉大な作戦行動に明芳、美鳳、お前たちを参加させてやろうじゃないか
   その後、私の参謀として私が各国を平定していくプロセスを見届けさせてやるぞ」
博士「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
きら「ん? どうした、ふたりとも。拒否は許さんぞ。最後まできっちり恩を倍返しにしろ」
博士「美鳳、そこの危険人物を止めて♪」
美鳳「了解しました。きら、許してください」
きら「あん? ―ぐはぁっ! な、何を・・・・・・する・・・・・・貴様・・・・・・ら・・・・・・」

きら「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。ここは・・・・・・私の部屋か。くそ・・・・・・あいつら、私を裏切るとは・・・・・・。
   ・・・・・・ん? これは・・・・・・おおッ!?
   フン、さすが私だ! 意識を失っていても世界征服だけは忘れていなかったか!
   見れば見るほど、感心する出来栄えだな、この世界地図は! 私の描く理想の世界がここにある!
   この地図を私の旗として掲げて思うように世界を作り変えてやる。くっくっく・・・・・・はーっはっはっはーっ!」

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