はぁと：「わーっ！？ 空なのに地震！？ は、はやく逃げなきゃ！」
冴姫：「はぁと！ こっちよ！ 急いで！」
はぁと：「冴姫ちゃん！？ ・・・・・・うん！ すぐ行くよ！」
アナウンサー：「ああっ！ 謎の城が、お、落ちてきます！このままでは大変なことに― ―消えた！？・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・。えーっと・・・・・・？ お茶の間の皆様、私にはもう、この状況を説明できる自信がありません。・・・・・・・・・・・・・・・・・転職、考えなきゃ・・・・・・」
数日後
はぁと：「冴姫ちゃん、おはよー♪」
冴姫：「あ・・・・・・。はぁと、おはよう」
はぁと：「あのね、冴姫ちゃん。ごめんね。朝から謝るのもおかしいけど、いつまでも引っ張るのはイヤだから」
冴姫：「・・・・・・え？ どうして、はぁとが謝るの？ 謝るのは私の方でしょ？」
はぁと：「誰だって言えないことがあるのに、私、無理言って、冴姫ちゃんに嫌な思いさせちゃったかなって・・・・・・。だから、ごめんね。でも、冴姫ちゃんの心配はもうないよね？ ぜんぶ、終わったよね？」
冴姫：「ん・・・・・・そうね。全部・・・・・・終わったわ。・・・・・・私、悩んでいたのがバカみたい。・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・ありがと」
はぁと：「え？ 冴姫ちゃん、何か言った？」
冴姫：「なんでもないわよッ！ ―ち、遅刻するから、急いで！」
はぁと：「ええーっ？ なんでなんでー？ 冴姫ちゃん、なんで怒ってるのー？ わーん！ 待ってよーっ！」
舞織：「あら、はぁとちゃん。おはようございます」
はぁと：「まおりん♪ おっはよ♪ あとで宿題のノート見せてね」
リリカ：「ハート、めずらしく早いじゃん。アタマでも打ったの？」
頼子：「おはよう、愛乃さん・・・・・。うぅ〜寝不足でめまいが・・・」
はぁと：「りりちー、よりぷー、おはよ〜♪」
冴姫：「ちょっと！ はぁともみんなも！ もうすぐ予鈴なんだから！
少しは急いで！」
はぁと：「うんっ！ さ〜っ、今日もがんばるぞーっ♪」