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アークススピリッツのED

注:メガドライブ版の移植

カストミラ
「な・・・貴様、レアティ
ど、どうして?
カストミラ
「やめろ、見逃してくれ!
永劫の闇に
あの暗く、
あの冷たい闇には戻りたくない
カストミラ
「ギャー・・・

邪悪に満ちた神殿が
偉大なる大地に抱かれた時
また一つ、
新たなる伝説が生まれた。

一本の宝剣に始まった
壮大な戦いは、
かくして勇者達の結城と
力により幕を閉じ、
悪魔”カストミラ”は
再び復活した魔女レアティ
によって
再度永劫の闇へと
封印された。

癒されることのない
傷ついた体は
復活した魔剣
”レアティの力”の前に
永遠にその力を
発揮することはないだろう

だが、
忘れてはならない。
戦いの勝利、
そしてレアティの復活には
勇者達の心
憎しみではない多くの力があった事を
勇気と優しさ、
そして
慈愛があった事を・・・。

レアティは言った。
憎しみは不毛な感情だと。
そして、破滅だと。
苦難、出会い、別れ・・・
幾多の経験を経て、
戦いを終えた勇者達に、
そこ言葉の意味は
容易に理解できた。
そして、
その言葉を
繰り返し心の中で
つぶやいた。

ふと、
彼女達は考えた。
いったい、レアティとは
何者だったのだろうか?
レアティとは、
あるいは
カストミラの
もう一つの
姿だったのかもしれない。
カストミラの光の部分が、
レアティを生み出したのか
レアティの影の部分が、
カストミラを
生み出したのか・・・
真実は誰にもわからない。

ただ
2つは限りなく
寂しい存在だと
いうこと以外・・・。

後の歴史において
この戦いは
新たなる英雄譚として
語りつがれる事となる。
アルカサスの
大いなる英雄の物語
アークス・オデッセイ
として・・・


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