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遊戯王デュエルモンスターズ光のピラミッドのオープニング
ナレーション「ゲームの歴史。それは遥か5000年も昔、古代エジプトまで遡るという。古代におけるゲームは人間や王の未来を予言し、運命を決める魔術的な儀式であった。それらは闇のゲームと呼ばれた。今、千年パズルを解き、闇のゲームを受け継ぐ正義の番人になろうという少年がいた。光と闇、2人の心を持つ少年の名を人は「遊戯王」と呼ぶ」
遊戯の家。
そこで遊戯が千年パズルを組み立てていた。
遊戯の部屋にはいろんな影が潜んでいた。
遊戯は神を見て千年パズルの組み立てに専念していた。
遊戯「(見えるんだけど、見たことないもの……それはパズル。見えてはいても、まだ完成させたことないからどんな形になるのかわからない!!)あ〜〜〜〜ッ、もう少しなのに!!」
遊戯が頭を抱えている中、空から雷が鳴っていた。
エジプト。
そこで考古学者たちが遺跡を探索していた。
男2人が壁を掘っていると、何かを見つける。
それは鎖につながれていた犬顔の棺である。
一方、遊戯の方はまだパズルの組み立てをしていた。
遊戯「そうか、わかったぞ」
遺跡では男たちが何かを捜索していた。
遊戯もパーツが1つはまった。
遊戯「うまくはまった。そうすれば、こいつもはまるはず」
残るパーツは1つだけとなった。
遊戯の後ろには邪念がいた。
遊戯「できた!! 最後のパーツをはめ込んだら完成だ」
エジプトでは、考古学者がウジャト眼をを押すとそれが動く。
そして奥にはピラミッドがあった。
遊戯「「我を束ねし者、闇の知恵と力を与えられる」か。じいちゃんが教えてくれた願いを叶えるパズルがもうじき完成する」
エジプトでは謎の呪文が唱えられる。
遊戯(これで千年パズルが完成だ)
遺跡のピラミッドが光り出す。
遊戯「やったー、完成だ!!」
『我が魂は解かれたり。我が名はアヌビス、ファラオを滅ぼし、ファラオを無物なり』
遺跡の扉が閉まり、黒雲がエジプトまで広がる。
遊戯は早速千年パズルを首にぶら下げる。
雷が落ち、町中が停電になる。
遊戯「千年パズルよ、僕の願いを聞き届けて。友達が欲しいんだ、心と心をつなぐ強い絆を持った親友が」
双六が遊戯の様子を静かに見ていた。
双六(まさか本当に完成させるとはな。じゃが千年パズルを完成させた者は闇の力の支配者となる。ワシは孫に重い宿命を背負わせてしまったのかもしれん)
その時、千年パズルが光り出した。
遊戯「届いたの!? 僕の願い」
今度は何かが遊戯と重なる。
遊戯(な、何!?)
千年パズルから凶悪なモンスターが出現する。
その時、千年パズルが再び光り出した。
今度は遊戯の人格が変わってしまう。
それが闇遊戯なのだ。
モンスターたちが一斉に遊戯に襲い掛かる。
闇遊戯「沈まれ、魔獣ども!!」
千年パズルの光でモンスターたちが消えていった。
そして闇遊戯が普通の遊戯に戻る。
遺跡では探検隊が脱出しようとするが、なかなかうまくいかない。
アヌビス『闇の王、すでに蘇りたり』
遺跡の天井が崩れ、遺跡全体も崩れ始める。
地底に沈む遺跡。探検隊も落ちて行く。
アヌビス『光の王を探し、光を持って闇を消し去らせ。この世に光を満たす』
ＹＵ−ＧＩ−ＯＨ!
遊戯王
デュエルモンスターズ
光のピラミッド
