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アークザラッドUのエンディング


闇黒の支配者を倒したところから。
ククルはすでに死亡してます・・・。

闇黒の支配者「人間がこれ程の力を持っているとはな…。
だがお前等人間には私を倒す事も封じる事も出来ん。フフフ、この世界が手に入らん
のなら、この地上の生物全てを消し去ってやる」
エルク「なぜだ、奴は不死身か!?」
アーク「止めなければ…。でもどうすれば!?」
闇黒の支配者「こ、これはどうした事だ!?か、身体が…!」
ククル『しっかりしてアーク!』
アーク「ククル!ククルなのか!?」
ククル『アークよく聞いて。私の肉体は既に滅んでしまった。
でも魔王が弱っている今なら意志の力で動きを封じる事が出来る。アーク。貴方の力
で魔王を封印するのよ!
私が魔王の動きを封じている間に早く封印を!』
アーク「しかし、聖柩は破壊されて…。」
ヨシュア『息子よ、お前の手にした剣にお前の持つ全ての力を注ぎ込むのだ。
力を得たその剣が魔王の封印となる。アーク、私の意識が消えてしまう前に早く
…。』
闇黒の支配者「馬鹿な…!たかが小娘の意志が私の力よりも強いというのか…?
アークよ、私を封印すれば貴様の命も無くなるのだぞ。考えてもみよ…この世界が命
を懸ける程価値のあるものなのか…。」
アーク「…俺は、人間を、この世界の未来を信じる!精霊の力よ、我が剣に宿り、古
よりの災いを振り払う力を与えよ。
魔王よ、全ての怒りを、悲しみを、思い知れ!」
闇黒の支配者「がああ!このまま、また破れ去り、永遠とも思える眠りにつかねばな
らんのか…。
私はいつか再び……復活する……愚かな人間がいる限り……必ずな…!!」

(闇黒の支配者は封印されましたが、世界は壊滅的な被害を被っています)

エルク「リーザ、大丈夫か?」
リーザ「ええ。みんなは?」
シャンテ「どうやら、生き延びたみたいね。」
エルク「何とかな・・・。」
サニア「いつまで寝てるの!」
ポコ「ぎゃっ! ひどいなぁ、もう。 他のみんなは?」
ゴーゲン「どうかしたんかの?」
サニア「あんた達を心配してたのよ」
トッシュ「どうやら、死に損なっちまったようだな」
エルク「…。何もかも、無くなっちまったのか」
リーザ「…そうね」
トッシュ「ひでぇ、有り様だぜ。」
エルク「俺達は何の為に戦って来たんだ?アーク。あんた、何の為に死んだんだ…。

こんな絶望だけしかない未来を俺達に見せる為なのか?世界が滅びちまったのに。
俺達だけ生き残って、どうなるってんだ!」
リーザ「エルク…。」
エルク「ちくしょう…。」
アーク『まだ終わっちゃいないさ』
ククル『希望を捨てない限りはね』
エルク「アーク!」
リーザ「ククルさん!」
アーク『世界は荒廃してしまったが、消えてしまった訳じゃない』
ククル『生命は、絶えてはいない。全てが失われた訳じゃないの』
アーク『生き残った者でやり直すんだ』
ククル『そう。それが、神の下した判断なの。私達は、生き残った命に光を与えに行
きます。再生する世界への希望という光をね』
アーク『それが、僕達の最後の仕事だ。この世界を、もう一度生まれ変わらせるの
は、君達の子供なんだ。
エルク、頼んだよ』

FIN

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