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ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険のオープニング

海軍船が大砲を砲撃していた。

ドレイク「くそっ! 先ほどまでの雲1つない天気は何だったんだ?」

海兵「仕方ありません。これが、グランドラインの気まぐれなんですからね……」

ドレイク「このままではマストを破損されるぞ」

海兵「すでに命令は出してあります……」

ドレイク「サイクロンに中傷。奴は突発的に来るからな」

海兵「前後両辺に、見張りを配置しておきました」

ドレイク「嵐が来る前に見つけた海賊船はどうなった?」

海兵「右前方、11時の方向により距離800」

ドレイク「旗印は確認できたのか?」

海兵「はっ。それが……」

ドレイク「何だ? 報告せい!」

海兵「はっ! 敵のマークに麦わらが描かれてます」

ドレイク「何!?」

海軍船の砲撃にメリー号が揺れる。

ドレイク「くそ…… ならなおのこと捕らえておかねばならん奴ではないか!」

海兵「小型船とはいえ、この嵐の中を見事に進んでいきます…… 優れた航海士が乗っているのでしょう」

ドレイク「くだらん関心をしてるひまがあるか、バカモン!!」

海兵「は、はい!」

メリー号はどんどん遠ざかっていく。

ドレイク(近頃海軍本部でうわさの麦わら海賊団…… モンキー・D・ルフィとその一味。この忌々しい大海賊時代に、またとんでもない連中が名乗りを挙げてきたものだ……)

海兵「艦長、本部よりコールが」

ドレイク「こんな時に、緊急か?」

海兵「はい! 3番の電伝虫につながってます!」

ドレイク「何ですと?」

電伝虫「今、伝えた通りだ。機関のいる海域に海賊どもが集まっているとの情報が入っているとの情報が入っている……」

ドレイク「何の目的があってそんな……」

電伝虫「推測ができん! 恐らくまたあのバカ騒ぎだろう……」

ドレイク「以前あった裏レースですか?」

電伝虫「恐らくな……」

ドレイク「それでか…… 先ほど海賊船を1艘見つけたところです!」

電伝虫「そうか。周辺海域を引き続き警戒してくれ…… 今回は厄介な名前も挙がっている」

ドレイク「厄介?」

電伝虫「ガスパーデだ……」

ドレイク「あの卑怯者が!?」

電伝虫「そうだ。我々海軍にとって最大の男。もうこれ以上好き勝手させるわけにはいかぬ! 絶対的正義の名の下に……」

ONE PIECE
THE MOVIE
デッドエンドの冒険

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