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絶体絶命でんぢゃらすじーさん(漫画) 

 

第1話「じーさんじゃっ!」

 

 

じーさん「突然だが、世の中は危険がいっぱいで、まいっちんぐ(ハートマーク) 

どれくらい危険かというと・・・・・・。」

 

すると、どこからか風が吹き始め、木の葉がじーさんの頭に刺さる。倒れるじーさん。

 

「ウソをつけ、ウソをーーーっ!」

 

突っ込む孫。

 

じーさん「とゆーわけでこのマンガは世の中のいろんな危険から! 

助かる方法を教えちゃう超ステキなマンガなのじゃーーーーーっっ! 

このマンガを読めば、寿命が5秒はのびる。」

 

孫(5秒かーっ!!)

 

少々あきれる孫。

 

危険その1 『落下!』

 

じーさん「孫。散歩つきあえ!」

 

孫「散歩くらい、1人で行けば?」

 

やや不満げな孫。

 

じーさん「超ドンマイ。」

 

そして、戸を開けるとそこは・・・。

 

孫「?」

 

なんと家の周りは崖になっていた!

 

「どぉわ〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!」

 

落ちていく二人。

 

じーさん「とゆーわけで・・・・・・、

今回は、家の周りが突然がけになっていて落っこちても・・・・・・、

助かる方法を教えよう!」

 

「落ちついとる場合かーーーーっ!!」

 

そしてじーさんは携帯電話を取り出した。

 

じーさん「まずは冷静に・・・・・・、助けを呼ぼう。」

 

電話をかけるじーさん。そして・・・・。

 

じーさん「あ、もしもし オレオレ。今なにしてる?ヒマしてた?

オレ?今、落下中。イヤまじでマジで。」

 

「間に合わねーっつのーーーー!!」

 

じーさん「ならばこれ以上! 落ちなければいいんじゃ!! ふぬぬ・・・・・・。」

 

と言ってまもなく、なにやら力を入れるじーさん。

 

孫「・・・・・・・まさか、おならで飛ぶとかいうんじゃねーだろうな・・・・・・・。」

 

ギクッとなるじーさん。

 

じーさん「ちちちちちちがわーーーーーい!!」

 

なんとじーさんは大便を垂れ流していたのだ!

 

「わーっ!」

 

驚く孫。

 

孫「空中でうんこもらしてどーすんだ!?」

 

じーさん「いや・・・・・、これは・・・・・・・。ほら・・・・・・、

こーやってうんこのいすを・・・・・・・・。」

 

「うちのジジィはバカだあぁぁぁーーーーーーっっ!!」

 

絶叫する孫。しかし、地面はもう目の前!!

 

孫「もうすぐ地面だーーーーっ!!助けてーーーーーーっ!!」

 

じーさん「孫が地面にぶつからなければいいんじゃな? アレを使いまくろう!  ドリルブーツ!!(定価1800円)」

 

ドリルブーツが地面に刺さる。そして・・・・。

 

「どゅわーーーーーーーっ!?」

 

じーさん「これで永遠に地面にはぶつからんぞ、孫よーーーーーーーーーーーーーっ!」

 

「わはははは、バーカバーカ!!わーっはっはー!!」

 

このまま地球の中へと突き進んでいくじーさんと孫であった。

 

危険その2 『爆発!』

 

ある日、じーさんが冷蔵庫のドアを開けると、そこにはなんと時限爆弾が!

 

じーさん「冷蔵庫に時限ばくだんがーーーーーっ!」

 

「なんだこの超トートツな始まり方はーーーーっ!!」

 

爆弾には「3:00」という表示が!

 

孫「あと3分だよ! どうすればいいの!? おじーちゃん!」

 

じーさん「明日の夜、じっくりこってり教えてやろう!」

 

「あと3分だっつっとるだろーが、クソボケェーーーーーッ!」

 

じーさん「遠くに投げてしまおう!」

 

孫「おぉ!」

 

じーさん「いくぞぉぉっ!」

 

じーさんは渾身の力を振るって爆弾を投げた!

 

じーさん「おりゃぁぁっ!!!!」

 

しかし、爆弾は程なくその場に落下・・・・・。

 

じーさん「ありゃ?」

 

孫「ありゃ?じゃねーっす!」

 

じーさん「こーなったら、こっちがにげるんじゃ。」

 

孫「うん!」

 

じーさん「うおぉぉ!」

 

ナレーター「じーさんは走った! 生きるために! 行きぬくために!!」

 

2分後。

 

孫「ここまでくれば、もう安全だろ?」

 

じーさん「そーね(ハートマーク)」

 

しかし、じーさんの手には例の時限爆弾が!

 

「もってくんなぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜っっ!!!」

 

そして爆弾は大爆発!!

 

「ぎゃーーーす!!」

 

読者に向かってダブルピースを差し出すじーさん。

 

ナレーター「大失敗。」

 

危険その3 『猛獣!!』

 

ある日、孫はテレビでニュースを見ていた。

 

ニュースキャスター「今日午後、動物園から人食いライオンが脱走しました。」

 

孫「ひぇ〜〜〜〜、おっかねぇ〜〜〜〜〜な〜〜〜〜。」

 

そして孫はふと横を見る。

 

孫「おじいちゃん、外は危険だよ!」

 

じーさん「は?」

 

ライオン「ウガアァ」

 

なんとじーさんはライオンに追いかけられていたのだ!

 

「まっ最中かよっっ!!!」

 

ライオンに追いかけられる二人。

 

孫「どうしてこんなことになったの〜〜〜〜〜〜!?」

 

じーさん「教えてほしいか? 話すと5時間はかかるぞ。」

 

まご「んじゃいーや(ハートマーク) わーっはっはーっ!」

 

じーさん「よし! 車で逃げよう!」

 

孫「車なんてどこに!?」

 

じーさん「おぉ!やった!」

 

じーさんが見つけたのはバス停。

 

じーさん「次のバス、あと2分で来るぞ!!」

 

「はえーけどおせーよ!!」

 

ひっくり返るライオン。

 

再びライオンに追いかけられる二人。

 

孫「もうだめだーーーっ!!」

 

じーさん「あきらめるのはまだ早い! ライオンといえば・・・・・・・・・、百獣の王! 

王様には、王様で勝負じゃーーーーーーっ!

 

王様になったじーさん。しかし、ライオンには勝てず、そのまま頭をかまれてしまう・・・・。

 

じーさん「だめでした(ハートマーク)」

 

「思いっきり予想通りだな、おいっっっっっ!!!」

 

じーさん「さて、帰るか。」

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ライオンから解放されたじーさんは、変りにかまれた孫をほっといて帰っていった。

 

「じーさんじゃっ!」おわり

 

 

 

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